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わたしやかぞくのはなし

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わたしやわたしをとりまく家族たちの話です。
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#日記

くまのぬくぬく日記13

【中身はいずこに】 夫と都内に出かける日に、ふと我が家のウッドデッキが視界に入った。 3cm程度の見慣れない物体が落ちていた。 なんだこれ? 近づいてみると カメの甲羅だ。 中身はいない。 甲羅だけ。 ???? 我が家は海には近いとは思うが、それほど近接したところには住んでいない。 夫に話すと「ああ、よく落ちているよ」とのこと。 中身はいずこに行ったのでしょう。 お引越し? 衣替え? お色直し? 第二形態前? 【つばめ第二弾】 また、つばめがやって来た。

くまのぬくぬく日記12

4月初旬から中旬の日記 【ある問いにずっと悩む】 X(旧Twitter)のどこかで見かけて以来、ずっと考えている質問がある。それは という問いだ。 私の人生....はて? 意外とこれは難しいぞ。 .............。 そういうことじゃないよね。 違う違うそうじゃない。 考えて考えて考えたあげく 「冬眠明けのあくび」 でいいかなって。 ʕ •ᴥ•ʔ いや私の人生、ずっとそんな感じですよ。 ずっとあくびみたいなことしてます。 皆さんはどんなタ

くまのぬくぬく日記11

3月中旬から後半の日記 【岸先生もくまだった】 タイトルにもさせてもらっている「ぬくぬく日記」は、私の好きな岸政彦先生の著書「にがにが日記」のパクリであることを以前noteに書き記したが、岸先生が最近20分程度のラジオを始めたので、喜んで運転中に拝聴している毎日である。 以前からつれあいのおさい先生が岸先生の「どんくま」のイラストを描いているのは知っていたが、とうとうそのイラストがLINEスタンプになった。 よく白いフリースを着ていたこと、内面的な部分、あと、食の嗜好

くまのぬくぬく日記⑩

最近書いてなかったからまとめて書いてみる。 2月末から3月はじめにかけて 【車を買ったらしい】 夫が車を購入してきたらしい。 まだ納車には至っていないので、あまり現実感がわかない。 「もうこの年になって、好きなものに乗れるのもあと何年かわからないしね」と言いながら、先日購入することに同意を求められたから「お好きにどうぞ」と話した。 夫は今2台の車を所有している。 これで購入したら3台持ちだ。 そのうちの1台は会社の車といっても過言ではないが。 2人しか運転しないのに自宅

くまのぬくぬく日記⑧

2月10日(土)の日記 【連休のはじまりは残された仕事から】 三連休であるが、特にどこかに出かける用事はない。そしてやらなければいけないことがあるので、あまり休みという感じもしない。 ひとまず今日はお掃除をして、そして美大の課題をやって、夕方から知り合いと夕ご飯を食べる約束があるので、そんなところである。 夫は研修があり、もうすでに家にはいない。 昨日のお仕事の記録(カルテ)の書いてなかったところを、ソファでゴロンとしながらタブレットで記入する。 昨日の仕事中に撮った写

くまのぬくぬく日記⑦

1月2日と3日の日記 【予定通りのおでかけ】 1月2日は私たちの結婚記念日。 市役所に届けを出したのはもう18年前になるらしい。ちなみに市役所がお休みの日に届けをするのは割とおすすめである。休日当番の職員さんしかいない市役所は、受付も裏口から入るのだ。待ち時間もなく、そのまますっとあっけなく届出は受理された。静かな晴れた日の市役所で、私たちは笑い合っていたのだと思う。(古い携帯には写真が残っているような気もする) 毎年2日はどこかに泊まることにしている。場所は都内が多いが

くまのぬくぬく日記⑤

12月20日(水)の日記 ◾️「山がある!」 娘が昨日から体調が悪い。 嘔吐と発熱。 実は私も先週同じような症状があった。 胃痛がひどく下痢や嘔吐もあり、そして発熱。 受診し、コロナやインフルエンザの検査は陰性。 「胃腸炎でしょうね」と医師に言われた。 (余談も余談だがこの医師は私の従兄弟である。彼がチャーリーブラウンみたいなかわいい幼少の頃から知っているので、髪の毛をくしゃくしゃっとした感じの今時の男子のような出立ちと、いかにも若いドクターです!みたいな雰囲気に思わず心

