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あまのーらから見える、海士町の魅力

おはようございます。

昨日からオープンのシマシマしまね。お越しくださった皆さまありがとうございました!今日、あすも引き続きオープンしています。お天気もよさそう!ぜひお越しくださいね。

さて、今日は海士町から届いた商品「あまのーら」のお知らせ。

(商品の情報ばかりで毎度申し訳ないのですが、商品を通して島根の豊かさや、おもしろい活動してるね!という人を知っていただくきっかけになればと思っています。)

海士町と言えば、移住人口増・島留学・地元産業の活性化など、地域を元気にする「勢いのあるまち」の代表格、みたいな島。

本土からは、松江か境港からフェリーで数時間かかります。


もともと、私自身が隠岐に暮らしていて、海士町にも頻繁に出かけており、知り合いもいたこともあって、「海士にはほかの島にはないものがある」というのは知っていたのですが、ある日「あまのーら」の存在を知って俄然、興味がわきました。

海士の素材を使ったグラノーラ=あまのーら。海士町産の玄米と大豆や黒豆が使われています。海産物が有名な海士町ですが、田んぼや畑からの恵みもあるんです。

香ばしさとフルーツの甘さ、バランスのちょうどよいグラノーラ。

実は、地元素材×グラノーラ、という組み合わせ、けっこうあります。でも「あまのーら」は「地元素材使いましたっ!」という「ドヤ」感がなくて、そのことを意識せずともちゃんとおいしい。そのままおやつとして食べてもいいし、もちろん朝食にヨーグルトなどと合わせてもよし、アイスのトッピングにもよし。

このグラノーラ、3年前に東京からご夫婦で海士町に移住された大野さんが、海士にしかないものを作ってみよう、という思いから始められたのですが、このほどクラウドファンディングで古民家を改装され(元はお菓子屋さん兼工房だったおうちです!)、「アヅマ堂」として正式にオープンされました。

作り手の大野祥子さんは「シマシマしまね」にお越しいただいたこともあるのですが、凛として、でもやわらかな雰囲気も併せ持つとても魅力的な女性。

ぜひ取り扱いたい、と1年前からお願いをしていて、今回念願かなって仕入れることができました。ぜひ一度、隠岐の風を感じていただけたらと思います。

ちなみに、大野さんはすでにシマシマしまねで取り扱っている水引アクセサリー作家「amairo」さんと同一人物です。アクセサリーも合わせて再入荷しています!

こちらも、海士の風景や自然から着想された色の水引を使い、製作をされています。

発信の方法もあるのかもしれませんが、海士には、面白い人やコトが濃縮されているなあ、と感じます。移住者を含めいろんな人がいて、尖っている人が多い。「こんなことやってもいいのかな、何か言われないかな…」というような、地方独特のしがらみ、のようなものがあまり表に出て来ず、多様性が認められているように見えます。

以前とあるイベントでご一緒した海士町在住の方は、海士を「タグボート」にたとえておられました。

高度経済成長期には、アメリカという巨大な船を先頭にして、東京→地方→島根→海士町…というように、海士町は最後尾をついていく小さなボートだった。でも、いま社会が変わりつつあり、それまで最後尾だと思っていた小さなボート=海士町が逆に都市部を、そして世界を引っ張っていくタグボートになるんだ、それだけの力を持っているんだ、というお話でした。その小さな船に乗りたい!と、いろいろな場所から人が集まってくるのだ、と。

海士町が抱えている地域課題は他の地域とさほど変わらないと思いますが、その小さなボートに乗り込んだ多様な人がいるから、未来への立ち向かい方が他とは違う気がします。多様性がうまく機能している…島の人たちも、確かな手ごたえを感じているのではないでしょうか。

そして、海士町以外にも、隠岐には西ノ島・隠岐の島・知夫、という島があります。島根の人でもなかなか訪れる機会がありませんが、ほんっとにいい土地です!人もあったかい!お魚がめちゃくちゃおいしい!島にいたころは自然に囲まれ、厳しくも楽しい暮らしをしていました。今でも家族で隠岐大好き!です。

隠岐の商品をなかなか扱うことができないのですが、やっぱり実際に訪れていただきたい!という思いを持っています。皆さま、ぜひ隠岐へ!




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