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Kura-kura NEWS

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記事一覧

2023/4/30 ジョホールバルの国境施設の混雑について州首相が激オコ。解消のための5つの課題を入管側に突きつける

ジョホール州の州首相のオン・ハジズ氏がジョホールとシンガポールのマレーシア側の国境施設スルタン・イスカンダルで発生している渋滞について激オコとのこと。 ハリラヤを前に抜き打ちで視察に訪れ、車用の入国審査レーンのほとんどが閉鎖されている状況を確認し、そのことに激オコされている動画がSNSで拡散されていた。 全てのレーンが開くまでワシはここを一歩も動かんぞ!バリの激オコで、現在イミグレーションに対応を求めている。 オン・ハジズ氏は、スルタン・イスカンダル入管施設側に、国境地

2023/4/29 マラッカ州政府はハリラヤの学校休暇後の休みの延長に賛成すると表明

マラッカ州政府は、現在マレーシアを襲っている熱波のために学校の休みを延長するとの副首相の提案を歓迎すると述べた。 学校の休みの延長の最終決定は教育省にあるとしながらも、猛暑の学生たちへの影響が懸念されている。現在はハリラヤのため学校は休みとなっているが、この休みを延長する必要があると述べた。 また、マラッカ州政府は、大気汚染指数(IPU)の悪化についても懸念があるため、IPUが100を超える地域の学校では、現在の熱波が終了するまで教室外の授業や活動を中止することを決定した

2023/4/28 クランタン州の11歳の男の子が熱中症の今年初の犠牲者に

クランタン州で11歳の男の子が熱中症で死亡した。 検死報告書によると、熱中症のため、極度の脱水症を発症しており、心臓や腎臓が「乾燥している」状態だったとのこと。 母親によると、ハリラヤの最初の2日間は兄弟と自転車に乗って元気に遊んでいたが、3日目から微熱や下痢などの体調の異変が起きたとのこと。4日目には衰弱してきたので、クリニックを受診し、その後亡くなったとのこと。 マレーシア政府は熱波とヘイズへの警告を発しており、マレー半島北部の一部地域では高温注意報も発令される日が

2023/4/28 南北高速の特定の区間で「スマートレーン」を発動。対象区間では路肩の緊急走行レーンを通常走行可能に

マレーシアの高速道路会社PLUSは、ハリラヤの学校の休みが終了する4/29からメーデーの休日5/1までの期間、主要高速の特定の渋滞発生予測地点で「スマートレーン」を発動すると発表。 「スマートレーン」とは、通常時は走行が禁止されている路肩の緊急走行レーンを一般レーンとして通行可能にするというもの。 PLUS社によると、今回のハリラヤ期間中、南北高速ポートディクソン出口からスレンバン出口の区間、クライ出口からセナイ出口間で「スマートレーン」実施されており、利用者から好評であ

2023/4/27 今週末に全国の高速道路を利用する車両の台数は400万台になる見通し

マレーシアの高速道路公団LLMは、今週末に訪れるハリラヤ終了時には、Uターンラッシュで400万台の車両が全国の高速道路を利用するのではないかと予測している。 5/1はメーデーで休日のため、その翌日から学校が再開される。それまでに帰省先から帰宅する人で高速道路が混雑するとみられている。 ちなみにハリラヤの前日の金曜日には、400万台ほどの車両が高速道路を利用したと報告されていて、今週末のUターンラッシュも同規模となる見込み。 出典お知らせKura-kura.netではマレ

2023/4/27 同乗のJPJ職員が交通違反を犯している長距離バスドライバーを摘発

高速バスの運転手2名が、運転中に携帯電話を使用したとして取り締まりを受けた。 マレーシアの交通局 (JPJ) によると、JPJ職員が乗客としてそのバスに乗っており、運転中の携帯電話の使用している現場を撮影したとのこと。 4/17-18はハリラヤ期間の交通安全重点取締期間に定められていた。 今回摘発された運転手は、運転時の携帯電話の使用だけでなく、追越車線を走行し続ける、二重線区間での追い越し、規定場所以外で乗客を下ろすという違反も犯していた。 また、この高速バスの運行

2023/4/26 マレーシアの2023年第16週(4月16日から22日)のデング熱感染状況

1週間の感染状況感染者数: 1,877名 (↘️ 21.8%) 死者数: 1名 2023年の感染者総数: 35,202名 (前年同期間比: 195.3%) 2023年の死者総数: 22名 (前年同期間の死者数: 6名) 感染が確認されたホットスポット国内の116か所がデング熱感染ホットスポットに指定されました(先週は109か所)。 スランゴール州: 62か所 ペナン州: 32か所 サバ州: 8か所 KL/プトラジャヤ: 7か所 ペラ州: 3か所 ケダ州: 2か所

