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子猫によってもたらされた無駄のない1日

お店の外で子猫を保護した。

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仕込み日の2021年7月1日16時の出来事だ。

結局、子猫は友人宅で預かってもらうことになったのだけど、その日の仕込みは驚くほど無駄なく完遂できた。


ついつい長時間労働してしまうことがある。

その理由は、片付けるべき仕事が山のようにあるからではなく、自分のペースで好きなように働けるから。

自営あるある問題だ。


どれだけ働こうが時給制ではないので、自分の取り分が増えるわけでもない。

それにも関わらず働く時間が長いのは、ひょっとしたら無駄が多いのかも知れない。

あるいは、何もしていない時間が不安だから、何かしなくちゃという焦りかも知れない。

そして、今日はたくさん働いたという、勝手な充実感を得ることになる。(新作開発の欲が出て、突然試作や調べ物を始めることが原因である場合も多いけど)

本来なら集中してやるべき仕事を片付け、残りの時間を好きなことに使うべきだ。


一匹の子猫捕獲によって、その日ばかりは自営あるある問題が解消された。


我が家はペット不可のアパートのため、まずは短期間だけでも預かってくれる猫を飼い慣れた友人を探し、動物病院を予約し17時半に受診。

子猫用のゴハンとトイレシートを調達するには、20時閉店のホームセンターに行くしかない。

もちろん、仕込みも終わらせなければならない。


制限があることが逆に良い効果をもたらす、とはよく聞くが、まさにそんな1日だった。

友人に子猫を預かってもらうためには…と、すべて逆算し、何時までにコレを終わらせて、アレを終わらせて…。

本当に過不足なく時間を使いきった。


以前から社長とは「猫飼ってたら仕事パパッと終わらせてすぐ帰るよね?」という話はしていた。

早く帰らないと猫(家族)が寂しがるし、社長は猫好きだから。

それがある意味で実現してしまった不思議な7月の始まりの話。


ちなみに子猫は友人宅ですくすくと成長中。

ときどき送られてくる写真を見て、時間を無駄にしてられないなと思い出す。(まだ1週間だけど笑)

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