おまえの次のセリフは「いや、作った人たち絶対そこまで考えてないと思うよ……」という。

おまえの次のセリフは「いや、作った人たち絶対そこまで考えてないと思うよ……」という。

最近の記事

己の感想~雉野つよし編~

今までは一応事実に基づいて(?)ドンブラのキャラクターについてあれこれ言ってきたんですが、これから先のターンは事実とかじゃなくて完全に私情ばりばりでドンブラのキャラクターを語っていこうと思います。 その際にまず最初にしておきたいのが、雉野つよしさん及び演者さんのファンの方に向けての注意喚起です。 私は今から雉野つよしというキャラクターに対して自身が感じたことを素直に書いていくつもりでございます。しかしながら、それらの言葉はもしかすると誰かを傷つけてしまう場合が無きにしもあ

    • お気持ち表明場

      これまで散々キンドンに対する重すぎる想いを一方的に語ってきたわけですが、そんな私は今回のキンドンの情報を見て一体どのような反応を見せたでしょーか? 正解は…… 『「え!なんで!?」ってクソでけぇ声を出して仰天した』でしたー! まぁビックリしたよね。思いもよらぬ二本立て、脚本家も違う。正直1~2日ぐらい本気で落ち込んだもん。これで最後なの……?って。 まぁでも3日目にはちょっと復活しました。何故ならこの形は自分が一番嘆き悲しむ形では無かったからです。もしもキンドンが『キ

      • ドンゼン二周目

        ドンゼンの二周目をようやく観ました!(およそ7ヶ月ぶり2回目) 最初に自分がこれまで書いたドンゼンの感想をあらかた読んだ上で観たんですが「あれ、私は過去の自分と同じ映画を本当に観てる……??」って困惑しました。感想のやつさ、あまりに妄言が過ぎるなって。自分が過去に言ってること、映画で何一つ表現されてないけど何?私は何を観てたの??夢???ってなった。 我が事ながら恐怖すら感じたのですが、でもじゃあ過去の妄言を撤回するかと言ったら……しないですね。いやだってドンゼンを額面通

        • ドンブラザーズの縦軸について考える

          ドンブラザーズって縦軸がどうこうって話題が結構多かったですよね。 公式ブログやら演者さん達の間でもよく話題になってたし、それに伴って巷でも見かけてたイメージがあって。多分縦軸って「話が進むこと」の意味だと思うんですけど、そしたら確かに猿原さんは縦軸ないとか言われるのわかるなーって。 そんでこないだね、タイムレンジャーを観てたんですよ。そしたら1話からもう綺麗に面白くてですね。正確には、面白いってことが1話の時点でもうわかるって感じ。導線があまりに綺麗だったから。 タイムレ

        己の感想~雉野つよし編~

          ドン書き殴り雑記6

          ■ドンムラサメについて 前回の感想でムラサメのこと何にもわかんないって書いたんですが、ムラサメのこと本腰入れて考えたことがないなって思ったので、これからしっかり考えようと思います。大体、知ろうともしていないのにわからないとか抜かすのはあまりに傲慢が過ぎますもんね。反省です。すいません、マザー。 えーっと、ムラサメちゃんは獣人に対抗するためにドン家が生み出した人工生命体。でもそもそもは獣人だってドン家から生み出されたものなので、この辺りはなかなか罪の味がします。 なのでド

          ドン書き殴り雑記6

          ドン書き殴り雑記5

          ■しんちゃんはるちゃんについて いつか書こうと思っていて、思ったまんまでいるうちにTwitterがXに変わるほどの時が経ってしまいました。しかしもう結論は出ているんです。「わからない」って。なのでここから先はわからないなりに何かを理解しようと足掻く人間の様を眺めて頂ければなと思います。 えーじゃあまずは椎名ナオキから。 ドンブラザーズの物語はタロウとはるかから始まっているんですが、何気にいっちゃん最初の出来事は椎名ナオキの盗作騒動からなんですよね。もっと言うとはるかとソノ

          ドン書き殴り雑記5

          ドン書き殴り雑記4

          ドン48話に口を出したので、47話もちょっとだけ。私の勘違いの可能性が高い、わかりにくい猿原さんシリーズ。 陣さんに「敵であるはずの鬼がドンブラザーズにいる。これはきっとドン家のメッセージ。敵と味方もないということだ」みたいなこと言われた後、猿原さんが珍しく静かに怒ってたじゃないですか。なんで陣さんにこんな怒り方するんだろーって思って。 あの人基本、私は今怒っている!を声と態度と仕草で伝える怒り方をする人で、タロウに「俺のは辛い強さだ」って突き放された時も、俳句を馬鹿にさ

          ドン書き殴り雑記4

          ドン書き殴り雑記3

          ドン48話について気になったところ。 犬塚からチームワークを引き出す作戦だったのかと問われるタロウ。タロウの返事は「答えたくない」。わかったように笑う犬塚。わかっているやつがもう一人って犬塚が言って、暖簾からでてきて微笑むソノイ。微笑み返すが、何故かちょっと寂しそうな桃井。 絶妙だよね、「答えたくない」って。タロウが死んでないから、本心から答えたくないって思ってるって事だもんね。てことは答えたくないとタロウが思った理由が必ずあるわけで。 これ多分犬塚がミスリードな気がす

