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「雨、晴れる」teamキーチェーン【感想】みんな何かしら抱えて、みんなあたたかい

teamキーチェーン第18回本公演「雨、晴れる」@すみだパークシアター倉

大好きな作品がまたできました

teamキーチェーンさんがまたあたたかい作品を世に出してくれた。

グサッと刺さりながら、もやもやしたまま終わる作品も好きだが(割合的には多い印象)、あたたかい空気の中でまさに晴れ晴れしく終わるのが本作。キーチェーンさんでまたじぶん好みの大好きな作品が出来た。

どの作品もまた観たくなるぐらい好きではあるが、振り返るための映像も、パンフレットなどグッズはまず販売していない劇団さんだから、年月を経るごとに記憶が薄れてしまっているのがさびしかったりはする。

とはいえ、それがキーチェーンさんでもあるし、本来舞台はそういうものだとも思っているからいいのだ。(あれば買ってしまうのはまた別の話…)

代わりにというわけでもないが、せめて本作の感想も今のうちに記しておきたい。

今はまだ絶賛公演中のため、ネタバレ回避されたい方はここまで。観劇後(良かったら)またお会いしましょう。


劇場近くから見えるスカイツリー

ふんわり感想

本作「雨、晴れる」は事前にふわっと知った限りではLGBTQを題材にした作品ということだった。それを聞いて、大きな期待と少しの不安を抱いた。大好きな劇団さんとはいえ、題材がとてもデリケートだからだ。

いや、それだけじゃない。個人的にも根幹に関する題材でもあるからだ。(何が、はここでは控えておく。ストレートには今後も言わない…予定)

結論からして、控えめに言っても、凄く良かった(語彙力)。不安なんてなんのその。丁寧に真面目に時にユーモラスに、そして優しく、あたたかく包んでくれる作品だった。

LGBTQに関してはもちろん全てが描かれたわけではなく、Tの蒼太が作品のメインにいて、"おかま"としてのG、みどりさんもいる、といった感じだろうか。(チャコちゃんはGではなく、Tのようだ。蒼太の逆?)

彼らだけじゃなく、不妊治療中の夫婦や離婚調停中の女性、と様々に何かしら抱えていたりする。

登場人物は総勢17人。パッと見て多い印象だが、それぞれが皆個性的で、皆しっかり生きているのがさすがと思う。

他所で見た作品でこのぐらいの人数だと、役名があってもひとり、ふたりは誰?どんな人だっけ?という人がいることはままあることだからだ。

役者さん(登場人物)について書いてみる 

ここからはそれぞれの役者さん、あるいは、登場人物。あるいはどちらもを思い思いに書いていくとする。思いのほか、長くなりそうなのでそれぞれに見出しをつけて目次から飛べるようにしておく。(敬称略)
※スマホは対応してないらしい

三澤康平(as 白石蒼太) 


同じくキーチェーン作品「朝ぼらけ」で主人公の弟役を好演されて、印象に残っていた三澤康平さん。今回はトランスジェンダー(FTM)である蒼太くんという何とも繊細な役を演じきってて思わず拍手を送りたくなった。

本当の笑顔と、取り繕った笑顔、思い悩んだ表情などさまざまな細かい表情が特に印象的だった。

幼なじみの武瑠(たける)を演じた神谷康太さんとは対象的に、康平さんがもともと持っているだろうやわらかい雰囲気、話し方も相まって、蒼太は彼しか考えられないとまで思った。(絶対ないが)たとえ再演してほかの方が演じても観たくないなと思うぐらいには。

現実で蒼太に会っていたらもしかしたら好きになっていたかもしれない。さつきちゃんじゃないけど、性別がどうとかではなく、それはきっと蒼太だからだろう。そして、告白して、振られるんだろうな…笑

