「自動車のタッチパネルは非効率」という調査結果の3つの見落とし
こちらの記事で紹介されている「自動車のタッチパネルは非効率」という記事では大事なポイントが3点、見落とされているので解説します。
⓪記事の要約
この記事の要点の要約です。
セダンタイプのTesla Model3に3年強乗っている経験から、この記事で見落とされている3つのポイントを紹介します。
①音声コマンドの存在
一点目は、タッチパネル化されると同時に大抵の場合、音声コマンドが搭載されているという点です。
物理ボタンの時代には音声で車の機能を操作することはありませんでした。
音声でも操作が可能になったことで、操作のために目を奪われることもありません。
そうなると、道路から目を離すことはないため、どの物理ボタンよりも早いということになり、物理ボタンかタッチパネルかという二項対立に意味がないということが分かると思います。
二点目は、ハードウェア専業でやってきた自動車業界がタッチパネルのUIUXを設計するという専門外の領域だという点です。
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