【オンライン開催】SRE MEET UP!カヤック×クラシコム 〜15年続くサービスのインフラ強化と個人に頼らないチームづくりのプロセスを振り返る〜12/6(火)19時から
クラシコムが運営する「北欧、暮らしの道具店」のインフラを支えるSRE(Site Reliability Engineering)のあゆみをお話するトークイベントを12月6日(火)19時〜20時30分に開催します。
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【イベント開催の背景】15年続くサービスを支えるため挑んだ、
チーム全員で保守できるインフラの作り方とは?
開店から15年を迎える「北欧、暮らしの道具店」。2007年にASPでネットショップを開店し、約10年経った2016年に自社開発ECに切り替え、自社での運用を始めてから約6年の間に、年間売上は約4倍となる51億円(2022年7月期)にまで成長しました。
そんな急激な成長の裏で、うかつに触ることができないブラックボックスが生じていたり、予期せぬ形でテレビで紹介されてコーポレートサイトが落ちてしまったり…このままではいけない、という思いが募っていきました。
そこで、社会人インターンとしてクラシコムで働いていた面白法人カヤック社員の橋渡しにより、2019年からカヤックのインフラエンジニア・藤原俊一郎さんを中心とするSREチームとの協業が始まりました。
クラシコムとカヤックのエンジニアでチームを構成し、1年半ほどをかけて「北欧、暮らしの道具店」のインフラを整えました。その後、クラシコムのエンジニアスタッフも増えたことでSREチームの自走が始まり、現在はカヤック藤原さんには週に1回のSREに関するミーティングを行うなど、アドバイザーとしてご協力をいただいています。
「当時は何かあったら……と、夜お酒を飲むのも少し怖かった……」と語るクラシコムのSRE担当のエンジニア・佐々木も、2022年1月には2ヶ月の育休を取得するまでにチームは成長。佐々木が育休中に、さらに一人に頼らずチーム全体で行うインフラ保守力がパワーアップしました。そんな、チャレンジを続けるクラシコムSREチームのあゆみをお届けします。
登壇するのは、クラシコムのSREチームからシニアエンジニア・佐々木と、2020年に入社したエンジニア・矢田。そして、チームのアドバイザーとして支え続けるカヤックのインフラエンジニア藤原俊一郎さんです。
SREはもちろん、Webサービス、ECのエンジニアリングに興味のある方々等のご参加をお待ちしています。
参考対談:[カヤックのSRE伴走支援が『北欧、暮らしの道具店』にもたらしたもの]
🗒イベント概要・お申し込み
🗒トークテーマ
Talk Theme 1「インフラ強化に向けた具体的な取り組み」
インフラ強化をしようと思った背景
カヤックSREチームとの協業のあゆみ
既存システムからAmazon ECSに切り替えた話
毎晩の同時刻に200万DLのスマホアプリに通知を送るための負荷テストの話
Talk Theme 2「一人に頼らないチーム体制づくりを目指して」
主要メンバーの育休にまつわるエピソード/育休あけのチームの変化
「一人に頼らない」チームづくりで大切なことって?
どういうチームが理想?
🗒登壇者
佐々木 亮祐(株式会社クラシコム テクノロジーグループ シニアエンジニア)
1985年生まれ。
社会人の途中からWebエンジニアとしてのキャリアをスタート。社会人3年目頃からガラケー向けサイトの開発・保守を行うようになる。その後複数のEC・メディアサイトなどの開発に携わり、2017年クラシコム入社。最近ではSREのアプローチを通して、サービス・チームをよりよくするにはどうすれば良いかを試行錯誤している。
矢田 和沙(株式会社クラシコム テクノロジーグループ エンジニア)
1992年生まれ。
新卒でIT企業に入社し、ソフトウェアエンジニアとして会社内の様々なサービスの問題解決に従事。2020年にクラシコムに入社して初めてAWSを利用したインフラの開発に携わる。現在ではインフラからアプリケーションコードまで業務全般の開発を担当。
藤原 俊一郎 (面白法人カヤック 技術部/インフラエンジニア, SRE)
2011年より面白法人カヤック。SREチームリーダー。主にソーシャルゲーム、自社サービスを担当。ISUCON 優勝4回、出題3回。最近の趣味はマネージドサービスの隙間を埋める隙間家具のようなツールをGoで作ってOSSにすること。著書に「達人が教えるWebパフォーマンスチューニング〜ISUCONから学ぶ高速化の実践」(共著 技術評論社)
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