康平さん自身に関しては、ほかの作品でお芝居をまた観てみたいと思う。(あくまで可能な範囲で…)キーチェーンさんはもちろん、ほか団体さんでも。ちなみにダンスも見てみたいのはここだけの話(「根も葉もRumor」は何度見たか…ちなみに今見ると白石一家で踊ってたという事実…笑)

伊藤萌々香(as 谷原彩月)

居酒屋「日和」でアルバイトを始めた彩月(さつき)ちゃんを演じた伊藤萌々香さんはたぶんはじめましての方だ。(違ってたらごめんなさい)

ちょっと抜けてて、根はとても優しい子で、実はいいところのお嬢さんのさつきちゃんはともすれば、あざとく見えてしまうかもしれない役。だけど、蒼太が惚れるのも分かりすぎるくらい分かる、さつきちゃんだった。彼女なら身近にいたら、蒼太でなくても(武瑠でなくても)じぶんでも惚れてたかもしれない。

ただ、現実世界ではなかなか彼女のような存在はそうそういない気はする。谷原家全体で見たらさらにそうだ。どうしてもそういう風に見てしまう。

だからという訳でもないが、現実世界にいる何人もの「蒼太」が「彩月」に出会えるよう願ってやまない。知らないだけで、ちゃんと出会えているなら何よりだ。 

言いたいこと、少しでも伝われ…!

高橋志帆(as 白石茜)

明るく朗らか母さん。でも子供がいないところでの表情がとてもつらい。それでも、心根がとても強いから、腰はあまりよくならなくても(予想)、きっと長生きして素敵なおばあちゃんになっていそうだ。

そして、本作では父親は死別していてもういない。どんな人かも記憶の限りではほとんど語られてもない。だけど、蒼太や姉の美紅(高良紗耶)、そして彼と結婚した茜を見てるとやっぱりいい人だったのではとも思う。

蒼太が蒼太として生きていく姿を見て、茜ほどの大きな包容力を持って彼と接することができた父親だったかは分からないが、きっと茜とじっくり話し合って最後にはきっと受け止めるような人だっただろう。

最後に、じぶんの母も茜のような母だったら、じぶんはどう育ったかとどうしても思ってしまう。母のことは好きだが、例えばじぶんが「蒼太」だったとしたら…と思うとやっぱりいろいろ考えてしまう。  

とはいえ、それはそれ。本当にじぶんも「いい大人」だから、不意に絡んできた思考に囚われず、変わらず進んでいきたい。(余談)

高良紗耶(as 白石美紅)

蒼太の姉、男性運はきっとない。お酒にもたぶんだらしない。だけど、母・茜に似て包容力は大きい。表面的にはそうは見えないし、普段はただの仲のいい、悪態も付き合う姉弟だが、いざと言うときの蒼太に対する美紅はとてもあたたかく優しい。

そんな彼女だから、母親のようにいい人にきっと出会うだろう、と言いたいが、今までを見ていると果たしてどうだろう?とも思う。それが白石美紅かもしれない。意識する男性を前にすると「よそ行き」になってしまうのだろうか。彼女の場合はたぶんそのままがきっといい気はする。

また、舞台の上では全く実現しそうにも見えなかったが、もしかしたら武瑠と付き合うことがあるかもしれない。(もしかしたら、あった?でも、すぐ別れた?あくまで憶測…)

神谷康太(as 藤崎武瑠)

なんだかんだで登場人物中で一番いい男だと思っている、武瑠。だけど、なぜか実際はモテないという不思議。きっとそういう人にまだ出会ってないだけか、あるいは気付かないでいるか、自分に気のない人ばかり目がいってしまうか、全部だろう。

雰囲気的には、蒼太の先輩・緋田(今井裕也)と似ているところも感じるが、蒼太をずっと見てきたのもあってか、しっかり人を見て接して、発言しているのが男を上げているように見える。少し直情的なところもあるが、暴走まではいかないからセーフ。武瑠の言う「モテる」状態になるかはともかく、もう少し落ち着けばさらにいい男になって、いい人に出会える…かもしれない。

