卒業

出会ったきっかけなんて

いつのまにか忘れたよ

日々強くなるつながりは

切り離せない宝物

春の冷たい風に

背中を押されて

それぞれの道を

歩み始める僕らは

希望を胸に秘めつつも

きっと別れを悔やんでる

お別れの言葉を探す前に

流れる涙を拭う前に

君に伝えたい言葉が

あるんだよ

いつも言いそびれて

いたけれど

今日こそ絶対に

伝えたいんだ

『今まで本当に

どうもありがとう』

さよならは言わないよ

桜が散ってもまた逢おう

僕らずっとずっと

親友だよ

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昔々の詩をお届けします！

進級、クラス替え、進学、引っ越し、就職、異動、色んなことからの卒業する季節となりました。
去年に引き続き制限が厳しい状況は継続しますが、節目節目は人生に一度しかないことも含まれます。
伝えたい想いはどんな形であれ伝えてください。

どんな始まりにも終わりは必ず来ます。
卒業という名の終わりと始まりは、人生において何度もあるわけじゃありません。
むしろ一度しかないことです。
その仲間達、その場所、その瞬間はどれも二度とはない時間です。
同じ試練を、同じ時間を、同じ感動を共有した仲間と呼ぶべき人達と今後交わらなくなるかもしれない。
でも、その過去は消えることはなく、根付きその後の人生に必ず活かされていきます。

個の時代と言われている昨今ですが、繋がりが産み出すものはいつの時代もありました。
大いに迷い、失敗し、絶望してください。
そして最後は必ず、前を向いてまた歩いてください。
あなたの向いている方向が前なのです。
来た道を引き返さず、諦めず、進み続けてください。
あなたの心が進みたい方を見ていれば、自然とそちらに進めるはずです。

伝えたい想いは、声が届く内に。
その想いが生きている内に。
その心が望むままに。

ご卒業、おめでとうございます。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました(*･ω･)