日比谷公園でリュウゼツランの花が開花!
日比谷公園でリュウゼツランが開花した!
先週、そんなニュースを目にして驚きました。
リュウゼツランって
あれです!今人気の「アガベ」
アガベと聞くと、姿形は何となく分かる!という方も多いかもしれません。
そのリュウゼツラン(アガベ)の花は、ナント数十年に一度しか開花しない!と言われているため大きな話題となっているのです。
1世紀に一度咲く花として”センチュリー・プランツ”とも”センチュリー・フラワー”とも呼ばれています。
日比谷公園のリュウゼツランは、7月10日に開花が確認され、翌11日に高さを測ったところ、7.7mもあったのだとか。
ニョキニョキ花茎を伸ばし、繊細な黄色い花を咲かせたのですね。
考えただけでドキドキします。
アガベの花を見てみたい!と思ってしまいました。
そんなアガベとは、一体どんな植物なのでしょうか?
アガベはメキシコや南アメリカ原産の多肉植物です。
大きさも種類も豊富で、大きい品種は3m以上になる品種や、20cm程の大型の品種もあります。
原産地メキシコではテキーラやアガベシロップの原料 となっています。
アガベシロップというのは、「植物のネクター」とも呼ばれる甘味料のこと。
体に優しく低カロリーということで、お料理やドリンクに利用されています。
アガベといえば、おしゃれなカフェやロックガーデンに植えられている印象が強い植物ですが、実は日本でも古くから育てられていました。
園芸品種として斑入りや模様の美しい品種が沢山生れています。
乾燥に非常に強く、暑さ寒さにもとても強い品種もあるため、 初心者でも育てやすい!と人気なのです。
厚くて固い葉に鋭い棘が魅力のアガベは、日当たりと風通しの良い場所を好みます。
ただ、夏の強い直射日光は葉焼けの原因となるため、半日日陰がおすすめ。
非常に強健な性質ですが、多湿は苦手。
日比谷公園のアガベのように大株の物や、寒い冬も乗り越えられる品種もありますが、鉢植えのものであれば、冬は日当たりの良い室内に置いて、5℃以上で管理するのがおすすめです。
*アガベの花言葉は
「気高い貴婦人」
「繊細」
長い年月をかけて一生に一度だけ花を咲かせるアガベの姿に、気高さや繊細さを感じさせることから、つけられた花言葉です。