津田恭佑(as 橙山琥太郎)


最初から脳内警戒アラームが鳴るしかない人物だった。人あたりは良さそうで、優しそうで、料理もできて、ちょっと男前で、申し分ない人物のようには見える。だけど、本人のなんとも微妙な表情や、どこか心在らずな雰囲気、なんといってもさつきちゃんの姉・朱理(安未紗)の冷たい視線や言葉からずっと警戒していた。そうしたらやっぱりで、結果的には茜に見事に店を追い出されて、心底ホッとしたのを覚えている。

現実世界では彼のように考える人はきっと思っている以上にたくさんいて、彼のようにリアルで発言してしまう人はあまりいなくても、SNSで発言したり、あるいは潜在的に考え続けていたりしているのかもしれない、と思うとやはり怖い。表面的にはきっと「いい人」だろうから余計にそう思ってしまう。

ただ、作品上では最後は受け入れられていたのがよかった。ここでは彼がマイノリティだったとも言えるかもしれない。できたら、彼の胸の内やどういう言葉をもって彼が「日和」に戻って来れたのかを、もっと見てみたいとも思った。現実世界ではきっと近づくことさえ憚れる人物だろうから、せめて作品の中では・・。

今井裕也(as 緋田雅人)


いるいる緋田さんのような人。悪気はないけど、つい言ってはいけないようなことを言ってしまう人。もちろん、誰しもそういうことをしでかしてしまうこともあるだろう。ただ、緋田のソレは蒼太には重大過ぎた。

それでも心の底から猛省し、蒼太とも仲良く出来ている(ように少なくとも見える)のは良かったと思う。ちょっと気になるのは、緋田さんが最初に蒼太と仲良くなったのは事実を知ったのがきっかけか、どうか。いづれにしても本人たち次第なので、ただ気になるだけ、とも書いておく。

ただ、実際にじぶんが蒼太ならと考えてみた。すると、緋田さんが彼の失言後も変わらず蒼太と接してくれたなら、こちらも変わらず接することができるかもしれない、と思った。だが、一見接し方が変わらないようでも、どこか何かしらの違和感を感じたら、きっと元には戻れないだろう、とも。

安未紗(as 谷原朱理)

さつきちゃんの姉、弁護士でもある。最初の印象はすこぶる良くはなかった。ツンケンしていて、さつきちゃんが「日和」で働くのを反対して、ともすれば引きずってでも家に連れて帰るのでは、とさえ思った。ただ、そうではなく、ただただ心配だっただけだったと分かったときに見え方が180度変わった。一緒に店を訪れたバリキャリの青山(徳岡明)と同様、人を一見しただけで判断してはいけないといういい見本がこのふたりだろう。

さつきちゃんとは性格がまるで違うが、表面的には冷たく見えるだけで朱理も間違いなく優しい心を持っている、とてもいい人だった。しかも、たぶんかなりのシスコンかもしれない。母親代わりをしていたこともあるだろう。

そして、同様に片親がいない美紅と通じるものをもあるので、出会った当初は相容れないと思っていたふたりが、いつの間にか仲良くなっているのも最後はとても合点がいった。

徳岡明(as 青山紫乃)


バリキャリ、と言っても個人的には馴染みのない言葉なので言い換えると、バリバリに仕事のできる女性、それが青山紫乃だ。最初はどうにもいけすかない雰囲気を感じて、朱理以上に警戒すべき人物かと勝手に思っていた。(それでも橙田よりは警戒レベルは全然高くない)

これ!という考えをしっかり持っていて、その上しっかりとそれを言葉に表していく。その姿勢自体は一歩間違えたら引いてしまいそうにはなるが、考え方に柔らかい部分を多分に持ち合わせていたのがわかったとき、朱理と同じくらい見え方がぐるっと変わった人物だ。

