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アラサーダメ人間の転職活動記(6)

前回はこちら

引き続き、2月に受けた「未経験エンジニア」枠での最後の面接の8社目。
ここが、エンジニアとして入ってみたいなと唯一思った会社であった。
今日は、最終面接の話を。

そもそも、社長が通した人間である。そんな簡単には落とさないだろう、と勝手に思っていた自分がいた。ただ、技術力が懸念とはっきり言われていたので、どれだけ1週間で勉強したかというのをアピールしなければ厳しい道のりになるとも思っていた。

1週間「Laravel」というプログラミング言語の勉強はしたものの、はっきり言って、自信をもって勉強した、と言える状態ではなかったと思う。必死にUdemyの講座を見てはいたが、エラーが多く、たった3時間程度の動画なのに全然進まない。あーあー全然ダメじゃん、と思いながらもあきらめるわけにはいかなかったので、PCには向かう。でもよい勉強の仕方ではなかったし、焦っていたし、もっと別のやり方もあったんではないかといま振り返ると思う。でも後戻りもできないし、よくわからない焦りと、ここで決めたいという気持ちと交錯し、葛藤していたように思う。

最終面接は、エンジニア部門の事業部長(Wantedlyで見たけど多分同い年くらいの人)と、私が配属されるであろう拠点の拠点長(絶対私より年下)の2名との面接であった。

最初の30分でパーソナリティを、残り30分で技術面の質問があった。
とにかく最初の30分では、どれだけあなたの会社に入りたいと思っているか、というのが伝わるようにアピールをした。ここは割とよくできたと思う。ただ、問題は後半の技術的な質問だった。。

GitHubを見ながらコードの質問をされたり、エンジニアブートキャンプ中に起こったエラーや、どのように乗り越えたか等、いやもう覚えてません!的な質問まで・・・。XAMPPってなんですか?とか全然答えられない質問も。
もう面接中にダメだこりゃ、落ちたわ~~~と心の中で叫んでいた。

案の定、翌日には面接不合格連絡がきた。
人的には問題ないが、技術的に入社した場合、多分ついていけないので、というのが不合格理由であった。

なんとなくわかっていたものの、いざ不合格通知のメールを見ると落胆した。これからどうしよう、という思いもあった。私、本当にエンジニアになりたいのかな、という思いも出てきた。
ゆくゆくはフリーランスで働きたい思いはあるけれども、別にエンジニアでなくてもいいし、コードを書く仕事であればこだわっていた開発エンジニアでなくてもwebデザイナーだって、コーダーだって、色々ある。
この会社の不合格から、ダメ人間生活が加速していくこととなる。

とにかく、やる気を失った。
希望も失った。
でも、息子の保育園のことを考えると、働かないわけにはいかない。
せっかく楽しく保育園生活を送っているのに、奪うわけにはいかない。
第一、旦那の給料だけじゃ、生活が成り立たないじゃないか(笑)

私は褒められて伸びるタイプではなく、けなされて反骨精神で伸びるタイプの人間であると自負していたのだが、このときばかりは違った・・・
転職活動がうまくいかず、自己否定をされた気になる人もいるようだが、そうではなかった。ただ、なんだかトンネルの中にぽつんと取り残されたような感覚。

ここから少しだけ、何もしない生活が始まります。
では、また次回書きたいと思います。


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