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生きるように働く

 オリンピックが終わり、パラリンピックもいよいよクライマックス!全世界的にまん延した新型コロナウイルス感染症の影響で1年延びたオリパラ。今までのオリパラとは違った感動を呼び起こした大会だったように思います。

 特に白血病でオリンピックの出場どころではなかった、池江璃花子選手は、白血病の闘病生活を乗り越え、見事オリンピックの出場を果たし、周囲に感動を与えてくれましたよね!

 このほか、たくさんの感動を与えてくれたオリパラなのに、SNSを使った匿名での中傷をする人も後を絶たず、残念です・・・

 ネガティブな話題だけでなく、パラリンピック開会式では、全ての人に夢を与えてくれるエンターテイメントも話題になりましたね🎸

 こんな記事を見ていると、ともに生きていける方法は、やり方次第でいろいろとあるんだなって感じます。

 オリパラネタが続きましたが、今回のテーマはオリパラではありませんw 今回は「働く」をテーマに書かせていただきます。

◆と、その前に

 2期目となる「なりわいテーブル」の最終日を先だって迎え、10名の受講者のそれぞれのストーリーに感銘を受けました。一人ひとりの素晴らしいプレゼン内容をご紹介することはできませんが、発表していただいた一人ひとりに、講演会をしていただいた杉浦希未子さんが丁寧にコメントをしていただき、発表されたみなさんが次のステップに向けて希望に満ちた面持ちでキラキラ輝いていました✨

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 みなさん、未来への明るい希望を胸を躍らせながらの素敵な笑顔で最後に記念撮影をしました📸 

が、

手元に写真が届いていないため、別の機会でご紹介させていただきます💦

◆しごとバー

 さて本題に入りますが、いきなりこのタイトルって何?って思われた方もおられると思いますが、今回紹介させていただく方との出会いは、この一風変わったタイトルのYouTubeでした。出会いと言っても、こちらが一方的にYouTubeで見ただけで、向こうはもちろん知る由もないのですが・・・www

 このサイトに出会ったのは、バリュー・リノベーションズ・さの(VRS)メンバーから、「こういう動画サイトがあるから見てもらえる~?」と言われたことがきっかけです。

 この「しごとバー」ですが、運営されているところによりますと、

 いろんな分野で活躍している方をゲストとしてお招きし、お酒を飲みながら、ゲストと一緒に会話するイベントです。 話を聞いているだけでもいいし、積極的に会話に参加することもできます。

と書かれていました。

 それにしても「仕事場」を「しごと」+「BAR」につなげるところって、おしゃれと思いませんか?関西人ですが、こういうスマートでしゃれっ気の利いたフレーズは結構好きなんですよ~

 まぁ、個人的な嗜好はさておき、このYouTubeチャンネルを見ていると、モデレーターを務めている方が、イケメンながらもおごることなく、物静かな感じなんですが、うまく相槌を出し、ゲストの方が気持ちよくお話されている雰囲気が印象的でした。BARという設定なので、オープニングはそれぞれドリンクを片手に「かんぱ~い」という発声で始まり、見ているこちらもBAR気分に浸れるそんな番組です。

 過去の配信も見ていると・・・

なんとっ!

なんと――――!!!

 我がVRSのアドバイザーの嶋田洋平さんも出演しているではないですか!!

 どういう関係なのかを聞いていますと、過去にこの方も「リノベーションスクール」のユニットマスターで参加されていたこともあるそうで、そのお話を伺っているうちに、「仕事」がキーワードでユニットマスターを頼んだという嶋田さんからお話があり、この方の仕事観について、もっと知りたいと感じたのを覚えています。あれはちょうど一年前のお話です。

 その方とは、「日本仕事百貨」を運営されている、株式会社シゴトヒト代表取締役のナカムラケンタさんです。

 この「しごとバー」は、ゲストの方のなかなか面白いお話も聞けますので一度ご覧になってください。もしかすると、VRSに関わっていただいた、別の方も出演されているかもしれませんよ~

◆生きるように働く

 ナカムラケンタさんを泉佐野にお招きして、講演していただきたいという思いは、しごとバーを拝見して以降、強く願ってはいたのですが、VRSの取り組みの中で関わる部分がどうしても見いだせず、半ば諦めていました。

 ところが、今期のVRSの核となる事業の一つである「まちづくりインターンシップ」のコンセプトを打合せしているうちに、「まちづくり」=「働く」という構図が頭に思い描き、「働く」をテーマにするのであれば、ナカムラケンタさんをお招きできないかと嶋田さんに相談したところ、あっさり「呼びましょ~」とOKが出たので、今回オンラインながらも講演をしていただくことになりました!

 ナカムラケンタさんは何冊が本を出されていますが、今回の講演会のタイトルに使わせていただいた「生きるように働く」という本があり、この本でナカムラさんの生き様に触れることができました。とは言っても、ガッツリした働くことにクローズアップした生き方というより、サラリーマン時代に何気なく感じていた違和感が徐々に膨らみ、疑問に感じて、今の働き方を選んだという方が正解かもしれません。

 いい本なので、一度読んでみてください。

  この本に紹介されていた「自分の仕事をつくる」という、西村 佳哲さんの本も紹介されていて、どんな本か読んでみました!

