見出し画像

首が痛いのがつらいのです

コラム420:首が痛いのがつらいのです

 数多い持病のうちに、首痛があります。10年以上前に、駅のエスカレーターから転げ落ちて、首を痛めたのでした。旅行の帰り道、大きなリュックを背負って、疲れていたのか、ふらついて、後ろ向きに真っ逆さま。他の方を巻き込まなかったのが不幸中の幸でした。

かなりの出血で、顔や足が血だらけになりながらも、駅員さんには「大丈夫です、タクシーで帰ります」と言ったものの、「救急車でしょう」と声を揃えて言われたことを思い出します。

 ですが、出血などのケガは、2週間くらいですぐに治ってしまい、問題は首の痛みだと、後になって気づきました。長く悩んだ末、ペインクリニックを紹介され、行ってみると、整形外科とは全く違うアプローチで、痛みに対処してくださいました。整形外科では分からなかった首の骨の変形も分かりました。

 ただ、治るわけではないので、注射と、痛み止めの服用がはじまります。今でも、ボルタレンは欠かせません。はじめは、頭痛のように感じても、イブプロフェンやアセトアミノフェンでは効かず、首痛だと理解するまで時間がかかることもあります。

 皆さんも、整形外科的ケガでお悩みの際は、良いペインクリニックや麻酔科を知っていると、クオリティ・オブ・ライフが格段に向上します。

 痛み、というのは、理解してもらいにくく、とかく「サボり癖」などと思われがちなので、とても辛いですよね。分かります。うん。一緒に痛みを共感しあいましょう。

以上

クララ

2023年4月3日

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?