城山リツ
毎日一話ずつ(全73話)を投稿していきます。 どうぞよろしくお願いします!
投稿先の各種サイト(作品ごと)のご案内です。
ざわざわと木々が煩いほどに揺れている。 視界は真っ暗で、もう何も見えない。お前が泣いている姿さえも、何も。 「ああ……これはおれの罪だ」 違う。お前は何も悪くない。 俺が弱かったから、守れなかった。 赤い、赤い葉が生い茂る木の下で彼女は言った。 「もっと自分のことを考えていい」 俺はそうは思わない。あいつの方がずっと辛い選択をしている。だけど彼女は首を振る。 「キミは何になりたいの?」 その答えは考えたこともない。 無機質の中で、アイツの声にならない叫びを
うなぎ、サイコー。そんな振り返りです。 今年も土用の丑の日がやって参りました。去年から、鰻を温め直すのが怖くなくなりました。何故なら「DAIGOも台所」で上手に温める方法を見たからです。気になる人は各自検索してみてください。去年の今頃の放送回です。今年もやったかは確認出来てない。 はい、どーん 素晴らしい照り!そしてサン生!(ジョッキはおまけのヤツ) 美味しゅうございました。まじ、うなぎサイコー。生き延びる… 以上。初めてのプライベート写真でした(笑) 私
「わお、とっぷりと日が暮れてラァ」 すでに真っ暗になった外に永が驚いていると、携帯電話を確認した蕾生は今日一番の絶望を孕んだ声でいった。 「ヤベ……母ちゃんから鬼電入ってる」 「こわー!早く帰ろ!」 見送りに出てきた星弥と鈴心に手を振ろうと永が振り返った時、少し強い風が吹いた。 ザワザワと辺りの木々が揺れる。その音に紛れたのか、木の影から一人の男が音もなく現れた。 「──やーっと出てきた!待ちくたびれたでぇ」 「!?」 その男は細身で
左足小指の爪が剥がれそう。そんな振り返りです。 ちなみに、先週薬指が剥がれたばかりです。そんなことはどうでもいい。 AI診断の賛否はあるでしょうけど、嬉しい結果が出るとやっぱり嬉しいものです。だって人間からはめったにもらえないからあ!からあ!…らあ! 投稿サイトも日々進化しているんだなあって最近よく思います。なろう、カクヨムにこだわらなくてもいいのかもしれない。だってそれ以外のサイトではそれなりの結果が出ている。PV数がなろうカクヨムより多いこともある。ランキングに
「ところで疲れているところすまないがもう一点だけ確認しておきたいんだ」 雰囲気を改めて、皓矢が持っていた金属トレイにかけられた布を外した。中には削った石のようなものが二つと、金属片がある。 「それ!!」 永は素早く指差して声を上げる。 「君には心当たりがあるね?」 皓矢がそう聞けば、永は大きく頷いた。 「なんだ?あれ」 それを初めて見た蕾生は鈴心に小声で聞いた。 「あの二つの鏃は詮充郎が持っていた鵺の遺骸から出てきたものと、鵺化したライが吐き出
熱は測ったら負けだと思ってる。そんな振り返りです。 昨日はすみませんでした。軽い熱中症だと思われます(他人事) 来たね、ついに来たよ。 ステキブンゲイさんでくしゃみがジャンル1位をとりました!! うれぴぃ。とれた、うれぴぃ! Nolaノベルさんでもくしゃみは好感触?かもしれない。 編集部さんの2部門両方に注目してもらっている! なろうでも今日は評価もらえた。 カクヨムでは一番PVがある。 いい波、来てるかもしんない!! そんなくしゃみですが、明日から
佐藤が去った後の室内は混乱を極めた。 後から現れた集団は銀騎の縁者らしかった。奇怪な言葉や手振りの応酬が暫くあった後、詮充郎は研究室から運び出されていく。 皓矢がその先頭を行き、集団の後を星弥もついていった。永達三人はさらにその後を走り、どさくさに紛れるような形で外へ出る。 皓矢に星弥も含めた集団は脇目も振らず研究所の建物へと向かっていった。 ぽつんと残された三人は、鈴心の提案で銀騎の自宅へと戻り応接室で待機することにした。 「なんか、疲れたな」 ソフ
ごめん、熱出てきた。今日は体力の限界です… 。・゜・(ノД`)・゜・。
