雅な七夕まつり-乞巧奠-
星の神様として
今の青梅金刀比羅様は、江戸中期、寛政九年(一七九七)青梅村名主等青梅縞仲買商人たちが、物品の海上安全を祈って江戸赤坂虎ノ門の金刀比羅宮から分霊してお祀りされました。
それ以前からいらっしゃった元宮様は、北極星と北斗七星です。
青梅村最古の村況報告書「延享四年(一七四七)村鑑」に「七星権現宮一社」とすでに記録された創建年不明の大変古いお宮です。
乞巧奠とは
主に宮中や貴族の間で執り行われ、7月7日の夜、織女に対して二星会合(織女と牽牛が合うこと)や詩歌・裁縫・染織などの技芸上達が願われる祭りであり、その際カジの葉が使われたそうである。
武州青梅金刀比羅神社の乞巧奠
当宮は星の神様を祀るお宮であり、星まつりである七夕をご神事として執り行うことは自然な流れであると捉え、令和5年より8月の月並祭にあわせ乞巧奠を催行することといたしました。
カジの葉に見立てた折紙をご用意しておりますので、そちらに和歌を奉納いただくことで手業の巧みをご祈願ください。
和歌は、自作でも他作の書き写しでも構いません。
現代では日頃和歌(短歌)を嗜む機会は減っていることかと思われますが、古くから伝わる五七五七七の調べは、意識せずとも日本人の身体に染みついている大事なリズムだと考えます。
この機会に是非今一度少し時間を止めて、悠久の刻に浸り思いを馳せてみてはいかがでしょうか。
奉納いただいたカジの葉を拝殿にて五色の布と糸で飾り、神様へ捧げたのち、8月10日月並祭にて乞巧奠の儀を執り行い、盥へ浮かべ祈願いたします。
カジの葉は、お宮へ据え置きあり、和歌/お名前/生年月日を記載のうえ賽銭箱もしくは拝殿へお納めください。
もしくは仮社務所でありますJR青梅駅前「喫茶ここから」にもございます。ご希望の方は郵送も承りますので遠慮なくご連絡くださいませ。
その際、送料のご負担のご協力お願いいたします。
【喫茶ここから】 担当:風間
0428-84-0678
cafe198cocokara@gmail.com
〒198-0083東京都青梅市本町130-1ダイアパレスステーションプラザ青梅205
皆様のご参加を心よりお待ち申し上げます。
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