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移植の方法には様々な種類がある①

こんばんは(^ ^)クマです!

今日は移植の方法についてお話していきます。


移植する卵は大きく分けて、新鮮なものの移植と、凍結したものの移植の2パターンあります。

今日はその2点について説明していきます。


◎新鮮胚移植

新鮮胚移植は、採卵を行い、得られた受精卵をその周期に胚移植する方法です。


新鮮胚移植を行うメリットとしては

・本来あるべき体内により早く戻してあげることができる

・胚に凍結や融解などの負担をかけずに移植をできる

これらが挙げられます。


しかし、デメリットとしては

・強い刺激で採卵した場合、ホルモンが非生理的な状態で移植をしなければならず、着床を妨げてしまう

・卵巣過剰刺激症候群が起こりやすい

などが挙げられます。

より自然な状態での移植は新鮮胚移植ですが、デメリットが大きいので凍結胚移植を勧める病院がほとんどです。



◎凍結胚移植

凍結胚移植は排卵後に胚移植する自然周期と、エストロゲン・プロゲステロンを投与して胚移植を行うホルモン補充周期の移植があります。

どちらも排卵誘発薬を使用していないので、視床下部、子宮内膜、黄体への影響がなく、着床率が高くなるというメリットがあります。


*自然周期

エコーにて卵胞発育を確認、尿中や血液中のLHの測定などにより排卵日を特定し、凍結胚の融解日と移植日を決定していきます。

基本的に薬を使わないので、副作用などの心配はありません。

ただ、排卵日を確定するために卵胞チェックのための通院回数が増えたり、排卵確認できずに移植がキャンセルになるリスクも出てきます。


*ホルモン補充周期

月経開始後からエストロゲン製剤を使用して、子宮内膜の厚みを増やしていきます。そして、子宮内膜がいい厚みになったらプロゲステロンを投与してます。

プロゲステロンの投与開始日を排卵日として計算して胚移植を行なっていきます。

ホルモン補充周期の場合、自分が通院できないところを避けて予定組みすることができるので、仕事をしながらでも通いやすいスケジュールになっています。


自然周期とホルモン補充周期での妊娠率は変わらないのでどちらを選んでもいいと思います。

あとは病院の方針で選択していくようになると思います。。。


今日はここまでにします。

明日は移植の種類についていくつかご紹介していきます。

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