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書き遺したい。命の時計が止まる前に。 ●障害者家庭 毒親育ちの半世紀●
レントゲン画像を見ている医師の表情がみるみるこわばっていった。
「ウチの診察が済んだらすぐ この病院に行って!すぐだよ?」
いつも冷静なかかりつけ医が一心不乱にキーボードを叩き始める。彼が打っているのは紹介状。宛先は国立の総合病院だ。
「貸し出し用のコルセットある?背中の高さまである大きいヤツ。え?高いのはない?じゃあ腰痛用のでいい!しないよりマシ。すぐ持ってきて!」
キーボードを打つ手を止
YMYLど真ん中の闘病ブログで googleアドセンスに1発合格。私がやったことを全て公開します
自己紹介こんにちは。私は とある脳血管奇形を持ち、すでにあちこちから微出血をおこしている患者です。血のつながった家族は全員同じ病気を持ち、不自由な体で短い人生を散らしていきました。
差別や憐みの目にさらされながら、この病気と共存して与えらえた命を燃やし切った家族。名を成すこともなく、治療法もないまま、私は家族と同じ道を辿るのでしょう。遺伝病ですから。
キーボードを打てるのはもう私だけになり