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#コラム

子どもをむやみに傷つけないために。『おやときどきこども』を読んで、10年後の自分にアドバイスをしたい

子どもをむやみに傷つけないために。『おやときどきこども』を読んで、10年後の自分にアドバイスをしたい

今はまだ喃語しか喋れない息子と、この先彼の将来について語るとき、私はどんな言葉をかけられるだろうか。

『おやときどきこども』という本を読んだ。著者の鳥羽和久さんは、大学院在学中に学習塾を開業し、現在も小学6年生から高卒生まで約160人の学習指導に関わる教育現場の人である。その鳥羽さんが、まさにいまの親子が抱える問題を、子どもたち自身のリアルな言葉を通して描いたのがこの著書である。本の帯には、

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