【学級経営】◯◯さんに優しくしましょう。
こんばんわ。
最近CMで見た、岡崎体育さんの歌う「深夜高速」(フラワーカンパニーズのカバー)が頭から離れず、通勤中よく聞いています。
生きていてよかった
生きていたよかった
生きていてよかった
そんな夜を探してる
まさにそうだなぁと。「生きていてよかった」と一日の終わりに思えるような毎日が過ごせたらなんて幸せなのでしょう。
さて、今日は短めの記事を。
私が学級経営をする上で大切にしていることの一つを書きます。
1.「〇〇さんに優しくしましょう。」
教室で過ごしていると、日直や発言者に注目してほしい場面が多くあります。授業中もそうですし、朝の会や帰りの会でもたくさんあります。しかしながら、子どもたちですから、自分の話に夢中になったり、ボーッとしてしまったりすることはよくあります。
そんなとき、私はよく「〇〇さんに優しくしましょう。」と全体に声をかけます。この声かけは「しっかり聞きましょう。」と言っていることは同じです。でも、「優しくしましょう。」の言葉かけの方がものすごく良いと私は思っています。
2.「優しくしましょう。」は想像力を育てる。
この「優しくしましょう。」という言葉は、直接的に「聞きましょう」と言っているわけではありません。ある意味回りくどい言い方です。しかし、受け取る側からすると「聞きましょう」と言われるより、すんなり受け取れるようです。
さらに、この言葉は「想像力を育てる」言葉だなあと思っています。
「優しくしましょう。」と言われると、
①周りの状況を読み取る。
②「した方がよいこと」を考え、判断する。
③それを行動に移す。
ここまでを脳内でこなし、「話す人に注目して聞く」という行動につながります。
回りくどいからこそ、価値のある言葉だと思います。
3.想像力なしに良い関係性はつくれない
学級経営という視点で考えると、集団を良い関係性で保つためには「想像力」は必須です。
集団である一つの方向に向かっていくとき、そこには、「他者がやろうとしていること」を想像し、理解することが必要です。逆に、想像力が未熟であると、自己主張ばかりになってしまい、トラブルばかりが起きます。
想像力は、良い関係性を保つために必要不可欠なものなのです。
おわりに
こういった「想像力を必要とする柔らかい言葉」は学級経営上、とても大切だと思っています。いや、学級経営だけでなく、子育てでも、サークルのような活動でも、会社でも必要なものですね。
想像力を必要とする柔らかい言葉で、明日もよい一日を♪
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