2024年3月20日(水・祝)スクラムにはヒールアウトの時代も当然あった

春分の日。朝から横殴りの雨が降り大慌てで洗濯物を取り入れる。春一番かと調べてみると強い寒気が流れ込んだだけの単なる春の嵐でしかも今年は関西に春一番が吹かないとも。そんな吹かない年があるとは知らなかった。春分を過ぎても発表されなければその年は「観測なし」となり過去にも結構あるんやな。休日の今日も朝からスポーツ関連の読書。へぇーラグビーのスクラムは多数がボールを奪い合う「小さな戦闘」「相手との小競り合い、組み合い」を意味するもので当初はモールもラックもスクラムの一種だったのか。「20分間ぐらいボールを見ることもなく、ただふたつの集団がボールを奪い合う死闘とキック・アンド・ラッシュ、そしてスクラムの繰り返しあった」(トム・ブラウンの学校生活)というヒールアウトのない時代のラグビーはスクラム中心で荒々しかったがフォワードとバックスが分かれるようになると同時期にヒールアウトが認められて一気にゲーム内容が現代的なものに展開する。とはいえこれが起きたのは19世紀後半の100年以上も前なので最近のこととはいえないがつい100年ちょっと前までスクラムのボールを前方にしか蹴り出せなかった時代があったのかと思うと最近の気もするなぁ。

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