デザイナー"森康平"のRoots
「Rootsの部屋」vol.1
今回からゲストをお呼びして人物や製品、サービスの「根っこ」を掘っていく。
第1回目のゲストは、Rootsのロゴをつくったひと"森康平"
大学在学中にピースボートに乗船、世界一周を果たす。
卒業後、旅人・鉄筋工・引っ越し屋など、いわゆる肉体労働系の職種を経て、ウェブデザイナー・グラフィックデザイナーに転身した。
今回は、Rootsのロゴを作成した際のプロセスやこだわり、森康平の仕事観や今後のビジョンについてのトークが展開された。
前編からの続き・・・・
ー デザイナーになったきっかけ
國分 ちょっと話変わるんだけど、そもそも康平ってなんでデザイナーになったの？
森 世界中を旅してたときに、現地の人とダンスとか絵を書いたりしてコミュニケーションを取り始めたのがきっかけだね。
國分 というと？
森 もともと俺は口下手だけど、表現することは好きだったからさ。現地の人と一緒に踊ったり、お世話になった人に絵を贈ったりしてコミュニケーション取ってたんだよね。現地の人が喜んでくれるのが嬉しくて・・・それがきっかけで絵とかデザインを追求していって気付いたら仕事になってた。
ー デザイナーとしてのルーツ
國分 絵とかデザインに対する考え方って何から生まれたの？
森 俺、古いものが好きなんだよね。小さい時にじいちゃんのところによく遊びに行ってたんだけど、古い音響機材とかレコード、カメラとか、いわゆるヴィンテージものをひたすら見せられて育ったんだよね。古いものの魅力をひたすら話すじいちゃんの影響は大きいかも。
國分 康平のおじいちゃんって感じ！
森 深い話になってきたね。お酒が飲めそうだよ。ちょっとウィスキー取ってくる。
國分 笑
by Rootsわかこ (´‘▽‘｀)<< りゅう、冷蔵庫にカルピスサワーあるよ！
國分 わかこ、ありがとう。
森 世界一周したときにキューバに旅したのも影響が大きい。当時はまだ経済封鎖してたから新しいものが入ってこない生活がたくさん見れた。くるまとか街並みが古くてかっこよくて。そんな古いものを大切にしてる文化が渋くてロマンがあって痺れたよね。後は嫁さんが古着屋で働いてたっていうのも影響受けてるね。そうやって段階的にどんどん古いものの魅力にハマっていった。
國分 全部繋がってるんだね。それが康平のルーツか！
森 そうだね、嫁さんと一緒に立ち上げたジュエリーブランドも、ヴィンテージとアッシュの造語「VINash」にしたんだ。
ー 今の仕事
國分 最近はどんな仕事してるの？
森 ホームページのデザインを制作することが多いよ。
サーバー・ドメインの取得からコーディング、画像の補正、バナー作成までトータルでやってる。
國分 へーなんか過去の作品とか見せてよ。
森 他にもたくさんあるんだけど、ここで見せられるんはこんな感じかな。
「よさこい時代」
https://yosakoiera.com/
「株式会社PULSE BEAT」
https://pulse-beat.jp
森 ホームページ以外にも、ロゴ、チラシ、CDジャケット、ドライフラワー屋さんの看板のデザインとか幅広くやってる。なにをデザインするにも自分の根底にある「遊びごころ」は大切にしてるよ。「わーおもしろそう！」とか、そういった感情を大切にしてるかな。
國分 どれも康平らしい作品が多いけど、それって康平に共感してくれるお客さんが多いってことだよね。うらやましい。
森 感謝しなきゃだね。
ー 今後について
國分 今後はどうしていくの？
森 今は個人事業主と会社の仕事を並行しながらデザイナーとして働いてるから、いずれは独立して自分の会社をもちたい。
國分 いいね、そしたら幅も広がりそうだね。
森 今はグラフィックとかウェブデザインをメインでやっているけど、内装のデザインとか照明、施工まであらゆるデザインを一貫してやりたい。
國分 ワクワクするね。
森 プライベートでは、もうすぐ娘も生まれるし、いずれは家族で田舎に住んで面白い家をつくりたいな。友達が集まるような遊びの拠点を作りたい、世田谷ベース的なの最高だよね。
國分 お互いにこれからが楽しみだね。またゆっくりお互いの仕事とか根っこを掘り下げる会開こうよ。複数人でやっても盛り上がりそう。
ー 完 ー
森康平
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https://www.instagram.com/vinash_design/
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株式会社Roots
國分 隆 KUNIBU RYU
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Email: rkunibu@rts.tokyo
URL: https://rts.tokyo/
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