【上手くなりたい】あなたの「神絵師になりたい」はどこから?【ちやほやされたい】
神絵師に俺はなる。
なりたい。
そう闘志を燃やしている絵師は多い事だろう。ぼくもそう。
やっぱり神絵師は憧れだし、なりたい形の最終形だと思う。
ただ、創作活動をするにあたって、
この「神絵師になりたい」が一体どこからきているのか、自分の何から湧き出る気持ちなのか、一度立ち止まってよく考える必要があります。
何で神絵師になりたいのか。
なってどうなりたいのか。
どうしたいのか。
ここが曖昧なままだと、自分の真の目標を見誤って迷走する事になる。
漠然とした「神絵師になりたい」を細かく分析していく事で、自分の本当の願望や今抱えているモヤモヤが分かるかもしれません。
「神絵師になりたい」はどこから?
「神絵師になりたい理由」を大きくふたつに分けると、こうなります。
・上手くなりたい
・ちやほやされたい
上手くなりたいの場合は、純粋に画力を上げて理想の絵に近づきたい、
自分の実力を磨きたいという理由が多い。
=「神絵師になれば自分の理想の絵が描ける!」
ちやほやされたいの場合、絵によって周りの注目を集めたい、
大勢から絶賛される存在になりたいという理由が多い。
=「神絵師になれば皆にちやほやしてもらえる!」
上手くなりたいのが目的な人は、ただ純粋に自分の実力を高めたいのが理由だからとくに問題はないんだけど、
ちやほやされたいのが目的な人は要注意。
承認欲求に溺れるってのもそうだけど、
一番の注意点は真の目的と努力の方向を履き違えて、間違ったアプローチを続けてしまう事。
別に画力を上げたい事ではないのに、
「神絵師になる為にはもっと上手くならなければ…」となって、やりたくもない練習に疲弊してしまう。
別に大して絵が好きな訳でもないのに、
絵に囚われてしまう。
ぶっちゃけ、絵じゃなくていいんじゃない?
ちやほやされたいだけなら、別に絵にこだわる必要はないんじゃない?
他の事で神になれるなら、それでいいんでしょ?
神絵師になんて、なんなくてもいいっしょ?
って言ってもみんな神絵師にこだわるんだよな……
本当神絵師人気だな!!
みんなのなりたい職業ランキング第一位!!
神絵師!!
タイプごとの神絵師を目指す方法
上手くなりたいタイプ
このタイプは、とにかく画力、実力を上げる事。
理想の絵を描く事を一番の目標にしてるのなら、それに近づく為に練習を続ける事。
でも闇雲に練習するのは効率が悪すぎる。
そこでまず、自分の目標を明確にしよう。
実力を上げる
どういう絵が描きたいのか。
目指す絵柄は?コンセプトは?塗り方は?
目標にしてる絵師がいるなら、彼らの絵を研究してみるのが一番近道。
画集を買ったりメイキングを見たりして、
気づきがあればメモして練習する。
試行錯誤を繰り返して、積極的に技術を自分の絵に取り入れていこう。
とくに目標の絵師はいない、自分の絵を極めたい、という人なら、
まずは好きなテイストの絵をたくさん集めて、
自分の絵を模索していこう。
どんな絵柄や塗り方が好きか、どういうテーマやコンセプトが好みか。
その中で、自分に合った描きやすいものはどんなものか。
自分の絵を言語化していこう。
すぐには分からない決められなくても、それでOK。描き方が安定しなくてもいいから、とにかく手を動かそう。
インプットとアウトプットを繰り返して作品作りをする事が大事。
作品を作っていく中で、だんだんと自分の理想の絵が分かってくると思う。
自分の絵を決められたら、あとは画力を底上げするだけ。
でも一気に上げるのは難しいから、まずは自分のできる範囲で課題を細かく設定して、ひとつひとつクリアしていく感覚で習得していこう。
線の描き方、塗り方、構図、バランス、などテーマごとに目標を分けて、同時に練習を繰り返そう。
明確に目標が分かれば、あとは目指す方向に向かって前進するだけ。
進んだ先に、神絵師の頂上がある。
ちやほやされたいタイプ
「画力には自信ないし上手くなりたいわけじゃないけど、神絵師になってちやほやされたい」っていう人は多いだろう。
確かに神絵師は画力が高く、目指すのは大変。
だけど画力が高くなくとも、神絵師になる事は充分に可能。
そもそも神絵師になる為に必要たる要素は、なにも高い画力だけではない。
画力が高ければ神絵師になれる訳ではなく、その逆もしかり。
「こんな絵で…?」という有名絵師やプロ絵師をたくさん見かけると思う。
ヘッタクソな絵なのに絶大な人気を誇る神絵師。
彼らは画力で神絵師になったのではない。
という事は、画力以外の要素で勝負できるって事。
画力に自信がないけど、実力を上げる気はない。でも神絵師になりたい。
そんなクズでも神絵師を目指す方法はある。
バズる事に力を入れればいい。
要はお前らバズればいいんだろ?
バズってたくさんのフォロワーから持ち上げられればそれで満足なんだろ?
ならウケる為の努力をすればいい。
ネタとマーケティング力を磨く
ヘタな絵でもバズる、人気の絵は、とにかくネタや着眼点が面白い。
ウケる要素がしっかり考えられている。
ウケを狙う為には、マーケティングが欠かせない。
自分の絵はどんな層にウケそうか。どんな需要があるか。
自分の絵にどんな事が期待できそうか。
様々なところにアンテナを張り巡らし、流行りそうなもの、ウケそうなものをチェック。
市場分析を行い、ウケそうなところに売り込んでいこう。
それと同時に、ネタや絵を煮詰めていく事も大事。
「あるある」「分かる」と共感を呼ぶネタ。
「それ、どうなるの!?」と気になる展開。
分かりやすいキャラクターデザイン。
グッズ化商業化を意識したコンセプト。
トレンドを制する事がウケへの第一歩だ。
交流を頑張る
絵がヘタでも、交流が楽しい絵師には人が寄ってくる。
ファンやフォロワーと積極的に交流し、「この人面白い」「一緒に何かやったら楽しいだろうな」と思ってもらえる機会を増やす事。
高度なコミュ力が必要だけど、臆していたら何も始まらない。
最低限の周りへの気遣いと思いやりがあれば大丈夫。
積極的に発信していこう。
その中でインフルエンサーのファンやフォロワーと仲良くなれたら、一緒に企画を開催したりして交流を増やし、自分の絵を広めていく。
影響力のある人と仲良くなれれば、そこから芋ずる式に人脈ができてバズる機会も増えるだろうし(ゲス顔)
ネタを磨いて交流を頑張って一発当てれば、お前も神絵師の仲間入りだ。
もちろんこれで確実に神絵師になれる保証なんてないけど、闇雲に方向違いの努力を続けるよりは効率的だと思います。
画力がないのなら、画力以外の力を磨けばいい。
立ち止まって別のところに目を向けてみると、開けるものがあるかもしれない。
…………え?ネタ絵は描きたくないしマーケティングもやりたくない?
交流もしたくない?
向こうから寄ってきて勝手にバズってほしい?
何もせずに神絵師になりたい?
とにかく楽して寝てるだけで神になりたい?……………
甘ったれた事言ってんじゃねえ練習しろ画力磨け。
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