見出し画像

新科目「公共」のテストをつくってみた。

 もうすぐ期末考査で1学期の成績が決まるという中で、「公共」の考査問題を作成してみました。

私は基本的に、考査は教科書から出題をします。

複数の先生で科目を持つことが多く、授業で話している内容が先生ごとで違っても、教科書をもとにやれば、

「これ、教えていない内容だから、うちのクラスは解けないね…。」などの問題が起きないからです。

今回の「公共」も教科書をもとに作成してみました。

以下、問題の種類です。

①空欄補充問題
②グラフ読み取り問題
③用語の説明問題(論述)
④文章の趣旨を答える問題
⑤知識を応用して思考する問題

最後の⑤は、倫理的な思想をもとに「文化祭の予算を決めるとどうなるか」といった生徒に身近な問題をつくってみました。
※本番はまた違う問題です。

率直に、テスト作成が非常に面白かったです。

生徒が「え、何?この問題。なんやろう…」と悩み、考え、困っている姿をイメージしながらつくったので、自分の性格の悪さにちょっと笑ってしまいました(笑)。

問題をつくるときに気を付けていることがあります。

必ず答えが1個に絞れるようにすること、です。

この単語の意味を理解させたい。
→それなら、こういう問いにしないといけないよね。

という発想でいつもつくっています。

答えのない問題をつくるのも大事かもしれませんが、評価基準を客観的につくることが難しいので、1つに絞れるようにしています。

そのため、問題をつくる側の力量が問われます。

共通テストの新傾向も取り入れて、長めの文章を読み取らせる問題もつくってみました。

テスト作成は、自分の発問の仕方や授業の展開の仕方の見直しにもなります。

いい勉強になります。

ただ、作成する時間がなかなかとれなくて、土日までかかってしまっているのは反省です。

まだ考査を作っていない科目もあるので、早く終わらせます💦。

テストづくりで気を付けていることがあったら、教えてください(^^)

教育のこと、授業をしている倫理や政治経済のこと、熊本の良いところ…。 記事の幅が多岐に渡りますが、それはシンプルに「多くの人の人生を豊かにしたい!」という想いから!。参考となる記事になるようコツコツ書いていきます(^^)/