「私は息子の命を弄んでなどいない。あの子は私を救ってくれたのだ。あの子がいたから今の私がある。感謝こそすれ、弄ぶなど──」 他人のために怒った蕾生の言葉に初めて動揺を見せた詮充郎は頭を抱えながらその場をうろつき出した。 「お祖父様……」 皓矢の言葉は届かない。詮充郎のそれまで理路整然としていた言葉は乱れ始め、奥底に眠っていた己の醜い嫉妬心を曝け出す。 「そ、そもそも、リンの魂を抜く術も、私が紘太郎に教わった術式と呪具で出来るはずだったのだ。だが、あの子は私
思い通りにいかない、それが日常の世界。そんな振り返りです 世間は今日から夏休みだそうです。思えば以前の春休み、鵺二部を始めようとしていた頃、一生懸命学生に呼びかけては見ましたが、見てもらえた実感は得られませんでした。夏休みならどうかなーって。大学生くらいなら読んでもらえないかなーって淡い期待をしています。 そうそう。来週のストック5話をギリギリで今日終われました!終わらないと、予告画像が作れないんでね。小悪魔プリンス編も、もとこんも、わりと後半に来ています。 そろそ
詮充郎は一つ息を吐いた後、怒りを湛えたまま静かに口を開く。他の者はただそのしわがれたか細い声に意識を向けていた。 「私は偉大なる陰陽師、銀騎朝詮の血を引く一族の嫡男として生まれたが、呪力をほとんど持っていなかった。私の父はそれに失望し、私には見向きもせずに鵺ばかりを追っていた」 それはまるで自らを省みる独白のように淡々と続けられた。 「銀騎家では呪力を持たない人間がどうなるか──例外なく放逐される。故に私の母も、呪力を持たない子を産んだ罪で追放された。 だが
突発的にやる時もある。そんな振り返りです。 ツギクルさんが投稿サイトを持ってるのを知ってしまった!!∑(゚Д゚) ツギクルコミックスさんがフォローしてくださったご縁もあるので、今ならソリスピアさんとタイミングを合わせられる!と思ってカレンダーを確認。 先勝なので、夜に何かするなら普通!よし! と言う訳で、突貫で登録して投稿してきました、鵺一部。 ビックリしたのがBLカテゴリがあった。よし、くしゃみもやろう! くしゃみはpixivと合わせて23日から! へっへ
「ライくん、なのか?」 おずおずと永が手を伸ばすと、鵺は怒る素振りを全く見せず、永をじっと見つめている。 「お、黄金の鵺だと?そんな、そんなものは文献にも載っていなかった──そんなものがあるとは……」 詮充郎も狼狽えながら鵺に手を伸ばした。 「ガアアッ!!」 すると鵺は詮充郎を見た途端に怒り猛って飛びかかり、その老体を組み敷いた。 「うわあああっ!」 「お祖父様!」 皓矢が青い鳥とともに詮充郎を助けようと身を挺するも間に合わず、鵺の鋭い
慌ただしく夜が更けていく。そんな振り返りです。 タップノベル(ゲーム小説)計画が頓挫した事を報告いたします(爆笑) いやその…よくよく調べたらね、私がやりたかった表現が全部有料コンテンツでした。月額880円はちょっと…。Xをプレミアムにしたばっかりだし。そんな投資は出来ないなと。 キャラメイクも、最初は作れたことに感動したんですけど、無理に作って、せっかく百和さんに綺麗な表紙を描いてもらっているのに、わざわざビジュアルレベルを落としてまで作るものではないな、と思いま
「星弥!気がついたんですね?気分は?」 鈴心がベッドに駆け寄ったが、皓矢が張った結界のために近づけなかった。だが、声は届いている。 「うん……なんか、まだちょっとボーッとする──。えっ!?何あれ?」 起き上がった星弥は目の前で兄が黒い獣と対峙しているのを見て驚いて声を上げた。 「ライが鵺化したんです。貴女への仕打ちにとても怒った後──」 「ええ?なんで?──あれ?なんか周りが変」 事態が飲み込めていない星弥にとっては、整理がつかないような光景だっ
ちょっと放心…そんな振り返りです。 祝!完結!レッツパーリィ! ◎シャトレーゼの粗挽き草大福 ◎ベビースターおつまみピリ辛チキン ◎メロンクリームソーダ(市販のペットボトル) …で祝杯をあげました。(*'ω'*) ※ビールは違うタイミングで飲んだ(笑) 言うても先発4サイトだけなんですが、私にとっては基礎のサイトという事で、感慨深いものであります。 完結したから終わりじゃなくて、ここからが始まりです。 完結作品として今後もプロモーションし続けていく所存であります