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よくなくてもよい

さあ今日もダイエットのために歩くぞ!

…と私はベットの中で決意した。

それでよい。



でもまだ眠いから目を閉じるぞ。

…と私は二度寝した。

それでよい。



寝過ごして昼になってしまった。

…と私は後悔した。

それでよい。



掃除洗濯をしていたら時間がなくなった。

…と私は予定の半分も歩けなかった。

それでよい。



日課を十分こなせなかったと、今日一日を振り返った。

…と私は後悔した。

それでよい。


でも忙しい中ちょっとだけ頑張ったな。

…と私は少し自分を褒めた。

それでよい。






…それでよいのか?

よいのである。



宇宙で起きたことは

すべて真理の摂理にのっとったものであり

起こるべくして起きたことであり

「意思」が望んだことでもある。



でも、ダメな私でよいのか?

そんな疑問が浮かんでくるかもしれない。



あるがままの世界は

唯一なれど

無数の在るでも成り立っている。


唯一にして無数。

無数にして唯一。



それらはすべて

縁で結ばれている。



はるか彼方の恒星から

目には見えない微生物まで。



一見、無意味に思える行いでも

その行いは、全宇宙に響く。



行いは響き合い

行為者には思いもよらなかった

音を奏でる。



その真なる意味を

自我はとらえることができないけど



今、ここに私が在ることによって

気づくことができるのだ。

すべて善し…と。



起きたことは

それでよい。



そのことに

ただ向き合おう。

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