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相続手続きをお金をかけずにする方法

Q:相続ってどこから始まるのだろう?

A:相続手続きは、死んでからしか出来ない。
だから、死んでから何をするか?を知っておくと死んだあと、ワタワタせずにすむだろう。

死んだら、何をしないといけないのか?
これが結構、大変。
相続が発生するとかなんとかそういうことは関係なく、死んだら先ず「死体検案書」と「埋葬許可書」がいる。
病院で死ぬ以外は、自宅で亡くなると警察を呼ばなければならない。
例え、それが病死である可能性が高くてもそれを勝手に判断することは出来ない。

だから、自宅で亡くなる=警察の介入は必須となる。

これは、お金があるとかないとか関係ない。
基本的には、死んだ人(被相続人)の相続人がしなければ、死体は埋葬出来ない。

そして、これすらノータッチしたい場合は、「遺体引き取り拒否」という方法がある。

これって、人道的にどうなの?と思う人もいるだろうが、人にはそれぞれ他人には慮れない事情がある。
特に家族間のトラブルは、外から見ただけでは分からない。

だから、こういう「遺体引き取り拒否」という制度があることを知るだけでも、少しは安心出来る人もいるかもしれない。

通常、葬儀は親族が行う。
お金の問題だけではなく、心情的にそれすらしたくない人たちもいるのだ。

ここで大事なのは、「相続放棄」と「遺体引き取り拒否」は全然、別の話。

「遺体引き取り拒否」をしたからと言って、「相続放棄」をしたとはならない。

「相続放棄」は結構、面倒な手続きが必要で、「遺体引き取り拒否」の様に「遺体を引き取りません」と言うだけではすまない。

だから、この部分「相続放棄」の手続きを弁護士に頼む人も多いけれど、自分でやってやれない訳ではない。

この「自分でやってやれない訳ではない」は、多くのことにあてはまるが、「得意」は人と「苦手」な人がいる。

話はちょっと逸れるが、不動産を買った後の「所有権移転登記」を司法書士に頼むのか?自分でするのか?という話がよく話題に上がる。

不動産投資家にも二種類あり、経費を抑えるため、「自分でやる派」と面倒な手続きは「プロにお任せ派」がいる。

だから、結論、この辺りの手続きが面倒だと思わない人は自分でやればいいし、面倒で出来ないと思う人は、プロに頼めばいい。

プロである士業は、職権でこれらの書類を請求することが出来る。

私は、自分の父親が亡くなった時、初めて相続手続きの面倒臭さを経験した。
約8年前、当時の私は相続について全く知らず、父親の死後、自分で色々調べ、様々な書類集めに奔走した。
相続手続きは、死後、始まる。

亡くなった後、相続手続きのため、生まれてから亡くなるまでの戸籍謄本等を取り寄せる必要がある。
これがまた思った以上に大変な作業なのだ。

なぜ、そんなことをする必要があるのか?
「よそに隠し子はいませんか?」「よそに認知した子供がいる可能性はありませんか?」
ということで、生まれてから亡くなるまでの戸籍謄本等が必要になるのだ。

もしも、よそに隠し子がいて、認知した子供がいたら、その子供は私の兄弟姉妹になるのだから!!!!

存在を知らない兄弟姉妹がいたとしたら・・・・
もれなく、相続人の追加~♪となる。

あら、もう1000字超えちゃった。
相続について、分かりやすく説明しようと思ったらもっと時間がかかりそう。

ということで続きは、次回ね。

なお、正確に言うと
相続は「亡くなったことを知ってから始まる」

この話も大事だけど、ごちゃごちゃになっちゃうと分からなくなるから、これも次回ね。


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