くらパパ

大阪在住。三児のパパ。野球はカープファンだが、サッカーはセレッソ。子どもが寝静まった後…

くらパパ

大阪在住。三児のパパ。野球はカープファンだが、サッカーはセレッソ。子どもが寝静まった後に起きての映画&酒がささやかな楽しみ!記録用に日記をだらだらと。

最近の記事

2024年3月23日(土)女性のイメージ強いホッケーだけどその昔は大変

冷たい雨が降る休日の朝は暗くて少し寂しい。そういえば最近知っている名前の人の訃報が続いてこれも寂しい。鳥山明にTARAKOさん。別にアニメファンでもないがよく観ていたから。。。えぇ俳優の寺田農が亡くなったか。こちらは世代が違うが昔に岡本喜八監督の映画にはまっていたので『肉弾』の印象が強く残っている。ガリガリで一人での芝居も多く名演でしたね。ネットニュースを見るとラピュタのムスカの声をしていたのか。休日の日も朝恒例のスポーツ関連の読書。へぇー女性の競技というイメージが強いホッケ

    • 2024年3月20日(水・祝)スクラムにはヒールアウトの時代も当然あった

      春分の日。朝から横殴りの雨が降り大慌てで洗濯物を取り入れる。春一番かと調べてみると強い寒気が流れ込んだだけの単なる春の嵐でしかも今年は関西に春一番が吹かないとも。そんな吹かない年があるとは知らなかった。春分を過ぎても発表されなければその年は「観測なし」となり過去にも結構あるんやな。休日の今日も朝からスポーツ関連の読書。へぇーラグビーのスクラムは多数がボールを奪い合う「小さな戦闘」「相手との小競り合い、組み合い」を意味するもので当初はモールもラックもスクラムの一種だったのか。「

      • 2024年3月9日(土)競歩は意外に混乱含みの競技だった

        今週はようやく週末がやってきたといった感じだ。先週末から子ども3人が順々にインフルにかかってそれはもう大変だった。インフル騒動も少しおさまり土曜の落ち着いた朝に『スポーツ大辞典』(大修館書店)をパラパラめくる。なになに競歩は論争の少なくない競技だったのか。50kmや20kmといった長い距離を市街地で走り抜くイメージがあるが当初はトラックで7マイル(約11km)を競うというものだったという。これは19世紀の終わりごろの話で次第にスピード化を求める動きが現れて4マイル(6.44k

        • 2024年2月24日(土)最近見た映画のプチ記録

          3連休の2日目。セレッソ大阪の2024シーズン開幕戦の日。土曜なのにどうも日曜日のような感覚の日。朝8時半前にプリキュアが始まるからと娘を起こしそうになる。なんのこっちゃ。ここの2週間ぐらいは家で映画をいくつか観れたのでそれを記録までに書き留めておく。2019年公開の『イエスタデー』はファンタジー・ロマンティック・コメディ映画というのか。売れないシンガーソングライターの主人公が事故を起こした後にビートルズが存在していない世界に変わっていた。唯一ビートルズの曲を知っている主人公

        2024年3月23日(土)女性のイメージ強いホッケーだけどその昔は大変

          2024年2月23日(金・祝)ラジオ体操はスウェーデン体操方式!

          3連休の初日。天皇誕生日。令和ももう6年になるのか。早朝から最近ルーティーンにしているスポーツの知識漁りと整理を。日本のアーチェリーは和弓を愛好していた人が実践し普及に努めたこと。1928年(昭和3年)に始まったラジオ体操はスウェーデン体操方式の身体各部位の運動を組み合わせたものだったこと。スポーツはイギリスにおける文明化の過程で生まれたもので18世紀の間に暴力を用いないで権力を譲渡するシステム(議会制)ができた時代に生まれた「非暴力の競争」を目指した文化であること。なんやら

          2024年2月23日(金・祝)ラジオ体操はスウェーデン体操方式!

          2024年2月11日(日・祝)黒人身体能力説は白人の決まりの悪さを紛らわせる口実!?

