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005.楽器に触れなかった理由。

ヘッダーに使っている写真は20年ほど前にSONYのデジタルカメラで撮影した信号機の写真です。写真っていろんな表情を生んだり空間切り取ったり時を止めたり面白いですね☆

趣味っておもちですか?

時とともに環境によって趣味って変わっていくと思うのですが、ずっと変わらない趣味の1つとして音楽鑑賞があります。

楽器を演奏するのかと聞かれることもありますが、楽器はやらなくって聴く側になっています。それは成長期に骨の成長がうまくいかず、指が曲がってしまったため、10代は人前にでてもできるだけ指を見られないように過ごしてきたため楽器を触るという行為そのものが選択肢になかったのです。。。

小学生の頃。指の曲がりをできるだけ抑えるため、松本義肢製作所さん(義手・義足、装具を作ってる会社)に保険適用できる範囲内で専用装具(取り外し可能な添木みたいなの)を作っていただいて寝るときに両腕つけていました。今思えば、塚本信也監督「鉄男」ですか?ティムバートン監督「シザーハンズ」ですか?みたいな。

それのおかげもあって、指関節が大きく逸れるということは免れました。指は曲がってますが極端な曲がりを抑えた成功例と。

装具つけるのは実はイヤで、でも、「付けないとひどくなって生きてくの大変だぞ」と親に言われ仕方なかったでしたが、今となっては、箸でご飯食べれて、ペンをもって字をかけて、パソコンのキーを打てる、DJもできるので感謝です☆ほんとに。近年では、チャームポイントに手が小さいことと思えるまでの意識になりました。最近やっと楽器やってみたいかもって☆何がいいかなぁ?

小学生のときは入退院が多かったけど中学では少し落ち着き(慣れ??)

とにかく毎日、学校に行って授業を受けて帰ってくるということが精いっぱいで、友達を作る&友達と遊ぶ というのはあまりできていなかったかも。

その頃に出会ったのが音楽。

1番古い記憶は小学校高学年のときに、光ゲンジがテレビ出演時、父のラジカセをテレビの前にもっていき「今から録音するから静かにして」ということをやった事。

中学校にはいって、同級生の影響で、洋楽と邦楽に目覚めたかな。

洋楽は、オリジナルカセットテープ作ってくれたのが聴くキッカケになりました。JOAN JETTE, MR BIG., EricClapton, Beatles, BON JOVI, ELTON JOHN,....

邦楽は「TM Networkすっげーよ。今度カセットテープ作ってあげるよー」とカセットテープを受け取ったのがキッカケ。

その時、中学校1年でした。

そのカセットテープをラジカセにセットし、再生ボタンを押したら圧倒的な魅力が音として流れてきました。「何これ?こんな世界あるんだ?!」って。

その時は、歌詞の内容はわからず、どういう楽器で曲が構成されているのかなんてのもわからず、会場で演奏するライブというものがあることも知りませんでしたが、ただただ、すっごい衝撃。

友達と一緒に遊ぶというのがなかなかできなかったこともあって、それで、音楽鑑賞にどんどんハマっていったのだと思います。

中学の部活動で入っていたのが美術部。3年やって面白かったので高校に入ったら美術部に入ろうと思っていましたが、入った高校に美術部がなくって、どうしようかなーと思っていたら「放送部はお昼に好きな音楽流せるよー」と先輩に誘われ放送部に入りお昼の放送で好きな音楽流させてもらいました。先生や生徒の受けは分からなかったけどすっごい楽しかったですよ。

20代、ちょっとした縁でCLUB MUSICの存在しって通うようになって、CD屋さんでバイトするようになって、ライブ会場にも行くようになって、DJもやりだして、、、

音楽では物欲をみたすことは難しいかもですが、個人的には、疲れた心や弱っている心にはとても効く心の栄養剤だと思っています。

私にとっていつもどんな時も傍にあってとても大きな存在で今も変わらず心を支えてくれています。

年齢とともに思い入れが強い時代の音楽が正義になるのは変なことでもなんでもないです。

流行っている音楽を聴くことも他者とのコミュニケーションの1つとして大事で、自分だけのお気に入りの音楽を見つけることも大事で、TPOにあわせた音楽を楽しめることも大事で、新たな音楽に耳を傾けることができたら新しい自分との出会いのキッカケになるかもです。

詳しく知らなくても楽しめるのが音楽です。

詳しいことを知らなくても問題なくって、それは詳しく話してくれる人に任せて、自分なりのペースで自分の好きなものをみつけて育てていければいいのかなって。

気を付けているのは、他者が好きな音楽を否定しないこと。
自分の好きな音楽を否定されたら気分悪いじゃん?

人気が高いからといって必ずしも聴いた人全員にとって良いわけじゃないじゃん。

ジャンル分けもランキング付けも限られた範囲内でするのは全く問題ないと思うので、他者への押し付けではなく紹介をサラッとする程度で。

ほどよい距離でそっと見守ってあげよう。

みんな、それぞれの方法で楽しもう☆

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