散文的にいろんなこと書こうと思ったら、ハンタの話になって全部飛んだ。

今日はちょっと散文的に。
（と言いつつそれこそがエッセイなんですけどね）

優雅な振る舞い

一度に一つのことしかしないと優雅に見えるというライフハックを発見した。わかりやすいので逆を考えてみてもらえたらいいんですが、ご飯食べながらスマホを触る→優雅じゃない、わけですよ。だから常に１つのことだけやれば基本とても優雅に見える。食べるだけ、歩くだけ、座るだけ、呼吸するだけ、とどこまでやるかはともかく最小単位までやることを一つにしていけば優雅になる。そして結果として自分自身が満たされることがよくわかった。優雅な俺かこいい、です。でも結構、心身ともに健康に近づく感覚があるのでオススメ。

みたいなことを書いていると、これよく考えると瞑想とかの思想に近いのかもしれない。ただここに座る、って只管打坐の思想か。僕の最近毎日やってる「ただ書く」もこれに近いのかもしれない。ある種の坐禅。そりゃ終わった後スッキリするわ。この時間は本当に「ただ書く」だけ。頭を使っているように見えて何も使ってない。ただただ書いているだけ。思考に浮かぶより前にタイピングの手が進む。これはもしかしたら話すよりも思考を使ってないかもしれない。今までそんな感じじゃなかったですが、今はそんな境地に！

漫画

子供の頃から好きだったけど、今でもめちゃ読みます。一日一時間は読んでる気がします。でもそれを毎日続けても月に百二十冊くらいしか読めないわけで。今なんて「よふかしのうた」と「Dr.Stone」読み返しつつ、新作も読むともうそれだけで終わってしまいます。新刊出ると、まぁ最初から読む？的なこともやるので永遠に時間が消えます。

じゃーどうするのか？
…どうしようもない。今のところ解決策なし。おわった。誰かなんかいい方法あったら教えてほしい。

HUNTER×HUNTER

ハンターハンターって漫画が好きで、水見式を会社のロゴにしてみたり、幻影旅団のビデオテープをメディアのロゴにしてみたり、グリードアイランド上陸の宣材写真を撮ってみたりと、本来ふざけちゃいけないところにもどんどんそれらを追加しているわけです。じゃー何が好きなの？って言われると色々あるんですが、一言で言うとこの漫画、いや、HUNTER×HUNTERは『人生の攻略本』なんですよね。何周も何周も人生を繰り返しているような登場人物たち（というか冨樫義博というミーム）の口から出る一言一言が、僕の人生に大きな影響を与えます。

細かいところでは「恋人と母親どっちを助ける？」って問いに対して「沈黙」という答えを出すシーン。もちろんこれ、この不自由な２択で、答えないって答えを出すところ最高にクールなんですが、この２択を迫られたことに怒ったレオリオ、それを止めるクラピカ、ばーさんすまないって謝るレオリオ、何を謝る？お前みたいなやつに会いたくてやってる仕事さってこたえるばーさん、、、良すぎません？最高、このやりとり。さらに極め付けで「うーん、わかんないや」的に主人公、笑う二人、もうクイズは終わったんだよ、と。でも本当にその場面になったら？という問いを投げかけるゴン。おいおいおいおい、もうここまでで超満足したから！読者はもう誰かに語るには十分なものもらったから！ていうかそもそも「沈黙」時点で十分なんよ！そっから先は消化できないって！

っていうところが数ページおきに現れるのがハンターハンター。吐きそう。もう一つくらい紹介しとこうか、、。いや、どうしよう。いや、うん、、。

道草を楽し、いや、ちょっとそれは重い。重すぎる。人生のテーマそのものとも言えるかもしれないからここでは書けない。もうちょっと、もうちょっとだけライトなところでいうと、、ビスケの「わたしがあの域に達したのは、、」いや、これもちょっと重い。もう少し、、。あ、ハンタって物語とか思想とかが素晴らしいって語られまくりますが、絵も半端ないですからね？くじら島にゴンとキルアが訪れた時、ジンとの過去話を聞きながら「そんなことあったかな…」ってつぶやくミトさんの可愛さえぐいですから。従兄弟であるジンの子をずっと育てててママのような振る舞いが目立つミトさんだけど、少女っていうか、大人の女の人っていうか、過去を懐かしむ一人の人っていうか、そんなことをぶわって読者に想像させる絵、すごい。暗闇で「コムギ　いるか？」「はい　いますとも」ってやりとり。黒塗りでセリフだけですよ？絵でさえないといえるのかもしれません。でもその絵しかないんですよ、あのシーンには。目が見えないのかな？開かなくなってるのかな？最期なのかな？盤を挟んで向き合ってるのかな？え、え、なんかぼやけてる？どゆこと？え、、？って思ってからのあのシーンです。水滴が至る所に、思わず声も「うぉぇ」って出て、ちょっと先読めなかったです。

他にもめちゃある。やばい。これだけでまた別の書こうかな。
だめだ、他のこと考えれなくなった。今日はこれでおしまい！

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