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ライフワークとライスワーク

個人的に便利で使い分けている「ライフワーク」と「ライスワーク」ですが、自分のキャリア迷子がここに表現されています。

ライフワーク

「これが私の役割」「一生追究していきたい」そんな仕事のこと。やりがいそのもの。

ライスワーク

飯を食うための仕事。やりがいになるかどうかはともかく、お金になる仕事。おそらく和製英語。

ライフワーク=ライスワーク が一番幸せな形ではないかと思っていて、それを目指したいと最近思っています。同時並行でも生きてはいけますが、夢中になって好きなことをした結果、人の役に立って、価値を感じていただいた分お金となって返ってきて、生活の自由も選択肢も広がったほうが、ずっと楽しそう。
現在のライフワーク×ライスワークの掛け算の結果が必ずあるはずだと思って、施策をめぐらせたり、情報収集したりしているところです。


ライフワークとライスワークが始まった背景


会社を辞める前、40代に入って、会社に骨を埋める気などさらさらないぞと思いはじめて、色々な職業を調べたりトライアルコースに参加するなど試行錯誤した結果、ライフワークとして日本語教師の道を選びました。やりたいことが見つかってうれしい、人に理解なんかされなくてもかまわない、行くぞ!って感じでした。

しかし、日本語教師は恐ろしくお金にならない。学校に勤めても、オンラインでも。そんなことはわかっちゃいたのですが、想像以上に厳しい世界でした。もし語学学校だったら、新人教師は週に1-2コマ程度持たせてもらえて、授業時間だけ時給計算されますが、準備のためにかかる時間(新人の頃は、教案作成して指摘受けて修正して、で丸1日はかかる)には給与支払なし。仮に見た目の時給が3,000円だとしても、どうがんばっても自立した生活は送れません。これは、日本語教育業界だけでなく、教育業界に通じる課題なのでしょうかね。

とはいえ未経験なので、下積みはしないといけない。就職を試みた日本語学校で、「オンライン教師とのかけもちはだめです。弁護士とも相談しましたが。(2015年当時)」と意味不明なことを言われ、オンラインレッスン専任にしました。

だんなとは別財布だったので、自分で生活費を稼ぐため、ライスワークとして派遣社員で働いてみることにしました。今では普通になってきましたが、当時は希少だった週3日程度の時短で働くスタイルです。とあるIT製品の営業支援という立場で、ミッションはふわふわした感じで入ったのですが、私が当たり前・普通と思ってしたことが、驚かれるほど評価をいただいて。現在の営業プロセスを各所にヒアリングして、フロー図を作成して、商談から受注にプロセスのどこで商談がNGになっているのか問題箇所を特定して、上長にプレゼンテーションしたという、それだけのことです。

でも「自分にとっての当たり前」が、「他の人にとっての当たり前ではない、価値」になり得るのだということを、そのときすごく実感しました。『今までの経験を生かすだけで商売になる、楽しいかどうかは別だけど。』同時に、現状を「可視化」することの威力も実感しました。

そんな形で、必然的に始まった「ライフワーク」と「ライスワーク」の二刀流を続けて、現在に至ります。二刀のどちらも経験値を積んで来られましたが、極められていません。方向性が定まっていない気がして仕方ない。

noteで自分自身の棚卸しをしながら、持ち合わせているスキル・経験・関心のパラメータを全部掛け算して、迷いなく迎える一つの方法が見つけられたらいいなと思っています。

ライフワーク×ライスワーク=最高のライフワーク の仮説(現在)

掛け算のパラメータ:
日本語の先生 × 人材ビジネス経験 × 業務コンサル(可視化) × 英語 × キャリアカウンセラー(資格取得前)・・・ =???

★個人または企業の従業員向けのサービスとして

  • 日本語教育(レベル底上げ、試験対策、職場や生活の日本語)

  • 日本への就職支援(キャリア相談、仕事・会社選び、面接対策、ビザ等のアドバイスなど)

  • 就業後の生活やキャリア支援(ビザの切り替えとかポイント制度とかそういうの含めて)

★企業向けのサービスとして、(外国人採用をする/している企業向けに)

  • 業務調査(外国人従業員に任せる業務や必要な日本語の棚卸し)

  • 採用支援(日本語レベル評価など)

  • 就業後の日本語指導(その職場、仕事に特化したボキャブラリとか表現などを、カスタマイズの教材にする)

  • 日本語学校の企業向けサービスの企画・実行(コンサルタント兼教師として日本語学校に入る)

★または、利益追求せずNPOか何かで (ライフワークとライスワークを分けたまま)

  • 自治体ごとの外国人向け支援サービス紹介・支援
    (サービスがあるのに知られていない、小難しい日本語でしか書かれていない、自治体によってやる気が異なる、など)をデータベース化&熟知して、地元の外国人向けにPR及びサービス紹介する

などなど

考えてばかりで頭でっかちなのが課題なので、今年は人脈作っていろいろな人と接しながら、アイディアを膨らませていきたいと思います。


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