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14年の起業人生で分かったたった一つのこと:マーケティングしてると儲からない。

久能@経営コーチです。日曜夜ですね。あなたも明日のことを考えてワクワクしていることでしょう。僕も明日は朝から会議一つ→週のtodo・予定整理→マーケティング系の大きめのタスク一つ→会議2つほど→金曜日のコンサルセッションの準備と盛りだくさん。ワクワクして早く寝たいです(^^)

始めての起業は2007年の国際人材紹介事業から

僕は2006年に中国の上海に単身渡り、翌年2007年にはじめての自分のビジネスを起こしました。その経緯はすでに書いてるので割愛。
こちらにあります↓↓↓

でその後いくつかのビジネスを起こし、中には社員・外注スタッフ含めて30名ほどの規模に成長した会社もあります。2005年の秋に新卒で入社した会社を辞めて以来、かれこれ15年ほど自分で稼いだお金のみで食べています。って別に自慢したいワケじゃなくて(自慢するほどのモンでもないし💦)いちお、それだけの起業→ビジネス運営経験を経て、伝えられることがあるとしたらこれかなーというのがありまして。それが、

マーケティングだけやってても儲からないよ

ということです。僕自身は新卒入社した人材会社からずっとマーケ系のキャリアを歩いてきました。人材会社ではBtoBマーケ、上海行ってからは事業立ち上げと集客・セールス、今年頭に辞めた会社ではゼロから立ち上げて1社目からほぼ全てのクライアントをWEBマーケと紹介営業で取ってきました。

しかもその会社はEC(ネット通販)のコンサルと代行、というマーケバリバリのサービス内容。SEOから広告、コピーライティング、クライアントと一緒に中長期のマーケ計画策定する、などなど。最初のほうはコピー自分で書い(てスタッフに中国語に訳してもらっ)たり、広告運用を自分でやったりしてましたねw 当時は日本人でいちばん中国のEC広告運用に長けた人材だった自信があります😃

そんな僕が言うんだから間違いありません。マーケさえやってれば儲かる、と思って邁進してたのは幻想だったな、ということ。

立ち上げはマーケ一本でOKだった

ゼロからの事業立ち上げが好きでして、今までの全ての事業がそうです。ただ面白いんですがしんどいのも確かで、三戸政和さんの本を読んですでに成り立ってる事業を買って自分の力で伸ばすという方がラクで賢いかなーと思った時期もありました。この本ね↓↓

実際三戸さんのサロンに入っていくつかの会社と交渉したりもしたのですが、なーんか身が入らないんですよね。こりゃ好き嫌いの問題やな、と思いいったんスモールM&Aの線は保留、というか長期休止にしています。

脱線しました。ゼロから、しかも大した資金を使わずに事業立ち上げするとなるとマーケティングを研ぎ澄まさないといけません。誰に何を売るのか、からはじまり、WEBやSNSで集客、コンバージョンさせるためのコピーライティング、売上立ってちょっと資金ができたら広告運用、単価アップ、リピート施策、LTV(ライフライムバリュー)最大化の工夫・・・。

もっとマーケティング磨けば儲かると勘違い

まあここまでやると自分ひとり食うには困らないくらいになるし、時流に乗っていれば社員増やさないといけないくらいお客さんは取れてしまう。すると、そこまでマーケティングの力で持ってこれたと思ってるので、更にマーケティング磨けばもっと儲かるはずと勘違いしちゃうんですよね。

それって勘違いなの?はい、勘違いですね。だってマーケティングって売上と利益出すためのツール、方法じゃないの?それパワーアップすれば儲かるんじゃないの?

と思う方もいると思います。長くなったので続きは明日書きますが、ここで結論だけ書いとくと(書いちゃうんかい)経営をきちんとしないとマーケティングの手足、打ち手が制限されちゃうんだよね、とだけ言っておきましょう。

ではまた明日。

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