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「福の島」の旅の続き2

~あなたの元に必要な助けが届きますように~

この地上の小さな目に見えないけど存在している「微生物」。
その小さな彼らの存在と、どう付き合う?

Covid19の体験を通して、わたしたちは、ウィルスや菌と共生していることを学んだ時代に生きています。

例えば、放射能汚染や塩害から蘇生した農家さんたちがいます。
その蘇生を助けてくれるのは、間違いなく「微生物」と私たち人間が奏でる協奏曲です。

2011年8月。塩害により多くの田んぼが休止する中、
有用微生物群で田んぼの蘇生を見事に実現した鈴木有機農園さん。
2011年8月。畦道のコントラスト。
蘇生した田んぼ(左)と休止した田んぼ(右)。

EM(有用微生物群)との出会いは、震災前の鈴木有機農園さんへの取材がきっかけでした。鈴木さんが、「その土が健康かどうかは、土を食べればわかるよ」と味見をしてくれました。

「われわれは植物を育てている、なんていう言い方をするけれど、人間が育てることはできるわけがない。植物が育つ環境を整え、手助けをすることだけ」と笑う鈴木さんは、わが子の様に愛おしい植物が育つ土壌を確認し、家族とともに、野菜とそれを食べた人たちが喜ぶ環境づくりに精を出しています。

農業は健康を守る産業と語る鈴木さんの取り組みは、地域の子供たちとともに広がっています。鈴木有機農園さんのお米やお野菜の生命力の強さは、ご飯を炊いた時の香りでわかります。

2011年6月の仙台の景色1
2011年6月の仙台の景色2
2011年8月見事に育った稲。
興味深いことに、稲の向こうに見えるのは放置された田んぼ。
アワやヒエのイネ科の植物は見事に育ったそうです。

植物の生命力、そして、塩害にもかかわらず蘇生する力に感動したことは、決して忘れません。

EM(有用微生物)と呼ばれるこの小さな存在のドキュメンタリー映画は、OFFICE TETSU SHIRATORI 地球蘇生プロジェクト にて、ご覧いただけます。お味噌や発酵食品など、微生物の可能性は無限です。

2011年6月鳴子 元気を送るアロマ隊のみなさんと一緒に。
その帰りに、仙台の鈴木有機農園さんのもとへ訪れました。
国産アロマテラピーの先駆者YUICAさんのご協力のもと「元気を送るアロマ隊」活動。
アロマテラピー仲間とともに活動できました。

普段食べるものが、私たちの腸内細菌とこの地上の微生物と密接につながっています。

腸内細菌の健康=私たち人間の健康
土壌の健康=地球の健康

こんなシンプルな方程式。
環境を整え、ゆだねる。
難しいことは何もないのかも。

そんなことを、この地球の環境を整えてくれて、私たちの生死の全てを司る「微生物」は教えてくれているのかもしれません。

EMについては、比嘉照夫先生の笑顔と実績を調べてみてくださいね。
自然農や環境環境汚染への実力は、タイやインド、韓国でも認められていて、日本でも広がっています。

わたしの地元(東京・狛江)でも、菌を最大限に生かす「菌ちゃんファーム」にとりくむ農家さんと友人たちと出会いました。わたしにとっては、12年前の体験がなかったら、出会えなかったご縁です。

目に見えない微生物を含め、全ての命に感謝をこめて。

わたしたちは、生と死の統合というテーマを通して、過去と未来を受け取っている存在なのかもしれない、と思います。

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