          ドン書き殴り雑記3

          ドン書き殴り雑記2

          ソノイから見たタロウと、タロウから見たソノイってまたちょっと何かが違う気がするんだよなー。スタンスが。 ソノイ視点だとどこかアマデウスみがあるというか。特にFLTソノイが。サリエリ・ソノイ。てかWブルーってサリエリ枠かな。モーツァルトへの対応の差で深みを増すWブルーの味わい方。ソノイはモーツァルトを神、猿原さんはモーツァルトを人間として見ようとしてる気がしなくも無い。種族的にも。 ソノイ自体もかつて神のいた世界から墜ちて、猿原さんも人間の世界から神を見上げている人だから、

          ドン書き殴り雑記2

          ドン書き殴り雑記1

          自分が書いたものを読み返してたんですけど、ソノイについてもっかい考え直そうかなって。 あれ書いてたのFLTを見る前で、その時は人間が好きなんかなと思ってたんですけど、FLT見た後に見返したらなんか「あれ、やっぱりソノイの軸って人間と言うよりタロウだったんかな」って思えてきて。 なんかずっとさ、FLTソノイが桃井タロウの素晴らしさについて脳に直接語りかけてくるんですよね。お前は桃井タロウの素晴らしさをわかっていない!って。あれは本編か。ソノイ~おでんのすがた~。 まぁでも

          ドン書き殴り雑記1

          猿原真一について本気出して考えてみた

          猿原真一のこと本編からずっと考えてきたけど、実際よくわからないキャラではあります。だってなんも教えてくれないもん。どでけぇ家に住んで俳句を嗜むお金が触れない中卒の21歳の風流人という謎の情報しかない。ほんっとに猿原真一の事を考える度に中の方ほんとうにすげぇなって思います。何にもないんだからキャラ解釈のしようがないもん。 彼の過去を構成する具体的なエピソードは一切ないんだけど、そう言ってても話が進まないので、彼の色んな要素から猿原真一を切り崩して行こうと思います。 えー、ま

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          鶴の獣人について

          鶴の獣人は、百人居たら百通りの見え方しそうだよね……。なのでこれは、その内の一人の戯言だと思って見て頂けるといいかなって思います。 まず理性のある鶴の獣人が、獣人の森から脱走してまで何をしたかったのかってところから考えていきたいと思います。いっちゃん最初の動機ね。 といってもわかっているのは鶴の獣人は「物語を紡ぐ」ってことだから……それが鶴の獣人が生まれた意味なら、そりゃたしかに脱走するよね。本来はそれをするために生まれてきたんだもの。 そんでもういっこ獣人には重要な事

          鶴の獣人について

          ドンゼン感想:桃井タロウ編

          桃井タロウについて考える前に、まず下地になっている桃太郎という物語のことをちょっと考えていこうと思います。ドン家が神様の概念として昔からある物語をなぞっているってのを考えると、桃井タロウは桃太郎のロールを担っている存在だからです。ジロウが孫悟空なら、タロウも桃太郎だろうってことで。 よくよく考えたら桃太郎って不思議な物語ですよね。 川から桃として流れてきて、おばあさんに拾われ、すくすく成長して大人になって、ある日鬼の噂を聞いたら急にスイッチいれたみたいに「鬼退治に行ってきま

          ドンゼン感想:桃井タロウ編

          ドンゼン感想:猿原真一編

          正直なところ、ドンゼンで一番変化にびっくりしたのが猿原さんです。ぶっちぎりでバランス崩してて。 そもそも猿原さんってすげぇ概念が詰め込まれてるキャラだと思うんですよね。井上先生による、見えざる概念が。それを語ろうかと思ったけど……なんか、書いてたら量がとんでもないことになったので今回はちょっとはしょります。真面目に語ろうとしたら、私は人間と神様の話とかしだすよ。怪しさしか無いよ。 ぱっと見はあんなにコミカルなのに、奥底に詰め込まれているのは達観した人間の何かだからもう訳が

          ドンゼン感想:猿原真一編

          ドンゼン感想:鬼頭はるか編

          ドンゼンのはるかちゃんねぇ、むっずかしいんだよなぁ。あってるかどうかもわかんないし。先に言っておきますが私がこれから書き連ねることはこれまでのすべての妄言の中の妄言であり、ついでに、だらだら書いた上にちゃんとした結論も出しません。ドンゼンでわかっていることだけは書くけど、推論みたいなものは出さないよ。外れたら死ぬほど恥ずかしいもん。 それでもよければ、どうぞ! 私がドンゼンにはるかちゃんにまず感じたのは違和感なんですよね。アレ?って。はるかちゃんってこんな人だったっけ?っ

          ドンゼン感想:鬼頭はるか編

          ドンゼン感想:桃谷ジロウ編

          ドンゼンってなんだかんだジロウくんの映画だったんだろうなって。どちらかというと良い意味で。竜になる物語としてね。 タロウに用意された物語は桃太郎だけど、ジロウに用意された物語って西遊記だと思うんですよね。だから、ジロウくんにとってのドンブラ本編とドンゼンは多分西遊記の物語の一端なんじゃないかなって。 しかも多分、物語が始まる前の。 西遊記って孫悟空が三蔵法師に出会って物語が始まるから。 ルミちゃんが三蔵法師かと思ってたんですけど、ルミちゃんって確か馬トレーナー着てたから

          ドンゼン感想:桃谷ジロウ編