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【④青春18きっぷの旅〜西日本編】

◆4日目:益田〜秋吉台(秋吉洞)〜鳥栖〜熊本

大まかな移動は以下の通りです。
(途中バスやらなんやら使ってたりするので細かな部分は異なってます)
予定移動距離は340kmです。

◆計画

この日は、天候は曇り時々晴れ☁️
観光地の第一目標は山口県美祢市にある秋吉洞です
秋吉洞を周り、鳥栖で2時間ほど用事を済ませて進めるだけ進みたいと思います。

上記が、朝の段階で宿泊している益田の時刻表(長門方面)です。1日7本の衝撃🐦本日、2つの目的地を巡るためには始発で行くほかはありません。というわけで、5時すぎに起き、支度をして始発に乗る場面から本日も始めたいと思います。

宜しくお願いします😌

◆移動開始🚃

[5:56]JR山陰本線(長門市行)《青春18きっぷ》

早朝の益田駅

おはようございます🐢
辺りは真っ暗ですが、時刻は5:50程。
普段早寝早起きは意地でもしないのですが、旅中は自然とできるのは謎。
しかし、正直言って眠すぎて少し気持ち悪いくらいです笑

こちらの車両はキハ120形気動車というものですが、自分がのるこの編成はロングシートしか搭載してませんでした。
首都圏では当たり前のロングシートですが、眠い中2時間ロングシートはキツいです笑

ワンマン列車の運賃表はもはや路線バス

暗くて景色も見れず、また眠いので寝ます🥱

山陰本線は永遠と海岸線を走り続けるため、多くの場所で景色が楽しめます。

晴れてれるとさらに綺麗なはずです😌

そして、山口県に入ります。
途中から晴れてきて霧と山山がものすごく綺麗だったのですが、一両しかない車両に多くの乗客(高校生)が乗ってきたので、写真は遠慮しました🐥

◆山口の県庁所在地の歴史

そして上の衛生写真にもある萩駅を通過いたします。萩市は山口県でも中心の街の一つです。

というのも、かつては山口県の政治的中心は萩市にあったためです。

山口市と萩市の歴史は個人的に面白いので詳しく説明を致しますと、

①中国地方一帯に勢力を広げていた毛利氏の居城は広島に置かれましたが、山口には山口奉行が置かれ、周防と長門の中心地であり続けていました。

②しかし、関ヶ原の戦いで毛利氏は敗れ、幕府から減封(土地を没収されること)となり、長門と周防の2国に絞られてしまいました。

③そのため、長門と周防の地に新たな居城が必要となり、居城が広島城から長門・萩城へ移されました。

④この時、毛利家は山口、防府、萩の3か所を居城の候補地として幕府に伺いを立てますが、山口・防府は身の程知らずにもほどがあるとされ、中心地は萩に移ることになります。

⑤ 幕末、毛利氏は藩の方針を攘夷とし文久3年(1863年)に海からの攻撃を防ぐことを理由に、藩庁を萩から山口に移転(幕府に無断で)。(後に正式に認められる)

⑥ 幕府による第一次長州征伐の後、いったん萩に藩庁が戻ります。

⑦ 倒幕派が藩政を掌握したことによって山口政事堂が再建され、ふたたび山口が政治と軍事の拠点となったのです。この事を、山口移鎮と言います。
→山口に拠点を戻すことは、江戸時代中ずっと毛利家の宿願だったと言われ、関ヶ原の戦い以前の拠点に戻すんだ!と強い意志のもと動いて、山口に拠点が戻っと際は大変喜んだと言われています。



山口駅は、県庁所在地の駅で1番しょぼい駅なんて揶揄されることが、度々あります。(真偽はわかりません)

(写真はやまぐちフリー写真素材集より引用)

それは、江戸時代に中心地が萩に移った間、多くの建物や屋敷が土に還ってしまい、宿場や役所はあったものの産業が発展しなかったためではないかと考えられています。

この時代に生きてるからこそなのか、なんで?と感じたらすぐにGoogleで検索してしまいます。
だから、なんでこんな駅小さいのかな??
この街寂れてない??
とか旅をしてると思うことばっかりなので、旅中は検索しっぱなっしです笑笑

