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お片付け|日々を輝かせるコツ。「お洋服が増えすぎる」を防ぐ3つの方法

8月23日に出版した「36着の洋服でまわる 大人のクローゼット整理術」ですが……なんと最高順位368位を記録。

紙出版でもなく、無名の一般人がここまで奮闘できたことは、本当に皆様の応援あってこそ……!!
毎日自分でびっくりしています。それと同時に、皆さんやっぱりお洋服の整理でいろいろ悩まれているのだなぁと感じますね。

オシャレ、したいですよね。
トレンドはどんどん移り変わりますし。
服って、腐るわけじゃないので、まだ着られますしね。

■お洋服はあなたのイメージそのもの

本の中でもご紹介していますが、お洋服って
「あなたのイメージそのもの」
をつくっています。

いっつも明るい服を着ている方がいたら、華やかな印象を持ちますよね。

美容院に行くと、洋服の雰囲気から似合う髪型を提案されたり……
ちょっと服装を変えただけで、オシャレになったねと褒められたり……

きっと思い当たるフシがあるでしょう。

今の自分を変えたいなら、ワードローブを見直してみるのがおすすめ。それはあなたのクローゼットに「なんとなく、好きじゃない自分」が隠れていることがあるから。

疲れた印象の服は、そのままあなたを「疲れた印象」の人に見せます。

そういった服を、毎日なんとなく選んで着てはいませんか?

■一軍だけなら毎日楽しい

私はクローゼットに一軍の服しか置いていません。
汚れたらいやだな~と思う日もあります。一応、アウトドア向きの服も持っていますが、汚れたらすぐ丁寧にきれいにします。

どれもお気に入りだからです。

お出かけ着も、カジュアル着も、仕事着も、どれもかわいくて大好き。
毎朝お気に入りの服を選んで着るだけで、いい1日のスタートが切れそうな気がしませんか。


でも、洋服が増えすぎると管理が行き届きにくくなります。
ギュウギュウ詰めのクローゼットは、風通しも悪く、生地をいためてしまいがち。

果物を大きく美味しく育てるときも、間引きをすることで残された実に栄養がたっぷり行き渡ります。洋服も同じように、必要なものだけ選び取ってあげると、愛情をかけられるようになるんです。


■我が家で取り入れている「洋服を増やさない工夫」

ここからは、本では紹介していない部分。
私は物欲が強い方で、トレンドも追いかけたいミーハータイプ。洋服を買いに行くのは一種のストレス発散だったり、人生の楽しみだったりします。

とはいえ、欲望のまま買っていたら家はパンパンになりますし、お金だって底をつきます……。

そんな私の「洋服を増やさない工夫」。

1:1着買ったら、1着手放す

そのまま、「数を増やさない」という方法。お気に入りの1着を手放してまで、これが欲しいの?と自分に問いかけると、衝動買いを抑えられることが多いのです。

だっておうちには、お気に入りの一軍たちがいるんですから。

今は、一軍がくたびれてきて、「そろそろ入れ替えどきかな……」と思ったときに、使い勝手が近いアイテムを探して買い足すようにしています。


2:自分の好みカラーで統一する

洋服のちぐはぐ感って、けっこう色で出るものです。ちょっとしたトーンの違和感やなじまなさが、イマイチな印象を与えがち。

自分の好きな色のトーンを把握しておくと、「このピンクはかわいいけれど、私の手持ちアイテムとは合わない」と判別しやすくなります。

そして、合わせやすい好みカラーを選び残すことで、
「どれとどれを合わせても、すんなりハマる」
コーデが組みやすくなるんです。

私は自分で好みをさぐるのが好きなのですが、ここで迷ってしまう方は、パーソナルカラー診断などをうまく取り入れるといいかもしれませんね。


3:自分の優先順位を把握する

自分にとっての優先順位。
「今は子育て中だから、汚れが目立たない、洗える服じゃなきゃだめ!」
「仕事でカッチリ感が求められるから、モノトーンがいい」

そういう優先順位を、自分の中で明確にしておくことです。

すると、今の自分に合わないものをうっかり買ってしまう、という失敗を防ぎやすくなります。「いつか着そうだから……」と予定のない未来が浮かんだら、「いつか」はほとんど来ないということを、少し思い出してみてください(なんと、96%の”いつか”は実際にはおとずれない、といわれているんですよ)。

未来の自分は、きっと未来の私が着たい服を自分で買いに行きます。
未来の自分のために、楽しみは残しておいてあげましょう!


■書籍の応援、ありがとうございます!

こちらの書籍では、「物欲の多い私だけれど、36着で満足して暮らしています」という実際のワードローブを紹介しています。
36着まで減らしなさーい!という厳しい本ではないので、ご安心を。

ものが増えてしまうこと、それを持っていること、持ち続けてきたこと。
それは決して、悪いことではありません。

そのときの自分にとって、必要であったり、心をなごませるものだったり、きっと意味があってやってきたものです。

でも、現代はチラシやDM、ふろく、オマケ、気づかないうちにいろいろなものが家になだれこみやすくなっています。そのときどきで気づいて「いらないものは、手放す」を心がけていかないと、あっという間に家はキャパシティを越えてしまいます。

過去の私を輝かせたものも、「今の私が使うもの」でなければ、もう卒業するとき。今の自分を、精いっぱい生ききる、楽しむ。それが日々を輝かせるコツだと思うのです。
だからこそ、「今使っている、お気に入り」と向き合う時間、ぜひつくってみてくださいね。



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