最後あたりではさらに「日和」に打ち解けていていたのが、可愛いとさえ思えてしまうあたり、「やるなあ!」と思ったのはここだけの話。(役者さんに対してか、脚本に対してかわからない)

マナベペンギン(as 桃井圭吾)


どこからともなく、朱理と青山さんを引き連れてきた桃井さんは(朱理はなんでかは聞きそびれた。青山さんと友人?)彼女ふたりと同様に最初はあんまり好印象を持てなかった人物だ。ジャーナリストだというのもあるのかもしれない(偏見)。

マナベペンギンさん、もといペンさん(勝手にそう呼んでいる)は今まで観てきた中で、すごくいい人も演じてこられているが、いい人そうで胸の内は‥という人も演じることもあるので(いい人系以外も多々ある)、今回はどっちだろうかという懸念も相まってやはり警戒していた。

だが、彼女たちと同様に桃井は、決して多くないながらも言動をいくつか見ているうちにそういう考えはいつの間にか見事に払拭された。彼女たちのようにスパッと物言えたり、毅然とした態度で示せるような人ではないが、登場人物ではあまり目立たない中でも、実は一二を争うぐらいに包容力を持った人であると今は思っている。

山本佳希(as 谷原玄太)

さつきちゃんと朱理の、父親でなんと市議会議員。店の前をウロウロするあたり、いかにも怪しくは映るかもしれない。しかし、なぜかじぶんの中の警戒レベルはゼロだった。なんとなく、悪い人物ではないと最初から思っていた。でも、なかなか店に行かないので行くまではモヤモヤはしていた(笑)

そして、「同性婚反対」派と聞いてちょっと警戒はする。だが、あくまで立場上のようだとわかりホッとした。ただ、どういう理由で反対なのか彼の話を聞いてみたいとは思う。

ただ、現実世界での反対派はどう見ても彼のような人物に見えない人ばかりのように見えて仕方がない。おそらく、考え方が一生変えられないような人達だろうからだ。実際に彼と同じような人であるなら、少なくとも表面的にでもそう思える人なら、反対派だとしても全面に出て考えをぜひ伝えてほしい。

個人的には、蒼太が谷原家に訪れて
「彩月さんと結婚させてください」
のくだりを見てみたい。
表面的には反対して見せて、最後には結局は受け入れる。そんなくだりを…。

岡田奏(as みどり)

オカマバー「翠」のママ、みどり。ゲイ(あるいはかつてはホモ=差別的に取られる言葉という認識)と言えば、「おかま」とイメージするぐらいに存在自体はもっとも長く認知はされてきただろう。それぐらいLGBTQでは分かりやすい存在ではある。

だから、カミングアウトをしなければほとんど認知されてはきてない(と思う)ゲイではなく、彼を登場させたことに少し残念な気持ちもあった。ただ、彼もゲイでもあるのだ。(ゲイ=男性同性愛者全般、という認識であっていれば)そのあたり複雑だが、バーの客としてでも外見ではわからないゲイも登場していたらな、とちょっとばかり思うが欲張りすぎかもしれない。

ただ、みどりさんはみどりさんで登場してくれてありがとうという気持ちだ。変に誇張されず、本当に新宿二丁目あたりのバーにいそうなママだからだ。そして、言いたいことをスパッと言うあたり、ステロタイプながらもこうでなくちゃとも思う。

ところで、オカマバーとゲイバーって違いはあるんだろうか。後者の方が一般的に認知されてる気はしたが、最近の事情は全く知らないのでなんとも言えない…。

チャコ(as 岩出清志郎)

「翠」で働く従業員、チャコ。みどりもキレイだが、チャコもなかなかの美人さんだ。ちょっと大柄だけど、そうでなかったら傍目には「おかまバー」店員とは思わないだろう。(衣装は除く)