蛇足しすぎました。旅に戻ります🥲

[7:46]長門市駅 着
乗り換え時間8分

鳥居は、観光名所「元乃隅神社」をイメージした鳥居のオブジェになっているらしい、、

[7:54]JR 美祢線(厚狭行)
ここから山陰本線とお別れです。、
大きく南下していきます。

景色は永遠と山です。⛰

[8:33] 美祢駅 着

ここから路線バスに乗り、秋吉洞を目指します。

[8:38]アンモナイト号 《200円》

美祢駅を出るとすぐ宇部興産のとても存在感のある工場が見えてきます。

伊佐石灰石鉱山で石灰石を採掘し、宇部興産専用道路を利用して運搬していますが、この道路がなんと私道で長さが約31kmで日本一長い私道となっています。

美祢駅周辺は石灰石がよく撮れることが衛生写真からもわかります。黄色い線が宇部興産専用道路で瀬戸内海まで続きます。

(画像は乗りものニュースより引用)

元々は、国鉄の貨物線を利用して運んでいたのですが、赤字の国鉄末期には運賃値上げやスト運動頻発により、安定性と効率化を求めた結果、この宇部興産専用道路が誕生したとの事です。

[9:04]秋吉洞バスセンター 着

秋吉洞に向かうお土産通り的なところは、すっからかんでした。

◆秋吉洞(あきよしどう・しゅうほうどう)

《1300円》

帰りのバス、列車の乗り継ぎも考慮してここに滞在する時間の予定は約1時間です。

チケットを買ったら入り口まで森林の中を歩きます。

着きました!!秋吉洞の入り口です!!

秋芳洞の地上に広がるのは、日本最大のカルスト台地「秋吉台」です。カルスト台地は、雨水や地下水に溶けやすい「石灰岩」でできており、その石灰岩が地下水などにより、少しずつ溶かされ、崩落を繰り返すことで、地下に大きな空間(洞窟)が生まれれ、鍾乳洞になります。

観光コースは約1km(総延長は10.7kmを越え国内第2位)、温度は四季を通じて17℃で一定してます。

中に入ると、本当にここすごいです、、
ほんと写真も撮らず、ただ圧倒されてしまいます。
観光客も今のところは自分1人で、ゆっーくりじっくり周れます。

百枚皿(ひゃくまいざら)

洞内は暗いのでカメラの感度を上げて撮ります。
生で見るとこれほんと感動します、、

大黒柱

黄金柱

秋吉洞はまだ訪れたことがない人には是非お勧めしたいスポットになりました!!

奥の方まで進むと、謎のエレベータがあります。

これで地上部の秋吉台まで行けるそうです。
と言うことで、秋吉台も行きます!
エレベーターを降りて歩くこと5分ほどで秋吉台の展望台に着きました。

すごい、、

今の時期は、山焼きを行った後なので緑色の秋吉台は見れませんでしたが、それでも圧巻です。
また、秋吉台の中には道路もあり、自動車や自転車でも走り抜けることができるそう。緑になった秋吉台を走るのは気持ちよさそうです、、

で、今気づきましたね。楽しみすぎてて時間すっかり忘れてまして、帰りのバスの時間過ぎてました🐥

予定では、ここから新山口駅までバスで行って山陽本線で九州まで電車で行く予定でしたが、計画し直しです。

とりあえず、バス時刻が近い行きに乗ったアンモナイト号美祢駅行きに乗ります。

参考程度に、秋吉洞のアクセスやバス時刻表はこの秋吉台公式HPで確認するのが1番わかりやすいです。

[10:18]アンモナイト号 《200円》

[10:44] 美祢駅 着

バスの中で調べた結果、美祢駅から下関方面に奇跡的に行けるバスがあったので、即乗り込みます笑

[10:58]サンデン交通 下関行き 《980円》

まさかの今日から交通系icカードが使えるようになったらしい。

[11:50]小月駅 着

「シモ関東」にしか見えない。

朝から何も食べてないと言うことで駅前を散策。コンビニはなく、たこ焼き屋さんがあったので行ってみることに。

店内はお客さんも多く、とても人気店です!
自分の順番になり、注文すると注文を受けてから焼くので20分ほどかかってしまうととのこと、、

次の列車の時間があと15分後とかだったので、諦めることに致しました。。とても食べたかったのですが、致し方ないですね🐦
店員さんに時間が差し迫ってることを伝えると、とても丁寧に対応してくださり、メニュー表を頂きました。また、機会があれば是非お越しになってくださいとのことで、私は心に誓いました。
必ず、また来ます!!

山口にお越しになる際は、小月たこ焼き きむらさんに皆さんも行ってみてくださいね!

