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#外交官
アメリカの外交官のおもてなし【元外交官のグローバルキャリア】
20年前にアメリカ大使館に勤めていた時に、一回り以上上のドナという優雅な女性外交官がいた。会計担当のドナは、館内をインドの服装のシャルワカミースでゆっくりとシルバーヘアーを靡かせて歩いていた。ドナから会計関連の内線電話をもらうと口調は厳しいが、インド旅行の相談をしに行ったりすると途端ににこやかになる。執務室を覗いた時は「今忙しいのよね。」と言っていたのが嘘のように、嬉々として前任地のインドの美味し
もっとみるネットワーク作りの「三のルール」やコミュニティ作りのためのイベント企画【元外交官のグローバルキャリア】
同じような人とばかり付き合っている、新たな人と知り合わない、と悩んでいる人は一定数いるようです。ある種の法則性を取り入れることで広く、深く、意味のある人脈が築けると思います。名付けてネットワーク構築の「三のルール」です。
ネットワーク作りとはコミュニティを形成することだと思います。自分と同じ方向を向いている人たちを集めて、世の中を良い方向に導くということです。
ネットワーク作りの三のルール
外交官になるべくしてなってやめるべくしてやめた
外交官になりたいと思ったことがなかった。
外務省の分野別臨時募集の中途採用試験を受ける直前まで、外務省に勤務したいとは思ったことがなかった。どちらかというと商社マンになりたかった。
留学中にワシントンの大使館の参事官達に声をかけてもらって、初めて外交官になってみようか、と思った。
外交官になりたくない、と思ったきっかけはいくつかある。
インドネシアに引っ越して1ヶ月程度の1984年の秋、ま