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毒親育ちは産まれる前から怒っていた?

私は機能不全家族で育ち、両親はもれなく毒親でした。

私が自身で考える両親についての怒りの原因を振り返り、同じく毒親育ちたちの恨み節を聞いて感じたことをまとめました。

私は毒親や兄姉とも縁を切り、現段階では毒親をごくたまに思い出してちょっぴり腹立つことがある程度になっています。


他の感情が怒りに置き換えられているから?

以前、このような記事を書きました。

一般家庭との差として、当たり前に与えられるものが与えられないということへの恨みや、両親に甘えたかったのに甘えられなかったことなどが怒り置き換えられて、毒親育ちは怒り狂っているのかもしれない。ということを、自身の過去を踏まえて考えていました。

しかし、うまく説明ができないけれど、何かが絶妙に違うように感じていたのも事実です。


毒親育ちは産まれる前から怒っていた?

毒親育ちと聞くと、長女や長男などがあげられることが多いのですが私は末っ子です。歳の離れた兄と姉がいますが、兄や姉には大学の学費を全額出し、バイトの送迎までしています。私は高校の学費の支払いはおろか衣食住もままならない状態でした。明らかな格差をつけられていました。

私の場合は末っ子のため特殊なケースかもしれませんが、両親は私に生まれてきて欲しくなかったこと、お金ばかりかかって嫌なこと、私に早く死んでほしいこと(実際に首を絞められたことがある)を私に口うるさく言っており、私からすれば『死んで欲しいくらいなら、最初から産まななきゃよかったのでは?』と思うことが幼少期の頃から多々ありました。末っ子なのでなおさら感じていたのかもしれません。

両親が無責任に子供ができることをして、中絶なども考えず、かといって育てることも放棄して、全責任を産まれてきただけの私に擦り付けたことが怒りの正体ではないかと思いはじめました。

私は産まれる前から、両親の無責任さに対して怒っていた。

私は産まれる前から、両親に大切にされていないことについて怒っていた。

両親に何があったかは知らないが、そもそも産まれる前から存在自体を全否定されていたことに怒っていた。

ような気がしてならないのです。


最後に、

私は現在、両親や兄姉が毎日幸せだろうが、不幸だろうがどうでもよかったりします。連絡先も住所も、今どうしているかも知りません。もはや他人です。ある意味、両親の望み通り私が産まれる前に戻っただけなのかもしれませんが、私はそれでも構いません。

私は今や未来のほうが大切で、両親の介護や老後問題が減ったぜ!自分のことに集中できるぜ!ヒャッホゥ!という、両親に対しての薄情さが脳内で炸裂しました。考えても答えがでないときは一旦、開き直るのも大切です。


両親や兄姉に対して見事なダークサイドっぷりを発揮してしまうクマガイがお届けしましたʕ•ᴥ•ʔ




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