今年も「牧谷窯」さんへ。幸せを噛みしめた1日。
おはようございます。
昨日は「お楽しみ便」にたくさんご注文をいただき、ありがとうございました!多くの反応をいただき、とても嬉しく思っています。
ソールドアウトしているものもありますが、焼き菓子、和菓子、かつお節と、まだまだたくさんお選びいただけます。
あらかじめ決済を済ませていただくことで、当日スムーズにお受け渡しができます。引き続き、ご注文お待ちしていますね。
「お楽しみ便」についての詳細は、こちらの記事からどうぞ。
さて、Instagramのストーリーでも書いたのですが、昨日は隣県の鳥取県岩美町まで出かけてきました。久しぶりの遠出…。
行先は、来月のイベント「しまねの秋の、お楽しみ」でご紹介する「牧谷窯」杉本義訓さんの工房です。
毎年うつわイベントのたびに「牧谷窯」さんの魅力について語っているのですが、今年もわくわくしながら工房を訪ねました。
「練り込み技法」という特殊な技法を使って独特の模様やモチーフが描かれた作品たちは、ひと目見ただけで虜になってしまいます。
練り込みとは…色の違う土を金太郎飴のように重ねることで模様を作り、それを板状に切り出し、型に入れて成形する技法のこと。
完成図を予想して土を重ねる作業はとても手間がかかりますし、完成してみないと模様の出来が分からないというリスクもあります。
ストライプや幾何学模様といったデザイン性のあるきりりとした模様と、手作業でひとつひとつ時間をかけて、という陶芸ならではのあたたかみが絶妙なバランスで、何とも言えない魅力が生まれます。
そして、どのうつわもお料理がとても映える!
私物で持っているものも、どれも日々の食卓で大活躍しています。
昨年延期や中止になった個展が今年に集中し、全国各地で展示をされているという杉本さん、「今年はあまり手元に在庫がなくて…」とおっしゃっていたのですが、それでもたくさん、預からせていただくことができました!
昨年にはなかった新たな柄のお皿や鉢もの、大きなボウルなど、見ごたえのある作品がたくさんご紹介できると思います。
今回は小さめの鉢もたくさん仕入れさせていただきましたが、いろいろな柄があるので選ぶのも楽しいと思います!
杉本さんが時間と手間をかけてつくり出す、あたたかみとかっこよさが共存した素敵なうつわたち。ぜひ直接手に取ってご覧くださいね。
そして…。杉本さんに「今日はこの後どこかに寄られるんですか?(ほかの作り手のところにも行くんですか、という意味)」と聞かれ、正直に「この後は…カレーを食べますね」と答えた私…。
いつも、杉本さんに梱包をしていただき、伝票を書いていただいている間に、近くにある「カフェニジノキ」さんでスパイスカレーを食べるのが定番の行程になっています。
「ゆっくり食べてきてくださいね」というお言葉に甘えて、約1年ぶりのニジノキさん!
この日はゆで卵のカレー+チキンカレーに、副菜がいくつか。
いつもながらめちゃくちゃおいしく、
窓の向こうには海が見えて、感染対策も万全で、「幸せだ~!!」と嬉しくなりました。
ちなみに…一昨年のnoteですが、初めて牧谷窯さんの作品を扱わせていただくことになり、仕入れにうかがった際の記事がいまだにちょこちょこと読まれているようです。
「幸せだった1日」というタイトルに「なんだなんだ」と興味を持っていただけているのかな?
はたから見れば「幸せってそんなことかい!」と思われるかもしれませんが、初めて牧谷窯さんの工房にお邪魔し、たくさんの作品を目にしたときの感動は今も記憶に鮮やかです。そして、今年もまた同じ気持ちで作品と対峙することができました。
こうして、大好きなうつわの作り手の方に直接お会いし、作品を預からせていただくことが、本当にありがたく、感謝の気持ちでいっぱいになります。
何者でもない私たちのために、たくさんの作品を渡してくださるって、本当にすごいことです!
帰りの車の中でじんわりと幸せを嚙みしめながら、「ほんと人に恵まれてるよね」「うつわの魅力を精いっぱい来てくれた人に伝えようね」と思いを新たにしました。
うつわは初日の11月11日(木)から展示販売します。
一点ものも多いので、初日の11月11日(木)のほうがお好みの作品に出会えるチャンスが大きいと思います。
ほかにもいろいろな作り手のものが集いますので、うつわ好きな方はぜひ、お越しくださいね。お待ちしています。
初日の選書イベント「あなたのための1冊選書」も、引き続き募集中です!
イベント「しまねの秋の、お楽しみ」についてはこちらのマガジンをご覧ください。
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