ママ「だからこそ」チャレンジする
はじめましてワーママくりこです。これからわたしのチャレンジの記録や、チャレンジしながら気づいたことなどをぽつぽつ書いていこうと思います。
※便宜上ママって書いてるけどパパもおんなじだと思う
今日はその初回。
わたしがなぜ、可愛い未就学児のこどもを3人抱え、比較的忙しめの仕事をフルタイムでしながら、それでもさらにチャレンジし続けるのか。その裏の想いについて書いていきます。
1.こどもができたら我慢するもの?
私がなにかにチャレンジする姿を発信していると
よく「こども3人もいるのにすごいね」といわれます。女性に限らず、男性からも。おそらくみんなこどもが生まれると自分自身のことについては我慢・セーブしている、という感覚なのだと思います。
私も、妊娠がわかったときは「これからはしばらくいろんなことセーブして育児に専念するのかな」と考えました。
実際、少なくとも妊娠中は、これまで趣味だったランニングも山登りも控えました(やむなし)。比較的初期に切迫流産と診断されたこともあり、仕事も担当プロジェクトを変更してもらい、セーブしていました。
ただ頭の中ではずっともやもやしていました。
妊娠中、スポーツができないのは仕方ない。流産リスクがあって仕事をセーブするのは仕方ない。どちらも赤ちゃんの健康な出産のために必要不可避なことだから。
でも、、この「我慢」いつまで続くの?こどもが大きくなるまでずっと?そんなにながい間、我慢できるの?そんなの嫌だ。
こどもが生まれたら、こどものお世話はしつつもまたスポーツも仕事もやっていきたい。そんなことを思いながら、妊娠出産に望みました。
2.「わたしが頑張れば」の悪循環
出産し、自宅に帰ったものの、ほぼ寝ない息子にてんてこ舞いでした。昼間も泣いて寝ない、夜中も夜泣きの対応。やっと寝ても布団に下ろすと泣くからずっと抱っこしたままの姿勢で座ったまま寝たりして。睡眠不足と無力感からとてもネガティブな気持ちになって、自分の無価値さに毎日暗い気持ちでひとりで泣くこともよくありました。
でも私のウリは「ポジティブな性格」だと思っていたので、それを夫にも実母にも友人たちにも隠して、周りからはさとられないように過ごしてきました。
妊娠中からずっと「出産すればまたやりたいことできる」と思ってきたわたし。このままだとやりたいことがいつまでもできないままなのではないか?という恐怖感がでてきました。
ちょうどそんなとき、夫の事業の関係でとある資格(キャリアコンサルタント)を取得しないか?という話になりました。昔から興味のあった資格だったし、夫も協力してくれるとのことだったため、チャレンジしてみることに。
ただ実はこの資格、約4ヶ月間ほぼ毎週末1日8時間の講座に通学し、数カ月後の筆記+実技テストに合格する必要のある、それなりの難易度の資格でした。
毎週末、夫にこどもをあずけて8時間勉強。帰宅すると夫は疲れ果ててイライラしてるので、こどもの世話をバトンタッチ。平日に試験の予習・復習。
デフォルトで睡眠不足ななか、さらに睡眠不足が重なっていきました。
でも努力のおかげで、試験には1回で合格できました。
でもこの「成功体験」がますます「私が頑張れば大丈夫」という抑圧を生んでいきました。なにか困難があっても「私が頑張れば」なんとかなる。やりたいことがあるなら「私が頑張れば」やれる。(このあたりの話はまた追々書きます)
3.「もうこれ以上は無理」という自覚
成功体験を糧に、それなりにやりたいことに対して挑戦してきました。コーチングスクールに通って、半分は落とされる最終試験にもちゃんと1発合格したし、ずっと習いたかった「歌」を習いはじめた。
家事効率化のためにリサーチして家電導入して、試験運用してトライアンドエラーして。お迎えまでに終わらなかった仕事はこどもに夕飯食べさせたあとや早朝に消化して。
「自分が頑張れば自分の好きなことができる」とおもってやってきた。実際、ほかのひとよりはいろんなことやってきたと思う。改善改善改善改善。だめなことをよくすれば良くなっていく。そうすれば自分の好きなことができる。
でもあるとき・・・なんかもういっぱいいっぱいでだめだ、と気づいてしまった。頑張っても頑張っても時間は有限で、能力も有限で。「頑張ってできる」は万能じゃなかった。表面的にニコニコ笑って楽しむことはできても「なにかをしたい!」という情熱がわかなくなってた。
もうこれ以上頑張るのは無理だった。なにかするならなにか捨てる必要がある。それも、根本的なところで。
ここからのことは書くと長くなるのでまたべつのときにでも。とにかくわたしはこのとき、本当の意味で自分の「抑圧」に気づき、向き合い、手放しはじめた。
4.ママ「だからこそ」という切迫性
こどもがいるひとは是非考えてみてほしい。いないひとはいると仮定して想像してみてほしい。
こどもにどんな背中をみせたいか
回答は人それぞれだと思う。
わたしの回答は、こどもに「かっこいい母の背中」を見せたい。
じぶんのやりたいことをやって、成果をだして、社会貢献して。でもそれは決して「抑圧して無理してる」かんじじゃない。好きでやってる。そしてしかも、メンタル安定していつもニコニコだからこどもの成長も笑顔で見守ってて。超かっこいいじゃん、そんな母。
わたしは全取りする。欲張りにいきる。
いまのわたしの現在地はここ。
「わたしが頑張れば」は万能じゃないと気づいた。頑張りだけでできることはたかが知れてる。だから、やり方を変えていく。
自分がやりたいことを我慢するのはちがう。頑張ってやろうとするのもちがう。でも、だれかに一方的に我慢させるのもちがう。
いらないものをじゃんじゃん手放して、大事なものは全部手に入れたい。全取りできるいい塩梅を探していく。
実はママになる前から「かっこいい人」には憧れてたし、自分がそうなりたいと思ってきた。でもママになったから、その夢をいそいで「現実」にせねば!という思いが強くなった。
やれない理由を探してる場合じゃない、スタート地点で躓いてる場合じゃない。失敗をためらっている場合ではない。失敗したらリカバリすればいい。
なにもやらない・初歩で躓いてるのが一番ダサい
そんな感覚。まだまだ初歩を躓かずに踏み出せたくらいだと思うけど。なんでいまチャレンジしたいのか、いまの自分のきもちをかいてみた。
自分もそうだ・そうだった、みたいな話があったらぜひ「スキ」やfacebook、 Twitter で教えてもらえたら嬉しいです。
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