[12:16]JR山陽本線(下関行き)《青春18きっぷ》


この旅、初めての山陽本線です。
山陽本線は電化されているため、久々の電車に乗ります。

[12:36]下関駅 着


乗り換え時間2分
この辺りからは、乗客も増えてきます。
そして一駅隣はいよいよ九州です!!!


[12:38]JR山陽本線・鹿児島本線(小倉行)《青春18きっぷ旅》

関門海峡を鉄道で渡ります。が、地下トンネルなので、景色は見渡せませんが、テンションは高まります笑

[12:51]小倉駅 着
乗り換え時間は20分弱です。

京都から山陰本線を通ってここまで来たため、北九州がものすごい大都会に感じます。(実際大都会です)東北を旅していて、山形秋田青森岩手宮城と来て仙台駅に降り立った時の感動に似ています笑笑

それもそのはず、北九州市は1963年に政令指定都市に指定されています。これは、当時の五大都市(京都市、大阪市、横浜市、神戸市、名古屋市)の次に指定されており、九州では初の政令指定都市です。

(さいたま市は2003年に政令指定都市に指定)

しかし、北九州市の人口減少は著しく、政令指定都市20都市の中ではワーストになっています。
北九州は、良いところなので是非観光に立ち寄ってみてください😌

お昼は小倉駅改札内の玄海うどんさんにて。

福岡と言ったらうどんです。これは、本当です笑
日本でのうどんの発祥の地は博多と言われており、福岡市内には沢山のうどん屋さんがあります。
個人的には、博多うどんはとても好きです。

時間もなかったので、かけ(280円)にしてすぐ食べすぐ電車乗ります。

[13:16]JR鹿児島本線快速(久留米行き)《青春18きっぷ旅》

ずっと寝てました🎈🎈

[14:51]鳥栖駅 着

ふーん🤔今日、なんかあるんだなぁ(すっとぼけ)
人多いなぁ、試合なのかー、、



個人的な2時間の予定を済ませ、次は熊本方面へと進みます。ちなみに、福岡と長崎は過去に訪れたことがあるので、今回は殆ど通過いたしました。

青春18きっぷ5回分も今日含めて後2日なので、九州は18切符で周り切りたいと何となく思っていました。そのため、できる限り距離を伸ばしていきたいですね🙁

[17:34]JR鹿児島本線快速(八代行き)《青春18きっぷ》

重い気持ちと足取りで電車に乗り込みます。

JR九州の車両は車内外で他のJRとは異なり、面白くカッコいいデザインになってます。
物珍しさから乗ってるだけで楽しいと感じますね!!

[19:08]熊本駅 着

◆熊本散歩

駅は2019年に完成した駅舎なのでものすごく立派です。また、今年完成した駅ビルもとても大きく、正直熊本駅の規模にビビってます😇

熊本県は九州では2番目の人口です。その県庁所在地で政令指定都市の熊本市は、人口70万都市で九州では福岡市、北九州市に次ぐ3番目の都市と言われています。

熊本は細川氏の支配の熊本城の城下町として発展してきました。現在でも、繁華街の範囲は広く、賑わっている範囲は非常に大きいと感じました。



その理由の一つとして市内に張り巡らされている路面電車があると思います。

街の区画が綺麗で、どこもスッキリしているように見えます。とても住みやすそうな街ですわ!

今日はこの旅初のネカフェに泊まる予定なので、なるべく遅くネカフェに入店したいので散歩を続けます笑笑

というわけで、日本三名城の一つとされている熊本城まで歩きます。
初めての街を歩くのはトテモタノシイ。

お城がある街はやっぱり城下町としてかっこいい。お城は何百年も前から街の中心になっているため、これまた現代でも必然的にお城から見る景色は素晴らしい🐥
例え、現代になって再建された天守でもとてもかっこいいです!

観光地に来たらお城には是非足を運ぶと🙆‍♂️


上熊本駅まで路面電車で帰ります。大人は一律170円です。
路面電車のある街は道幅がとても広く、良いですよね🤔街の名物的な存在で少し羨ましいです笑

毎日これだけ歩いたり、移動してたりすると疲れもちょっとずつ溜まってきますね〜笑
温泉が行きたいものです♨️

本日はこの辺りまでです。
長文を最後まで読んでくださり、ありがとうございました😊
明日中には九州を回り切りたい、、そのためには早起きです😌

◆移動距離

本日の移動距離
益田〜熊本
約340km


名古屋からの距離
約1150km

歩行距離🚶‍♂️

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