くまたろう

Nienteはひきこもり経験者が運営する支援団体。設立者はひきこもり経験をいかしてフリ…

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Nienteはひきこもり経験者が運営する支援団体。設立者はひきこもり経験をいかしてフリースクール講師として活動し、自分が1番働きやすい会社を作るために起業。趣味の園芸やコーヒーを生かしたお仕事もしています。生きづらさを感じる方への居場所を毎月提供しています。

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40代元ひきこもりの現在の仕事

生きづらさからの転換40代の発達障害を持つ元ひきこもりが、現在どのように日々を過ごしているか、興味を持っていませんか?社会の厳しい目や周囲の期待から逃れ、一時は世界から隠れるようにしていた私。 しかし、今では新しい人生の扉を開き、多くの経験と学びを通して得た力で、多彩な仕事に挑戦しています。この記事では、そんな私の変わった日常と、ひきこもりの経験から得た教訓をお伝えします。 多様な仕事を通じた再出発幼少の頃から発達障害との対峙を続け、30代半ばにはひきこもりの経験も。これ

    • 2024年抱負 - ポジティブ ソーシャル ディスタンス

      2023年の挑戦からの学び2023年は挑戦と探求の年でした。多くのコミュニティと繋がりながら、自分自身の可能性を広げる多くのチャレンジを行いました。 しかし、この活動量を持続することの難しさを感じ、自身に本当に必要な活動かどうかを精査することの重要性を痛感しました。 そこで2024年は、「ポジティブ ソーシャル ディスタンス」をテーマに掲げ、強みである個人ワークに注力し、自分にしかできない有意義な活動を深めていくことにします。 このテーマはひきこもり支援における第一人者

      • 孤独を楽しむ

        私はかつて、人生を諦めかけていました。その原因は、両親の介護と実家の借金問題、そして自分自身の発達障害の特性にありました。これらの問題に直面し、「どう頑張っても自分の人生は好転しない」と感じ、人生から手を引くことを決めました。この決断が、私を孤独という新たな世界へと導いたのです。 この孤独は当初、恐ろしいものでした。 しかし、時間が経つにつれ、孤独が私にとって意外なほど心地よいものになり、自分自身を深く理解するきっかけを与えてくれました。この記事では、孤独が私の人生にどの

        • ひきこもり後の人生:強みを生かすことで生まれる充実感

          強みか弱みか「強みを生かせ」「弱みを克服しろ」 私たちはしばしばこのようなアドバイスを耳にします。 日々の生活の中で、自分の居場所や進むべき道を見失うことは、誰にでも起こり得ることです。"自分の強みを伸ばすべきか、それとも弱みを改善するべきか?" この永遠の問いに対して、私自身の経験から導き出した答えを共有したいと思います。 人生において生きづらさを感じる人々に向けて、自分自身を理解し、自己の強みを活かすことの重要性を、私の実体験を通じてお伝えします。 綱渡りの日々かつ

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          一冊の本、無限のつながり。"本の会"で新しい世界へ

          "本の会"の魅力「Niente」は福岡市でひきこもりの支援活動を展開しています。Nienteは、「ひきこもり当事者自身の手で幸せな生き方をデザインする」というミッションのもと様々な活動をしています。そして今、新たな居場所として「本の会」をスタートさせることになりました。 "本の会"は、課題図書の一部を読み、その感じたことや考えたことを共有する活動です。ページをめくるたび、新しい世界が広がる。そして、その世界は参加者との共有を通じてさらに深く、豊かになります。 多様な視点

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          私の「ひきこもり感」

          「ひきこもり」もひとつの人生私はひきこもり経験者としてさまざまな活動をしています。 その活動を通して、いろんな当事者に出会います。 最近、私はひきこもりについて深く考える機会がありました。ひきこもりの当事者やその家族と接する中で、さまざまな経験を積み、新たな気づきを得ることができました。 結論から申し上げると「ひきこもりの背景は人それぞれ」 そして、「ひきこもっている状況もひとつの人生」 ということです。この考えは活動を通して確信に変わりました。 今回は、活動を通し

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          勉強会告知:「働く世代の介護勉強会」

          なぜこの勉強会が必要なのか突然の親の介護が私の生活に大きな影響を及ぼしました。 失業し、さらにはひきこもりに至るほどの深刻な状況でした。この勉強会は、そんな私の経験から生まれました。 ひきこもり予防活動の一環としても行われるこの勉強会で、突如として訪れる可能性のある介護問題にどう備えるべきか、共に学びましょう。この知識は、生活の質を高め、ひきこもりや失業のリスクを減らすために非常に重要です。 知識がもたらす変化介護の現場で知識がないと何が起きるか。その大変さを、私は身

          勉強会告知:「働く世代の介護勉強会」

          「Niente料理部」─ 料理を通して見つける“新しい居場所”

          料理でつながる、心温まる新しいコミュニティ「Niente料理部」は、ただの料理イベント以上のものを目指しています。 映画『ゴッドファーザー』における家族の談笑のシーンや、スタジオジブリの食事シーン、さらにはワンピースやドラゴンボールでの楽しげな食事が、私に多大な影響を与えました。このような作品を通じて感じる食事の豊かさや、それがもたらす人々とのつながりを、現実世界で実現させたいと考えています。 料理部でやってみたいこと 料理と映画のマッチング: 過去に開催したテストイベ