          先週土曜の朝に皿洗いをしようと食器の中に手を突っ込むと指が『ザックリ』と切れた。右手の薬指から血が流れるわ流れるわ。折り重なる皿の中に少し底のあるガラスのサラダ皿が大きく欠けていて汚れた水を相まって全く気付かずかなかった。そのためこの1週間は負傷との面倒な付き合いで少々疲れた。ただその間に川島浩平著の『人種とスポーツ』を読了した。分かったのは黒人の身体能力が優れているというステレオタイプの起源は1930年代のアメリカのようだ。民主化への流れのなかで黒人が台頭し白人と雌雄を決す

          2024年2月11日(日・祝)黒人身体能力説は白人の決まりの悪さを紛らわせる口実!?

          2024年1月27日(土)黒人の「身体能力が凄い」のイメージは日本発信ではない

          休日恒例の朝の洗濯回しを今日もする。その間に朝読書も。川島浩平・著『人種とスポーツー黒人は本当に「早く」「強い」のか』を棚から引っ張り出してぱらぱらめくる。ふむふむ日本で(特にメディアで)よく耳にする「黒人は天性のアスリート」というイメージは日本だけに限ったことではないのか。アメリカで主張され始め生まれたというのが実態か。当然だが黒人の身体能力は生まれつき優れているという今では当たり前の「黒人身体能力ステレオタイプ」はそもそも存在しておらずようやく20世紀になってしばらくして

          2024年1月27日(土)黒人の「身体能力が凄い」のイメージは日本発信ではない

          2024年1月13日(土)グローブ発明がボクシングの近代化!

          正月がすっかり明けて身を引き締めるにもこの朝の寒さは身にしみますね。なんのこっちゃ。昨年末の井上尚弥のファイトを見て朝から『最新スポーツ大辞典』(大修館書店)のボクシングの章をぱらぱらめくる。やはりルールが出来始めた初期(18世紀半ば)も相当喧嘩さながらの乱暴なものだったのですね。もともと時間無制限でどちらかが降参するか動けなくなるかで勝負を決する中でダウンが20回30回は珍しくなく200回という記録も残っているとか。それをジャック・ブロートンが新ルールを作りしかも「グローブ

          2024年1月13日(土)グローブ発明がボクシングの近代化!

          2024年1月10日(水)西ドイツの皇帝が亡くなる

          少し世代は違うが八代亜紀の訃報に驚いたがそれより西ドイツのフランツ・ベッケンバウアーが亡くなったと知ってさらに驚いた。小学生の頃にこの物騒な名前の監督が90年のイタリアワールドカップを優勝に導きしかも当時入っていたサッカークラブのコーチからベッケンバウアーはかつて名選手でアウトサイドキックを蹴らせたら針の穴を通すほどの正確さだとも教えられた。その距離は優に35mを超すとも聞き仰天したほどだ。 彼の言葉にこういうものがありますね。「フットボールは世界でもっとも優れたコミュニケー

          2024年1月10日(水)西ドイツの皇帝が亡くなる

          2024年1月8日(月・祝)アメリカ型スポーツは独占禁止法の精神!

          成人の日で三連休の最終日。年末年始に帰省や家族親族で遊園地などいろいろと遊びに出かけたので家でのんびりすると決めていたので朝は誰も起きてこず静か。読書にうってつけで『スポーツ国家アメリカ』(鈴木透著、中公新書)を棚から出してパラパラ。そうか今みられるアメリカ型スポーツの特徴が形成されたのは南北戦争終結後の19世紀後半か! しかも野球もアメフトもバスケもほぼ同時期に。当時農業国から工業国へ変貌をとげ自由放任主義経済をひた走っていたがロックフェラーやカーネギーを生むなど巨大企業の

          2024年1月8日(月・祝)アメリカ型スポーツは独占禁止法の精神!

