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誰かの意見やアドバイスに振り回されるなら、受け取り方を変えてみる

梅雨に突入する前に、大好きなチェアリングに行ってきました。
椅子に坐ってるだけでエネルギーが回復できる
お気に入りの習慣です。

今日も眺めが良さそうな場所を探して、河川敷を散策します。
じんわり汗が滲んできますが、緩やかに吹く風が
体を冷やしてくれて心地よい!

いい感じに草が覆い茂る場所を見つけたので、椅子を組み立てて坐ります。
スマホは見ずに、ありのままの自然を満喫します。

お気に入りの椅子に坐り
顔を上げて外を眺める時間は、最高です!


この習慣は、以前書いた「外に出よう!」の延長です。

たくさんの方に見て頂き、とても嬉しいです!

この記事が、日々エネルギーを消耗している
誰かのお役にたてれば幸いです。

しかしながら、私には役に立つからといって
誰にでも絶対に役に立つと言い切れないことも事実です。

だから意見を受け取る時に、わかった!
いきなり頭にインストールしてしまわずに
ちょっとだけ距離感を持って扱ってもらっていいと考えています。

その方が、意見に振り回されることなく
自分に合ったものを選択していけるように思います。


意見をいっぱいもらえる、けどね…


生きていると、ありがたいことに色々な意見をもらえます。
仕事であったり、セミナーであったり、本であったり。
妻からも…。

きっと意見を下さる方は、私の役に立つようにと
思いを込めて伝えてくださっています。
そのように信じています。

しかし、その思いがあるからといって
必ずしも役に立つとは限らないことを身をもって経験しました。

例えば、仕事をやりきることの大切さをアドバイスして頂いた後
ひたすら完遂を目指して深夜まで残業し、体調を壊しました。
頑張っても、頑張っても、好ましい結果が出ないことも経験しました。

それでも、「頑張ろう」「やりきろう」と励ましてもらいました。
その結果、逃げ道が無くなっていきました。

だから、思い切って

私は、意見をそのままでは受け取らないことにしました。


伝えて下さる方の思いや熱意と
その意見やアドバイスが実際に役に立つかどうか
は全くの別のことだと気づいたからです。

自分のために、時間を使って、思いを込めて伝えて下さることは
とても有難いことです。
だから、意見を頂けることに感謝した上で

「その意見が本当に役に立つのか?」

と、一瞬でも考えるようにしました。

その結果、学んだことについてまとめておきます。


意見やアドバイスは常に不完全


何かが足りなかったり、間違っていたり。
前提条件がモレていたり。

言っている本人も気づいていない不完全な点があります。

リーダーシップが重要だよ
(でもどんな状況で?具体的には?)


前向きな意見でも見極めが必要


誰かの成功体験が、全くそのまま自分に当てはまるとは限りません。
成功に不可欠な条件が見過ごされていることもあります。

成功ではなく失敗から導き出された仮説にすぎない場合があります。

俺はこれで失敗してきた、だからこうした方がいいよ。
(それをやってみて、成功したのだろうか?)


感情を伴うネガティブな意見の受け取りは、より慎重に


お前のここがダメだ、出来てないという苦言であったり
自分に対するマイナスな評価であったり。

怒りなどの感情を伴って伝えられることもあります。
その場合、こちらも感情が揺さぶられてしまい
具体的な解決策の話には進みにくくなってしまいます。

相手が落ち着いている時に、改めて話を聞きに行けたら良いのですが…。

無理な時は、聞き流してしまっても問題ないと私は思います。
大事なことは何回も言われるのでね。
冷静に、具体的になってから受け取るようにしています。

こんなことも出来ないなんて!(怒)ダメなやつだな!
(ではどうしたら良いのだろうか)

コミュニケーション能力が低いね
(ではどうしたら良いのだろうか)


知らぬ間に、自分に意見している


うまくいかないこと、思い通りにならないことを経験した時
自分のことをダメだと言われているような体験
どうにもならなさそうな境遇

直接誰かに言われたわけではないけれど

私がやっても無理、ダメ、あきらめるしかない、意味がない

そんな風に自分の声がする時は
自分で自分に意見しています。

自分の声が聞こえないとしても
嫌な感情で身動きが取れない時は
根っこに、自分に対する意見が隠れているかもしれません。


意見やアドバイスを受け取る時に、間違って理解したり
肝心な情報を受け取り損ねている


一度に理解できることには限りがあります。

丁寧に説明をしてもらっても、相手が伝えている情報の一部しか
理解できなかったり、誤って理解していることがあります。

相手が大事なことをモレなく伝えてくださったとしても
人間である以上、受け取る時に失敗することもあります。

特に、落ち込んでいる時や、体調が悪い時は
素直に受け取れないこともしばしばあります。

例.
最近眠れないんだって?今からアドバイスするからちょっと聞いてよ。ちゃんと毎日同じ時間に寝たり起きたりしてるのかな?体内時計を整えた方がいいよ。それと暗くて静かな環境がいいらしい。部屋の温度とか湿度はどうしてる?もうすぐ梅雨だしね。布団がまずいんじゃない?枕を変えてみるのはどうかな。それと寝る前にスマホいじってたら、ブルーライトで睡眠が妨害されるらしいよ。それもやめた方がいい。それと適度な運動も忘れずにね。昼間あんまり運動してないでしょ?ジムにでも通ったらどうかな。でも寝る前にはやりすぎないようにね。自分も朝と夜ウォーキングしてるんだけど体の調子いいよ。ヨガなんかも流行ってるし、やってみたらいいんじゃないかな。リラックスできて。あとコーヒーとかお酒も控えた方がいいね。とりあえず毎日7時間寝ようよ。どう?わかったかな?大丈夫だね。よし明日も頑張ろう!


まとめ|その意見、本当に役に立つ?
誰かの意見に振り回されるなら、受け取り方を変えてみる


1.  意見やアドバイスを頂けることに感謝する
2. 「その意見が本当に役に立つのか?」と、問いを立てる
3. 役に立ちそうな意見は仮採用する
4. 役に立つと確信したら、本採用する
5. 一度本採用しても、合わなくなったら見直す

意見やアドバイスの受け取り方を見直す
・意見を受け入れるかは、自分で選ぶことが出来る
・自分で足りないところを補うことが出来る
・試してみて、役に立たなければ捨てることが出来る
・無意識に受け入れてしまっても、途中で見直すことが出来る

捨てた方がいい意見やアドバイス
・やる気を失わせたり、苦しませたり負のエネルギーがある
・自分を閉ざしてしまう方に向いてしまう
・自分や誰かを傷つけてしまう
・試してみて、役に立たないどころか調子が悪くなった

積極的に仮採用する意見やアドバイス
・根拠はないけれど、知っているだけで元気になれる
・落ち込んだ時、前向きなエネルギーが生まれる
・納得感があり、再現して確かめることができる
・ただし、本当に役に立つと確信できてから本採用



2024/6/19 タイトル、記事を加筆修正しました。


見出しの写真。帰り際に撮ったものですが、狙っているのは蝶々なのに、雑草メインになってしまいました…。


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