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弱みを強みに変えることが出来るのは、きっと自分だけ

一見、弱点に見えたものが、強みに変わっていく。

いや、変わっていくのではなく、変えていく。
という方が正しいのかもしれません。


私は、周りの音にとても敏感です。

仕事をしていれば、周囲で話している声全てが気になってしまい、集中できなくなったり、体調が悪くなることもあります。

周囲からは、「大変だね。」といった見方をされることがほとんどで、私自身も必要のないものだと感じていました。

でも、ある日クレームの電話を受けたとき、この特性に私は救われたんです。


今日はあいにく、社内には私一人。

恐る恐る話を聞くと、それは私の担当外の内容でした。

すぐに謝罪して解決したいけど、経緯が分からない。
どうしたらいいのか、そう思ったとき。

前日、耳に入ったある職員の雑談の内容が、そのクレームの内容と一致していることに気がついたんです。

私はその内容をもとに、無事対応を終えることが出来ました。


私が繊細な性格で、音に敏感だったからこそ、スムーズに事が進んだ。

これは、ずっと弱点だと思っていた性格が、実は強みだと気がついた瞬間でした。


もちろん、強みだと思っても、弱点が消えるわけではありません。

私はこれからも、音によって集中力が下がり、体調が悪くなるのだと思います。

だからあとは、自分次第。

強みだと思うか、弱みだと思うか。
ただ、それだけのこと。

弱点を強みに変えるというのは、きっとこういう事なのだと思います。


法則なんてない、根拠だってない。

だったら、私は少なくとも、自分の全てを強みと感じたい。

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