クリスマスのごちそう、何作りますか?
今年もクリスマスが近づいてきましたね。
いつもの年とは違う過ごし方をしなければならないであろう、今年のクリスマス。普段は外食だけど今年はおうちで、という方も多いのではないでしょうか。
クリスマスの過ごし方と、それぞれのご家庭のライフスタイルって、すごく密接に結びついていますよね。
一人暮らしの方、お子さんが小さい方、年末がお忙しい仕事の方…それぞれに「うちはこんな風に過ごします」というのがあって、それも歳を重ねるとともに少しずつ変化していくように思います。
我が家の場合、基本は家で過ごしますが、子どもたちが小さな頃はかなり張り切ってクリスマスを楽しんでいました。
離島で暮らしていた時には「クリスマスケーキが手に入らない」という状況だったので、スポンジケーキを作ってデコレーションをしたり、ブッシュドノエルを作ったり。上に飾るチョコやサンタさんのメレンゲ菓子はネットで注文したのですが、とりあえずチョコプレートとサンタがいれば何とかなるものです。
料理も、子どもたちが小さな頃はカレーやハンバーグ、成長するにしたがってちょっと大人っぽいメニュー、と変遷してきました。
だいたいの定番は「メイン」「ごちそうっぽいサラダ」「副菜」「スープ」という感じで、副菜にはホタテやエビを入れたカルパッチョを作ることが多いかな…。スープはポタージュが人気で、毎年具材を変えて作っていました。
子どもたちから評判が良かったのが「スタッフドバゲット」。
こんなお料理です。
バゲットの中身をくり抜いて、クリームチーズとスモークサーモン(リンクではツナですが)、赤いパプリカを混ぜたものを詰めてスライスしたものなのですが、毎年「あれ美味しかったよねえ」と言われるくらい好評でした。簡単にできるし、詰める具材もアボカドを加えてクリスマスカラーにしたり、ポテトサラダにしたりと、アレンジできる便利なお料理で、おすすめです。
メインでは、簡単で見栄えのする「ミートローフ」を作ることが多かったなあ。
また、もうずいぶん前になりますが「くらしの学校」のワークショップで教わった「鶏もも肉のコンフィ」がすごくおいしくて、家でも時間をかけて作りました。
鶏肉がほろっほろで柔らかくて、味もしみしみでめちゃくちゃおいしかった記憶があります。
同じく「くらしの学校」ワークショップで「じゃがいものピュレ・コンソメジュレのせ」を教わり、おしゃれな前菜を作ったこともありました。
「ジュレ」とか「ディップ」とか「キッシュ」とか「ニョッキ」とか「テリーヌ」とか、横文字のちょっと変わった料理を作りたくなる、それがクリスマス…。
子どもたちが巣立ってからは極端にクリスマスへの興味関心が薄れ、「ああ、今年も終わるなあ」としみじみと感じつつ、さらっとクリスマスを通り過ぎておせち料理づくりへ移行する…という感じになりつつあります。
が、やっぱり年に1度はわくわくした気持ちでおいしい料理を作る、そんな時間があってもいいなあ、と、スタッフと話をしながら考えたのでした。
ちなみにいつも一緒に仕事をしているスタッフは、今年は24日が平日のため、前倒しをして明日クリスマスディナーを作るとのこと。
なるほどそういうやり方もあるんだな…。我が家はおそらく来週末に遅いクリスマスメニューとなりそうですが、私自身も何を作ろうかな、と悩んでいるところです。
なんせ2人暮らし(2人とも、お酒は1滴も飲まない)のディナー…程よい量で、おいしくて、ちょっと華やぐメニュー。
ケーキも作るとなると大仕事だなあ…、しかもそろそろおせち料理も準備しないといけない時期だしなあ…と、若干気持ちが萎えたりもするのですが、ささっとおいしく作れるレシピを、模索中。noteのサークル「くらしの学校オンライン」でもメンバーの方に呼び掛けて、おいしいメニューを聞いているところです。
「おいしい」と言ってくれる相手がたくさんいたほうがお料理を頑張れる、というのが分かっているから、夫婦2人暮らしになってから「料理を楽しんで作る」というのは、自分への課題となりつつあります。
「畑の野菜を収穫した」「ランチに出てきたあの料理がすごくおいしくて、自分でも作ってみたくなった」など、やる気スイッチはそこら中に転がっていると思うのですが、クリスマスやお正月といった「年中行事」もそのスイッチのひとつ。
漫然と過ごしてしまうのもアリですが、今年はちょっと頑張ってみようかな。
日常の中のそんな「ちょっと頑張る」の繰り返しで、食卓が日々充実していくのかもしれませんね。
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