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旅が苦手かもしれない

先日尾道に行ってきた。ゲストハウスに泊まり、住民の人と交流する旅だった。

旅行は非日常体験であると言われる。日常であれば行かない場所に知らない電車で行き、食べないものを食べる。日常から切り離されて、息をする。普段は知らない空気を感じながら、普段は知らない息遣いを感じながら過ごす。異質感が大きい。

非日常から考えられることもある。日常から隔離されることで、日常を反省できる。普段たどり着かない思考に陥る。面白い。

けれどもそれは、旅行が好きを意味しない。いわゆる観光名所に行くことが旅の目的なら、自分は苦手だ。その観光名所に行くことが目的なら、スタンプラリーしているだけだ。それにどこが行く「べき」場所かは他者が規定している。そんなものに興味がない。人の規定から外れたい。

僕は生活したい。色んな場所で生活をしたい。旅行は日常からの隔離なら、非連続的な営みである。デジタルだ。僕はアナログがいい。違う場所で、アナログ的に変化する感覚に浸りながら、生活したい。

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