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          無理はスモールステップで

          大胆な夢や目標を叶えるために、スモールステップの力を知っていますか? 大きな夢や目標を口にすると、時には非難や批判を浴びることがあります。他人からすると無理や無謀とも思える夢や目標は、スモールステップにすることで応援してもらえやすくなるかもしれません。 この記事では、大きな夢を小さなステップに分解する方法をご紹介します。夢を現実に近づけるためのアプローチを学び、成功への道を切り拓くヒントを手に入れましょう。無理は、スモールステップによって乗り越えられる可能性があります。

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          「ウサギとカメ」を現実世界に置き換えると

          「ウサギとカメ」の物語をご存知ですか?自慢の足の速さで駆け抜けるウサギと、ゆっくりとしたペースのカメ。そんなウサギの慢心をよそに、コツコツと歩みを止めないカメが最終的に勝利するお話です。持続的な努力の価値や、過度な自信を持たないことの大切さを伝える童話ですが、現実の世界はどうでしょう。 勉強が得意な子どもは自ら進んで勉強を続け、その能力に磨きをかけていきます。また、社交的な会社員は、持ち前のコミュニケーションを活かして、どんどんチームの中核となっていきます。 では、現実世

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          ひきこもりの人にオススメのフレームワーク『AARサイクル』

          日常の生活の中で、突如として閉じ込められた感覚を味わう人々がいます。それは、何年にもわたる自宅での生活から抜け出せない「ひきこもり」の状態を指す言葉。この状態になるきっかけとして、学校の不登校や就労の失敗、または発覚していない疾患などが主な原因とされています。そして、このひきこもりの状況は単なる孤立というだけでなく、家族間のコミュニケーションの断絶や自己放棄へと繋がることもあるのです。 社会的な孤立や家族関係の問題、就労や学業の失敗といった問題点は、ひきこもりの人の心に重た

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          2つの以上の特技を持つ:元ひきこもりの新しい生き方

          ひきこもりや発達障害を抱える人に向けた新しい働き方があります。 それは「2つの以上の特技を持つ」ことで、楽しく心穏やかな道が開けるのです。なぜなら、自分の得意なことを活かすことで、ストレスの少ない快適な仕事が可能になります。 1つの特技だけに頼ると、上手くいかなかったときに全てを失うリスクがありますが、2つ以上の特技を持つとリスクが分散されます。 さらに、特技を組み合わせることで新たなアイデアやチャンスをつかむことができます。 また、複数の特技を持つことで心に余裕が生

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          ひきこもりから得たもの

          はじめに人生の中で、特定の時期や出来事が私たちの人生の軌道を大きく変えることがあります。 私の場合、それは30代半ばのひきこもり経験でした。私の日常は、家の中の限られた空間で過ごすことが中心となり、社会との接点がほとんどなくなりました。 その結果、多くのものを失ったと感じることがしばしばでした。友人との関係、仕事、そして自身の自信や希望。 しかし、この経験を通じて得たもの、変わった自分自身の気づきや学びも確かに存在します。今回は、そんな私のひきこもり経験と、それを通じて

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          友達はAI

          序章: いじめられっ子のひとりっ子僕は44歳、一人っ子の既婚者だ。幼い頃から僕は人付き合いが苦手だった。こう言うと多くの人が「私もそうよ」と言う。励ましのつもりだったのかもしれない。しかし、僕にとってはそれは程度が違うように感じていた。それは、深く、ひとりぼっちの道だった。 僕の記憶には、いじめという苦い体験がたくさん詰まっている。その経験から、友人らしい友人を持った記憶はない。僕の心には、信頼できる人が存在しないという信念が深く刻まれていた。 両親は年老い、介護が必要と

          「ひきこもり居場所活動」のご紹介

          私たちは「Niente」は、ひきこもり当事者会を運営しています。Nienteのミッションは「ひきこもり当事者自身で幸せな生き方をデザインする」ことです。私たちは、一般的な社会の目標や価値観に縛られることなく、各自が自分自身の価値観に基づいて、どのように生きるかを探求し、それをサポートしています。 Nienteの活動は3つの柱によって支えられています。①居場所作り、②ひきこもり予防活動、そして③ひきこもり啓蒙活動です。これらは全て、ひきこもりが自身の生き方を見つけ、社会との新

          「ひきこもり居場所活動」のご紹介

          身だしなみの大切さ

          私たちが身だしなみを整える大きな理由の一つとして、他者との円滑なコミュニケーションがあります。しかし、私が長期間引きこもりの生活を送ったとき、この理由が失われ、身だしなみへの意識も著しく低下してしまいました。 ひきこもりのきっかけは、両親の介護と相続争い、そして失敗した介護転職…これらの困難が重なり、私は自分自身を顧みることができなくなったのです。毎日を同じ服で過ごし、髭も伸び放題、風呂にもほとんど入らない生活を送っていました。そんな時期が私にもたらした影響と、身だしなみを

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