2023/4/25 ジョホール保健局はデング熱を媒介する蚊の繁殖への対策として取り締まりを実施中

ジョホール州保健局は、デング熱の感染を広げるネッタイシマカの発生を防止するための取り締まり活動を行い、2023年中これまでに2,132件の違反を確認し、違反者に対して合計100万リンギット分の罰金を科したと発表した。 保健局局長によると、住居などでネッタイシマカの発生を起こす水たまりや水が溜まる容器を排除し、殺虫剤を使用するなど、デング熱のウイルスを媒介するネッタイシマカの発生を防ぐためのそれぞれの役割を果たすようにと警告を発した。 2023年第15週のジョホール州内での

2023/4/24 今年はマレーシアに熱波が襲う可能性が高いため要注意を!

マレーシア政府は、南西モンスーンへの切り替わりに伴い、今季熱波に注意するようにとの情報を配信している。 降水量が少なくなる南西モンスーンの季節には、マレーシア周辺国の焼畑によるヘイズの発生、熱波の発生が起こるが、今年は特に注意が必要だ。 マレーシア政府が熱波発生時に熱中症などのリスクが高いとするグループは以下の通り: 重労働を屋外で行っている人 40歳以上の人 5歳未満の子ども 呼吸器系疾患、心疾患を患っている人 高血圧、糖尿病、甲状腺亢進を患っている人 熱波

2023/4/23 元ギャング構成員が違法貸金業の違法な取り立てから市民を守る側へ

マレーシア市民権利協会(PHMM)によると、無許可の貸金屋からの違法な取り立てについて1日20件以上の問い合わせがあるとのこと。 このPHMMの会長を務めるのは31歳のムスタファ氏で、自身も以前はギャングの一味として12年間活動していたという経歴の持ち主。 ギャングの構成員だった当時、母親の働きかけにより更生のためサウジアラビアでイスラム教を教え込まれ、その後改心したとのこと。 帰国後は、非認可の貸金屋から借金をして違法な取り立てに苦しむ人々を救済するため、PHMMを立

2023/4/22 マレーシアでは交通事故が多発しているのでご注意を

2023年のハリラヤの前日に当たる4/20にマレーシア全国で発生した交通事故件数は1,389件に達したことが発表された。 交通機動隊の報告によると、これらの事故に関係した車両区分は、乗用車が1,159台、四駆が112台、オートバイが192台とのこと。 マレーシア全土ではOp Selamat(安全取り締まり)が実施されており、全国の交通事故多発地点で重点的な警戒をおこなっている。 出典お知らせKura-kura.netではマレーシアの情報を配信しています。ブログ、Twit

2023/4/21 サラワク州でオミクロン株の変異株「アークトゥルス」の感染を確認

サラワク州の副首相は、COVID-19のオミクロン株の変異株「アークトゥルス」XBB1.16の感染が州内で確認されたと発表した。これまでにXBB1.16株に感染しているのが確認されたのは6名。 ハリラヤのシーズンで、多くの人が帰省し交流を行うため、感染が拡大することが懸念されるとして、マスクの着用や清潔に保つことなどの対策を呼びかけた。 出典お知らせKura-kura.netではマレーシアの情報を配信しています。ブログ、Twitter、note、インスタなどで情報を配信し

2023/4/20 マレーシアの2023年第15週(4月9日から15日)のデング熱感染状況

1週間の感染状況感染者数: 2,399名 (↗️ 2.6%) 死者数: 1名 2023年の感染者総数: 33,325名 (前年同期間比: 204.2%) 2023年の死者総数: 21名 (前年同期間の死者数: 5名) 感染が確認されたホットスポット国内の109か所がデング熱感染ホットスポットに指定されました(先週は93か所)。 スランゴール州: 59か所 ペナン州: 25か所 サバ州: 10か所 KL/プトラジャヤ: 6か所 ペラ州: 4か所 ケダ州: 3か所

2023/4/19 猛暑とヘイズに関する保健省の注意喚起文書(ざっくり翻訳)

今後の気温上昇とヘイズ発生時の健康管理について、マレーシアの保健省が声明を発表しました。以下にざっくり翻訳を行います。 高温注意報について現在マレーシアでは、一部の地域で猛暑に見舞われており、大気の質に大きな影響が発生しています。 2023年4月18日のマレーシア気象局の発表では、いくつかの地域で高温注意報(レベル1: 要注意)が出されています。現状では高温警報(レベル2: 熱波発生中)に該当する地域はありませんが、常に気象局のサイトから最新情報をご確認ください。 大気