見出し画像

くまのぬくぬく日記⑤

12月20日(水)の日記

◾️「山がある!」

娘が昨日から体調が悪い。
嘔吐と発熱。
実は私も先週同じような症状があった。
胃痛がひどく下痢や嘔吐もあり、そして発熱。
受診し、コロナやインフルエンザの検査は陰性。
「胃腸炎でしょうね」と医師に言われた。
(余談も余談だがこの医師は私の従兄弟である。彼がチャーリーブラウンみたいなかわいい幼少の頃から知っているので、髪の毛をくしゃくしゃっとした感じの今時の男子のような出立ちと、いかにも若いドクターです!みたいな雰囲気に思わず心の中でほほえんでしまう)
薬局で薬をもらい、3日間くらいほとんど何も食べられずに過ごした。
おかげさまで症状は回復し、今週は仕事に出られるようになったが、今度は娘がかかってしまった。
しかし、朝になってみれば解熱していたのでほっとした。嘔気と胃の不快感、倦怠感は少し残っていたので、念のため受診に連れて行く。
娘は昨日のつらそうな様子から一転。クリニックの待合いで待機している間もよく話していた。この方は私と2人になると、ここぞとばかりにたくさん話し出す。
その中で山の話になる。
そのクリニックは彼女が昔通っていた保育園の近くにあって、クリニックの先を上がって行くと小さな山があるのだ。
「保育園の頃ねー。景色をぼーっと見てたら『あんなところに山がある!』って気づいたの。すごい驚いた。あ、山だ。山ってこんな風なんだ。って思った」
娘氏の話を聞いているのが私はおもしろい。
そのおもしろさは様々なおもしろさがあるのだが「えぇ!当時はそんなこと思っていたんだ」系のおもしろさの話に今回は該当するのだと思う。その時はうまく言語化できなかった気持ちや体験を、今になってこのように話してくれることが私は嬉しい。
きっと絵本やアニメなどで見たものが、実際にあるんだ!という発見は子供にとって大きなものであるんだろうなぁと想像する。
私は数十年も前の話なので覚えていないが、子供の頃はきっとそんな驚きの毎日であったに違いない。
「それは誰かに話したの?山のことは?」と聞くと「お迎えにきたおばあちゃんに話した」というので「なんて返事だった?」と聞いたら「そうだねー山だねー」って言われた、とのこと。
まあ、そう返すしかないわな、と思う。

◾️すえおそろしい映画のセレクト

娘が最近見た映画
「ミッドナイトサマー」
「ザ・ハント」
「ソウ」
「冷たい熱帯魚」

このセレクトどうなのよ。
中学生としてどうなのよ!
お母さん、たまに色々心配になります。

(「ザ・ハント」は観たことないので観てみたいと思う)

◾️加害者の行方

人間の「悪」について考える時、自分の加害性についても考えることがある。
私も持っている加害性。
犯してしまった過ちに対して、自身がどう向き合うのか。
気になったりする。
その中でこのインタビューを読んだ。

小山田さんのやったことはいけないことではあったと思う。色々な人を大きく傷つけるものであったと思う。
その中で彼が今何を感じているのか、わかりやすいインタビューであると思った。

彼の表現しているものの中で、1番私が感謝しているのはこれだ。
親子でよく楽しませてもらいました。

◾️似てないモノマネ配信を視聴


受診から帰ってきて、このLIVE配信を観る。
お○たちさん(Miguel)は元気だし、ここnoteで培った(?)ヒタチンコフや古畑のモノマネなどはちゃんとスプラトゥーンの世界で生かされています。
今回はいちばちさんとコラボ。

いちばちさんのグーフィーはかわいい。激萌え。
私は3回だけ視聴者参加したけどもクリアできなかった。すまんよすまんよーと思いながら抜ける。

ミッキーのモノマネは私もうまいと思う(変なところではりあってみる)

ちなみにMiguelの動画は最初は機械トラブルでバグってますが、いちばちさんのはちゃんと映ってます。あしからず。

◾️先生しました

午後はおでかけ。
夫が急いで仕事から帰ってきて、息つく暇もなく2人で出かける。昼食は高速道路のサービスエリアで取る。
目的地は大学。
そこで2人は本日講師をする。
大学は辺鄙なところにあるのだ。
一応県庁所在地なんだけどな....。

大学敷地内からのながめ

実はこの大学の近くに私が昔お世話になった実習先がある。
実習は寮があったので、そこに2ヶ月お世話になった。
夫はその時は実習がなかったので、よく遊びにきては私の布団を干したり、洗濯したりしてくれていた。
枕を日に干していたらすごくほかほかふっくらになったことを当時も驚いていたが、いまだにその話をする。
どれだけ驚いたんだ。

年1の講師は、毎回緊張する。
夫は手慣れたものだ。彼は大学や専門学校で年に何回も講師をしている。話すのが好きな人だ。
私は人前で話すのは得意ではない。できれば避けたい。でもこの講義はどうしても夫ではなくて私でなければいけない理由があって、仕方なく夫婦の2部構成になっている。
前半は後ろに座って生徒さんたちの様子を見ている。
私語してるなぁ....男の子たち、ちゃんと聞きなさいな、と思ったりする。
夫の講義は昨年と違うところが一箇所あった。
私はそこに少しだけ感動して、帰りの車で夫に伝えた。新しいところが入るのはいいと思う。ちゃんと心で感じて、考えて伝えたことばは、たぶん今はわからなくとも、土に埋まったタネのようにそのうち発芽するかもしれない。

◾️ホットケーキ食べたいな

帰ってきて、娘がホットケーキ作りたいって主張していたのでそのうち作ろうと話す。
ホットケーキミックスじゃないやつでやりたい。
ふわふわにしたい。
こういうの、女の子で楽しいなと思う。
彼女は来年の年賀状のイラストも描いてくれた。すごくうまくてびっくりした。
何人かお友達には見せたけどもみんな褒めてくれる。
ぬくぬくと年末を過ごしたい。
年末は夫の誕生日、結婚記念日と盛りだくさんだが、体調を安定させてのぞみたいと思う。


今日の日記はここまで。

サポートは読んでくれただけで充分です。あなたの資源はぜひ他のことにお使い下さい。それでもいただけるのであれば、私も他の方に渡していきたいです。