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木を見て森を見ず

 最近、朝晴れていても、昼前から警報が出るくらい大雨になったり、朝から大雨になっていても、昼からは汗が滴り落ちるほどのいいお天気になったりして、不安定な天候が続いていますね。大雨の上に、長雨になっている地域も多いので、土砂災害には注意してくださいね。

 さて、前回のnoteが、このアカウントでは2回目となります、「 #この街がすき 」記事まとめに取り上げていただきました!

この街がすき

 今回は取り上げていただいたところをわかるよう、スクリーンショットしました(笑) 

前に取り上げていただいたnoteもまだ残してくれていました!!

詳しくは下のリンク先からお探しくださいね!

 さてさて、今回のテーマですが、「まちづくりFACTFULNESS」の時にも触れさせていただきましたが、目の前に見えていることが全てと思い込んでいる人が多いため、目の前の事実だけでなく、大きな視点で見れる力を培う必要性についてお話させていただきます。

◆木を見て森を見ず

 知っている方も多いと思いますが、「木を見て森を見ず」とは、

物事の一部分や細部に気を取られて、全体を見失うこと(故事ことわざ辞典より引用)

です。

 この意味を聞いて、心当たりのあるあなた👆 ご安心ください、このnoteを読めばまだ改善の余地がありますw 何言ってんだかと思っているあなた👆 このnoteを最後まで読んで、自分に当てはまる箇所がないか、よーく見つめなおしてくださいww 

 人が活動する上で、失敗はつきものです。その失敗を恐れて、失敗を隠そうとしたり、行動を起こさない方が人生の失敗へと誘(いざな)われるのです。ですので、失敗から何を学び、次にどう活かすかが重要ですので、その当たりを今回のnoteで感じとっていただければ嬉しいです。

◆手段か目的か

 よくSNSで発信して、その「いいね」の数にこだわる人がいますが、SNSで発信している目的はなんでしょうか? 自分の商品やサービスの売上げアップや、イベントなどの集客、自分の会社などの認知度アップからビジネスチャンスにつなげていくことではないでしょうか?

 ということは、SNSの発信は手段(tool)であり、「いいね」の数は目的ではないはずです。成果に直結していないのであれば、そんなことに一所懸命、時間をかけるのは無駄ですし、それはビジネスではなく、趣味の世界です!

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 確かに「いいね」の数から、売上げアップや、集客、会社への問い合わせが増える数が理論上、増える可能性はあります。しかし、それはあくまでも「可能性」に過ぎず、成果につながっている確証は何一つないのです。

 SNSはお金もかけずにPRできるメリットがある反面、スキルやノウハウがなければ成果につながりにくいう欠点はあります。SNSは便利なように見えて、対面での情報発信以上に労力がいったりします。その辺のことは、別アカウントで配信していますnoteでもかかせていただいていますので、そちらもあわせてお読みください。

 バリュー・リノベーションズ・さの(VRS)もよくSNSで発信はしていますが、その後追いもしており、とくにつむぎやの出店者から、集客数や売上げを提出していただき、チェックはさせていただいています。

◆手段だったはずが・・・

 あとよくある勘違いですが、マスコミに取り上げられたことで、それが成果だと思い込む勘違いです。

 つむぎやもこの4月にオープンして以降、マスコミにはたくさん取り上げていただき、その後の集客は結構ありましたが、今は4月オープン当初の監事に戻っていますね。

マスコミ

 最近も共同通信社さまから取材を受け、毎日新聞をはじめ7社から新聞に取り上げていただきましたけど、8月という時期もあるとは思いますが、思った以上に集客にはつながっていないのを実感しています。

20210805毎日新聞(つむぎや)

 まあ、マスコミに取り上げていただくことも大事ですが、マスコミに取り上げていただくことが目的ではなく、マスコミも含めた手段を通じて、成果をあげていくことが目的でありまして、VRSとしては、つむぎやに出店者につなげていくという目的から言うと、色々な問い合わせがあったりしたりするため成功していますが、出店者側にしてみると、売上げにつなげていくという目的達成のために、何をすべきかを考えることが重要であり、マスコミに取り上げられたことが目的ではないのです。

 出店者の方ではないですが、マスコミで取り上げられたことを成果のように発信している方がいますが、それによってどう成果があげられたかを発信をしなければ、目的が達成できたのかどうかもわからないので、評価のしようがないですけどね・・・

◆木と森の関係

 手段と目的をよく見誤る人がいますが、手段と目的の関係は、手段は「道しるべ」、目的は「ゴール」と思っていただければいいのではないでしょうか。

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 ゴールまでの途中にある道しるべをゴールだと思う人はいないと思いますが、実際には、その道しるべである「手段」をゴール(=目的)と思っている人が多いのです。

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 まさに、木(=手段)を見て森(=目的)を見ず、の構図ですね

 目的を達成するための手段ということをお忘れなく!

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◆森だけを見れば大丈夫か?

 では、森(=目的)だけ見ていれば大丈夫かというと、それも間違いです。森(=目的)ばかり見ていると、いま自分たちがいる場所が分かりません。木(=現在地)も見ながら、森(=目的地)も見ることが大事です。

 なぜかと言いますと、森(=目的)ばかりに気がとらわれすぎると、途中でぶれたり、トラブルが発生しても気づかず、そのことが原因となって、結果、目的が達成できないことがあるからです。だから、一方だけを見るのではなく、軌道修正をしながら目的を達成していくことが重要です。

 なりわいテーブルでは、3年後の夢を作ってもらう「夢マップ」を受講者に作っていただいています。

図1

 3年後の夢(=目標)を設定し、いまから3年後の夢を叶えるため、それまでにやっておくべきこと(=道しるべ)を考え、目標の達成につなげることを目的としています。

◆木も見て森も見よう!

 仕事をする場合、緊急性と重要性との基軸があり、それのどこに位置するかで取り組みが変わってくることが多く、それを見間違うと、目的が達成できない場合もありますので、木も森も見ながら、ことを進めていく必要があるのです。

マッキンゼー式ロジカル・シンキングマトリックス

 仕事のクオリティを上げるために、目的をしっかり見て、適切な手段を選択することも必要です。仕事のクオリティについては、過去のnoteにも書かせていただいたいますので、そちらもご覧ください。

 なんだかんだと言いましたが、木(=手段)も考えながら、森(=目的)も忘れずに成果を挙げていこうというのが今回のnoteのテーマでした! いろいろと過去のnoteも取り上げましたが、そちらもご覧いただけると嬉しいです。

 話は変わりますが、9月4日(土)16時30分から、静岡県沼津市で活躍されています、株式会社tasuki代表取締役の杉浦希未子さんをお招きして、「『今を最大限に楽しむ』それは必ず未来につながっている~しなやかにかろやかに~」をテーマに講演していただきます。「個々の力が最大限に発揮できる社会の実現」を目指し、自分の好きを形にすることを大切にしているという杉浦さんのお話が楽しみですね!

ol9.4なりわい

 緊急事態宣言中につき、オンラインで配信します。お申込みは下記よりお願いします。

 4回目のなりわいテーブルに飛び入りでご参加いただき、気さくに受講者とお話されており、講演もしなやかで軽やかにしていただけると感じました!

 それでは、今回はこの辺で👋


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