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JR乗りつぶしの記録 2021/3/20 御殿場線・身延線・大糸線

東京に近いエリアの未乗路線を攻めに1泊2日の小旅行へ。

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御殿場線 国府津 7:07〜沼津 8:36

東海道線の国府津駅から分岐して、箱根を北側へ迂回して御殿場経由で沼津で東海道線に再合流する路線。全線がJR東海の管轄。

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箱根の山と小田原方面の東海道線と分岐。

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1934年に熱海と函南の間の丹那トンネルが開通する前は、御殿場線が東海道本線のルートだった。御殿場線は勾配もきつく、機関車の増結作業やスピードも出せなかったため、トンネルの開通で東海道線が劇的なスピードアップとなった。

丹那トンネルの工事では温泉地帯のため地盤が緩く温泉が湧き出たりと67人が殉職するほどの難工事だった。山が多い日本におけるその後の日本のトンネル掘削技術の発展の礎となった。東名高速道路だって御殿場ルートだし、20世紀中盤になってもなお箱根越えがどれだけ難題かがわかるエピソード。

今では1時間に1本程度のローカル線、当初は複線だったのが熱海ルートができたため戦時中に単線化されてしまった。

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あと国府津駅の乗り換えは東海道線が15両→御殿場線2両となる場合があるので、小田原方面(前)のほうが便利。一番端の車両からだと13両分260mホームを歩くことになる。

東海道本線 沼津 8:44〜富士 9:03

たまたま沼津始発豊橋行きの長大タイプ。東京方面からきた東海道線からダッシュしてくる人が多いですね。

富士は工業都市。東海道新幹線から見える煙突と富士山の風景はおなじみ。

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身延線 富士 9:12〜甲府 11:53

静岡県の富士から山梨県の甲府まで富士川沿いに走る路線、全線電化。中間地点の身延町から身延線。山梨への数少ない乗り入れルートで、西日本から山梨へ鉄道で行くには東海道新幹線から連絡特急のふじかわを使うのが最速。
富士から西富士宮は複線で、本数も多い。鰍沢口から甲府も甲府盆地内で1時間に1-2本くらい。全線乗り通せる普通列車は1-2時間に1本、交換待ちも多く、かなり詰め込まれたダイヤのイメージ。意外にも全線がJR東海。

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富士宮の名前の由来、駿河一宮 富士山本宮浅間大社の大鳥居。 

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西富士宮からは一気に山を登って山に入る。角度的には富士山が見えてるはずだけど天気が。

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ハイキング利用者や、身延山久遠寺の参拝客もかなり多かった。 途中の身延はゆるキャン△の聖地だったりしてにわかに注目されてる。

車両は313系。JR東海は金持ちで路線が少ないので地方路線へも新車を導入する。けどケチなのでとにかく統一規格でラッピングとかラインカラー変えたりはしない。

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中央本線 甲府 11:57〜松本 13:50

何度も通ってるので割愛。たまたま甲府で乗り継げたのが、高尾発の松本行きで中央本線最長普通列車だったくらい。相変わらず211系なのよね。隣の貨物列車は長野に石油を運んでる中央本線の影の主役。

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中央本線って茅野〜岡谷が単線で、割と詰まるんだよね。特急停車駅も連続してるからそこまでストレスないのかな?
岡谷から塩尻間は、塩尻峠を迂回する辰野周りだったけど、1983年にトンネルが開通して大幅に短縮された。そういう面で前述の御殿場線と似た関係かな。

松本駅で駅そば。長野の駅蕎麦は一味レベル違う。

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大糸線 松本 14:13〜南小谷 16:10・16:23〜糸魚川 17:20

大糸線は松本から信濃大町経由で糸魚川を結ぶ路線。信濃大町までは私鉄として開業、その後信濃大町と糸魚川を結ぶ大糸線ができて、松本までも大糸線と呼ばれるようになった。信濃大町までは安曇野エリア、信濃大町から木崎湖や白馬といった観光地の山間路線になる。南小谷からは非電化でJR西日本の管轄。南小谷へは新宿から直通あずさが1日1往復、白馬へはあずさと、名古屋からのしなのも1往復ある。

南小谷まではE127系100番台、南小谷からはキハ120(西日本中にいるな)。

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信濃大町からは黒部ダム方面へのバスが出ていて立山黒部アルペンルートの東側の拠点になってる。

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信濃大町までは比較的本数があるけど、南小谷から糸魚川方面はとにかく本数が少なくなるって通り抜けられる乗り継ぎは1日6本しかない。

糸魚川静岡構造線に沿って走り、ひたすら山。冬場は雪が凄まじい。木崎湖、青木湖に山々。

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えちごトキめき鉄道日本海ひすいライン・あいの風とやま鉄道線 糸魚川〜泊・泊~富山

北陸新幹線の開業で誕生した第3セクター。新潟県内の並行在来線の信越線の妙高高原から直江津までが妙高はねうまライン、直江津から市振までが日本海ひすいライン。欲張りキラキラネームなんとかならなかったのかなと。

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糸魚川は新潟県内最西端、翡翠とフォッサマグナとセメントの町。新潟市より富山・金沢市の方が近い凄い立地。北陸といっても差し支えないと思うし、なんせ糸魚川が東西日本の境目、電力周波数も50Hzと60Hzが混在してるカオス。

日本海見てきました。

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フォッサマグナへのこだわりを感じる自動扉。

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市振駅から富山方面は今度はあいの風とやま鉄道という第3セクター。そのせいでこの区間は18きっぷが使えない、糸魚川から富山まで1680円かかる。

ちなみに数年後北陸新幹線が敦賀まで延伸されると金沢から福井、敦賀まで第3セクター化するので、米原から直江津に至る歴史ある北陸本線はほぼ死滅する。悲しい。

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富山到着後はお寿司、温泉、快活クラブ泊。白えびにホタルイカ。

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本日の成果(新規乗車区間)

御殿場線 国府津〜沼津 60.2km ※制覇
身延線 富士〜甲府 88.4km ※制覇
大糸線 信濃大町〜糸魚川 70.1km ※信濃大町以北制覇


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