くまのぬくぬく日記④

12月11日(月)【京都番外編】 ◾️ホテルのWi-Fiは落ちなかった 起床。 ホテルに泊まっていると 毎回起きた時に一瞬 「ここどこだ!」 となる。 いつもの寝ぐらではない。 ベッドも硬い。 そして、隣には誰もいない。 寝癖だらけの頭をかきむしりながら、顔を洗う。旅行バッグに入っていたスプラトゥーンをテレビの前に設置する。Switchの電源を入れてホテルのWi-Fiに繋ぐ。 ロビーに行くとおひ○ちさんが今日もスプラをやっている。 私がバンカラオープンのお部屋を立てると、

きのうからのつれづれ日記

①息子の受診昨日書いたとおり、息子に謎の腹痛と嘔吐が続いているため、昨日は病院を受診した。 「おなかの音は悪くないんだけどね〜」と医師は言いながら、採血をオーダーした。 息子は「血を取るの〜?」と青ざめた顔をしていたが、処置室では「お母さんは外で待ってて下さい」と2人のきれいな戸田恵梨香さんと福原遥さんみたいな若い看護士さんに言われ、私は外で待っていた。 すると中から「うふふふ」とか「キャー」とか「何歳なの〜?」とか「泣いちゃやだ〜」とか3人の楽しそうな声が聞こえてきて

りんごパイへのラブレター

冬になるとりんごパイが食べたくなる。 なぜなら、寒くなるにつれて、スーパーのりんごが安くなるし、人から頂く機会も多くなるからだ。 私はいつもなかしましほさんのレシピで作る。 夫ががんと診断されてから、体に良い食事をちょっとだけ気にするようになった。ハードなマクロビやヴィーガンの実践は、仕事をしている自分には難しいと感じたので、ゆるゆると雑穀を入れたり、玄米にしたり、野菜ジュースを飲んだり、調味料に気をつかった程度である。 本当にゆるゆるである。ほとんど気をつかってない

Cherry Blossoms

4月の八王子。 私の住んでいるところと違って、八王子は天気が変わりやすいようだ。 そして思った以上にまだ4月の八王子は寒い。 自分が実家から持ってきた服を全部重ね着してもまだ寒くてどうしようもない日があった。私は完全に八王子をなめていた。まさか雹まで降るとは思ってもいなかった。 でも、あの日はあたたかい日だった。 今から十数年前 私は今の夫(当時の彼)が、実習のため訪れていた八王子に一緒についてきて、2ヶ月限定の同棲をしていた。 そこで私のやるべきことは、3つ。

寒い日はうちに帰ろう

私の家には薪ストーブがある。 今の家に引っ越してからは、寒い日になると夫が薪をくべてくれる。 炎がゆらめくのを私はただひたすらに眺める。 火は強くなったり弱くなったり、形を変え続ける。 時々、燃え落ちた薪がトンっと小さな音を立てて崩れる。 近くにいると、体の芯からあたたかくなる。 家の中があたたかなオレンジの光につつまれる。 安心してウトウトとまぶたが重くなってくる。 火には不思議な魅力がある。 人間が扱えるようになるまでは長い歴史があった。 現代人は,火

うちのレッドマンは気にしない

今日のうちの子の服装はこんなであった。 夫が「おかしいからやめたらどうか。それじゃ、レッドマンだ。」と言った。 確かに、寝ぼけ眼の頭が一気に覚めるようなインパクトがあったし【林家ぺーパー子さんに弟子入り?!】というぐらいの派手さはあった。 そのうちカメラ好きな女子をつかまえて2人でキャーキャー言いながら写真を撮られてしまうかもしれない。 夫の話をうけて、うちの子は と気にせず学校に行った。 彼は ①いまさら服を変えるのが面倒だった ②自分ではおかしいと思わなか

こんな日は誰かのせいにしたい

朝から同僚の女の子が泣いていた。 「私、今日おかしいんです。気にしないで下さい」と言われたが 一応主任なので、気にしないことはできない。 利用者さんからセクシャルハラスメントを受けているようなので、話をしっかりと聞く。 その内容を上司に報告した。 最初は聞いてくれていたが、「ここで話していても結論がでないでしょ』と言われ、何となく誠意のなさを感じ「お時間をとって失礼しました」とややイライラしながら退室する。 その利用者さんのリハビリを同僚の代わりに実施する。 そ