不眠の夜と編み物セラピー
コラム353:不眠の夜と編み物セラピー
本当に、「編み物セラピー」なるものがあるそうだ。ただ単純なステッチを黙々と編むものが多いようで、雑念を忘れる、ということか。
ずっと、不眠がひどいので、今も夜中の3時。一度中途覚醒すると、なかなか再び寝付けないので、手芸にいそしむ。といっても、ミシンをガタガタするわけにはいかないので、静かにできる編み物は最適。
マフラーの季節でもないので、巾着やカゴをせっせと編む。一体何を入れるのか分からない。近所の方が、小さな犬を入れる、ともらってくださったのが救い。
棒針編みでもかぎ針編みでも、単純な作業を繰り返して、煩悩を忘れられるならよし。ただし、単純すぎると、過去のいやなことを思い出したりするので、凶。
ちょっと模様がある方が、脳のネガティブ化を阻止できる気がします。ドイツ人のベルンド・ケストラーさんという方は、日本で編み物作家をしておられますが、彼によれば、ドイツには「編み物男子」も多いそう。もともと、防寒、防水のために、海軍や漁師によって編まれた歴史もあるので、うなずける。
不眠の夜には、ぜひ編み物を。百均毛糸で十分なので、初期投資少なし。講師はYouTubeで。さて、ピンクのかごを編むことに戻りますか。
以上
クララ
2022年4月13日
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