そして、ゲイでみどりと同じ「おかま」だと思っていたら性同一性障害、蒼太とは同じトランスジェンダー(トランスセクシャル?)だが、性別的には逆のMTFのようだ(パンフレット情報。作品では言及はされてはないようなので推定)。

おそらく知らないところで彼女にもいろいろあったかもしれないが、すごくたくましく強く生きているのがとてもカッコイイ。一番立ち寄ってみたいのは「日和」だが、一度「翠」にも立ち寄ってみたい。ただ、思っている以上にカオスかもしれないから、ある程度覚悟は必要かもしれない。

北澤友梨枝(as 赤木優子)

どこにでもいそうな感じの赤木さん。ちょっと明るく、ちょっと首突っ込みたがりで、ガハハといつも笑ってるような人。

でも、彼女のような人も何かしら抱えていて、それでも笑って毎日を過ごしている。とても強くて、かなわない存在。悩みは全く違うが、茜とどこか似ている気がする。だからというのもあってか、赤木さんは「日和」によく来てるのだろうし、いないとさびしいくらいには店に馴染んでるんだろうな。

森川梢(as 紺野藍)

不妊治療中の藍さん。夫・泰久(熊野仁)との子供が欲しくて、でも出来なくて思い悩む。

ドラマ「隣の家族は青く見える」でもメイン題材にもなっていた不妊治療。ドラマでも同じことを思っていたが、正直に言ってじぶん自身は結婚はもちろん、妊娠や出産とは程遠い立場にあるために「気持ちがわかる」なんて軽々しくはとても言えない。だけど、泣いてる藍に茜が抱きしめるシーンには思わず泣いてしまっていた。

ただ、本当の気持ちは違っていても、「夫はあくまで他人」とは言葉にしてまで言っては欲しくはないとは思った。そんな彼女もある場面からは変わったので、最後は心からおめでとうって思えたから良かった。

熊野仁(as 紺野泰久)

藍さんの夫、仁。藍と同じく子供は欲しいとは思っているが、きっと温度差があるだろう。前述のドラマの夫もそんな感じだった。

加えて、泰久は性格的にもおとなしめな印象なのもあり、藍が「夫は所詮他人」と言われてしまうぐらいには頼りない泰久を見てて「もっと何か言ってやれよー」とヤキモキしてしまった。

だが、のちの場面では他人だからと言う藍をはっきりとした言葉と態度で優しく否定したのがとてもかっこよかった。きっとこの夫婦もこれからも大丈夫だ。たとえ、子どもが出来なかったとしても。

きなこ(as  川口知夏) 

最初からわかりやすく蒼太を好きだった彼女。そして、わかりやすく彼女にはそうではなかった蒼太。このふたりもなかなか複雑な関係だ。

とはいえ、幼なじみでもなく、きなこは居酒屋で働く彼の姿に惚れたらしく、なかなか実らない恋だよなとも思ってしまった。(従業員と客の恋は実際にはあまりなさそう)

この作品ではきなこは彼の実情をひょんなことで知ってしまったが、もし知らないままだったらまだ彼女は彼に恋をしていたのだろうかとふと思った。それでも振られる未来しかやっぱりないから、新しい恋に向かうためにも良かったのかもしれない。

それに、彼の実情を知った上で悩んで悩んだ挙句に自分なりに結論づけて、はっきり言葉で伝えられたのは彼女の成長の証だろう。少しかっこよかった。


終わりに

登場人物総勢17人、それぞれについて書く!と書いていったが思った以上に骨が折れた。ただ、書けるもんだなとも思った。(上手く書けたかは別にして)それだけ、登場人物が「生きている」ということなのかもしれない。

書いている時点ではあと残り2公演。だが、それもじきに終わってしまう。彼らの動いて話している姿を見ることはもうないだろうが(役者さんとしてはあっても)、きっと忘れない作品となって心の中で生き続けてくれるだろう。

そんなクサイ言葉を残しながら、終わりにしよう。

読んでくださってありがとうございました!

居酒屋「日和」

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