 この本ではいろんな人たちの仕事についての考え方が記録されていて、それぞれの考え方に感銘を受けたり、目からうろこの発想であったり、とにかく今までの仕事観が覆される一冊ですので、こちらも一度読んでみてください。

 まあ、こうやってナカムラケンタさんの虜(とりこ)になってしまいました(笑)

◆シゴトとヒトの間を考える

 そうこうしているうちに、別の仕事も入り、つむぎやのことにかかりっ放しになったりと、なかなかナカムラさんの著書に触れる機会が少なくなっていったのですが、ある日、この本と出会いました。

 これは奈良県立図書情報館で2012年から2014年まで行われていた、シゴトヒトフォーラムにレクチャーと対談を編集して3000部限定の本で、ここに出演している6名の方々は、それぞれの仕事観を独自の視点でお話されているのが印象的でした。

 今では、シゴトヒトフォーラムは開催されていないようですが、3回開催された講師の方を見ると、

なんと!

あの方まで入っていたではないですか!w

林 厚見氏(本人提供)

  まちづくりに関わっている人は、別の場所でも同じ人と一緒に仕事をする機会が多いんでしょうね。

◆地域で価値のある仕事をする

 よく行政が、新型コロナウイルス感染症で都市部はもうだめだ、これからは地方の時代だー!とのんきに声を張り上げていますが、果たしてそうでしょうか?

 以前のnoteにも書かせていただいていましたが、首都圏はコロナ禍であっても人は減少していないという事実があります。

 地方の役所は、「仕事」があれば人は来る、サテライトオフィスやコワーキングスペースを整備すれば首都圏や都市部から人材が流れてくるという安易な考えに陥ってしまい、結果、失敗してしまうわけですが、なぜ地方都市に行って仕事をする必要があるのか、単に首都圏や大都市部の賃料が高いだけだとごく一部の企業や人材は流れてきても、そこに行かなければならない理由がないと人は流れてきません。

 先週、とあるビジネスオーナーとお話する機会をいただき、意見交換をさせていただきましたが、奈良県の山奥の村で定期的に関東方面からくる人がいるというお話をされ、お話を伺っていますと、その村の景観とか惚れ込んだことが第一なんですが、その村に行くと何かしらやることがあるので、それをやりにいくため、わざわざ自分の時間を割いて行くのだそうです。

 我々日常で使うものを買いに行くときに、値段や、近所や帰り道といった立地条件などで選んでいることが多く、その店でなければならない理由がないと限定された店に買い物は行かないはずです。

仕事も同じだと思います。

 その仕事をやりたい理由があると思います。そうでなければ、給料や待遇面を優先して仕事を選ぶと思います。そういう仕事を選んだ人が、自分の価値観と違う仕事に就いて、違和感を感じ、仕事を辞めてしまう、そんな負のスパイラルに陥ってしまうんでしょうね。過去にもそのようなことをnoteで書かせていただいていますので、そちらもご覧ください。

 どこ地域でもできる仕事を、地方都市でわざわざ作る必要はないと思います。その地域でしかできない仕事を創る、それが大事なんだと思います。

 先だって2期目のなりわいテーブルが終了しましたが、これもある種、その地域でしかできない仕事を、自分や仲間の人たちと一緒に磨き上げていって、その地域でできる仕事を創り上げていくことにつながっているわけです。なりわいテーブル講演会でレクチャーしていただいた杉浦希未子さんも、講演の中でもそのようなお話をされていました。

◆トークライブ「生きるように働く」

 さて今回は長めのnoteになってしまってますが、最後に告知をさせていただきます。

 今回のnoteで取り上げさせていただいています、日本仕事百貨を運営されています、株式会社シゴトヒト代表取締役のナカムラケンタさんと、バリュー・リノベーションズ・さの(VRS)アドバイザーの嶋田洋平さんによる、特別トークライブを9月27日(月)18時からオンラインで開催させていただきます。

 一度、ナカムラさんと打合せをさせていただきましたが、YouTubeで見ているのと全く同じテンションで落ち着きがありイケメンで、かといって高飛車でも気取っているところもなく、本当に「素敵」という言葉がぴったりな方でした。

 そのあともやり取りをさせていただいたのですが、こちらがミスしたにも関わらず、穏やかに「間違っていますから、前の投稿をやり替えておいてください」と文章使いも柔らかな感じで、またファンになってしまいました(#^_^#)ポッ

 オンラインでもナカムラさんの魅力が十分に伝わると思いますので、男女問わずご参加いただければと思います。もちろん、「働く」をテーマにした講演で、ナカムラさんの仕事観も踏まえた素晴らしい講演会になると思いますし、嶋田さんとのトークセッションもどんな感じになるか楽しみですね!めったに見れないお二人のトークライブですので、ぜひぜひご参加くださいませ<(_ _)>

 今回のnoteはかなり長くなってしまいましたので、この辺で!

 See You👋


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