          2024年1月6日(土)1932年ロサンゼルス五輪は結構画期的だった

          正月休みが明けた昨日の仕事始めを経て3連休。鈍った心身がまたまた鈍ってしまう。休むことがいいことか分からなくなる年明けですね。朝から本棚にあった『幻の東京オリンピック』(橋本一夫著・講談社学術文庫)をパラパラめくると1932年ロサンゼルスオリンピックが結構日本にとっては画期的であったのだと分かる。これまでにない190人を超える大選手団。政府の補助金も前回大会の倍近い10万円。天皇が体協に初の下賜金を1万円……などなど国内各界の関心が異常に高くそれに伴う代表選手への「メダル獲得

          2024年1月6日(土)1932年ロサンゼルス五輪は結構画期的だった

          2024年1月4日(木)ネットというスポーツ用具も歴史あり!

          スポーツについて用具のこともいろいろと本の記述を読むと面白いですね。ネットなるものが最初に利用されたのはテニスの前身であるジュ・ドゥ・ポームだと。しかも当初はロープのみ。古くはお遊びの感覚で楽しまれていたのでボールがロープの下を通過しても大目にみられ長くラリーをして楽しむのが目的なのでそのほうがいっそう好都合であったとか。やがて競技化が進み厳しいルールが実施されるようになってしかも16世紀以後はネットがそれほどの貴重品ではなくなったのでスポーツ用具へと転用が可能となったようだ

          2024年1月4日(木)ネットというスポーツ用具も歴史あり!

          2023年7月23日(土)なでしこジャパンと山下主審の「コール」が素晴らしい!

          夕方に女子サッカーワールドカップの日本初戦を観る。5-0の快勝。ザンビアは格下とはいえなでしこジャパンは強いですね。タッチライン際の「3人目の動き」と呼ばれる選手のかけあがりとそこへちゃんとパスが届くのが随所に見られる。なかなか点が入らなくてこちらもモヤモヤしたけどあの1点目は何度も狙っていたアーリークロス気味のバックスとキーパーの間からの得点。これこそ狙い通りでしたね。直前にテレビで観ていたラグビーの日本対サモアでリーチが退場したイライラ感を完全に払しょく!なんのこっちゃ。

          2023年7月23日(土)なでしこジャパンと山下主審の「コール」が素晴らしい!

          2023年7月17日(月・祝)女子サッカーを調べると面白い

          ワールドカップの開幕が直前に迫る女子サッカーについて本を引っ張り出して調べてみるとやっぱり面白いですね。悲しいかな女子サッカーは不遇の時代が長い。激しくぶつかり合うことから「レディー」にふさわしくないと考えていたのが第1次大戦で状況が変わり軍需工場で働く少女たちが始める。試合は観客も入り入場料も得られるようになるが売り上げは戦争の義援金に使われたり、労働者のストライキの支援のために使われたりと。つまり一人前といえない状態でありこれが長く続く。FIFAもなかなか重い腰を上げずよ

          2023年7月17日(月・祝)女子サッカーを調べると面白い

          2023年7月15日(土)002 錦木が覚醒!

          今日の朝日新聞朝刊のスポーツ・相撲欄の阿武咲が錦木の好調について語ったコメントが逸材。「覚醒してる。ついに芋焼酎をアミノ酸に分解できるようになったんじゃないか」。酒好きで知られる錦木ならでは。モラルやコンプラが厳しく問われる昨今のメディアでは珍しく砕けた内容を載せている。神事であり格闘技であり興行であるけどスポーツでもあるからこれぐらいの遊び心は相撲なら問題ないでしょう!

          2023年7月15日(土)002 錦木が覚醒!

          2023年7月15日(土)女子W杯前でサッカー熱高まり昔のサッカー雑誌を手に!

          7月の3連休初日。「もう梅雨明けだろう」と叫ぶようにセミの鳴き声が朝から聞こえる。もう夏ですね。この酷暑激暑ですし。週末の習慣にしている2階寝室の掃除機かけをしていたら本棚に「サッカー事件史」を特集した昔の週刊サッカーマガジンを目にし手に取る。20日に開幕する女子サッカーワールドカップが直前に迫りサッカー熱がじわじわ高まっているのでぱらぱらめくってみる。2008年5月発行なのでかなり古い。「城彰二への水かけ事件」「中田英寿vsトルシエ、対立の構造」「検証・ネルシーニョ事件」「

          2023年7月15日(土)女子W杯前でサッカー熱高まり昔のサッカー雑誌を手に!