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AMHのあれこれ

こんばんは(^ ^)クマです!


前々回にUPした記事で抗ミューラー管ホルモン(AMH)についてお伝えしました。


今日はそこによく質問を受けることを追加でお伝えしていこうと思います。

それではどうぞ!




◎AMHが高いと高刺激はできないの?

AMHが高い方が高刺激を行うことで卵巣過剰刺激症候群になりやすいと言われているため注意が必要です。

しかし、絶対に選択できないわけではありません。

もし高刺激で行うのなら、刺激法の中でも比較的弱めなアンタゴニスト法を選択することが多いかもしれません。また、通常打つ注射の量よりも少し少なめで開始し、様子を見ながら増量していくようになると思います。




◎AMHが極端に少ないと刺激法はできないの?

AMHが低くても排卵誘発を行い採卵することは可能です。

しかし、刺激法を行っても採卵できる卵が1〜2個と少なであることが多いです。

ですので、あまり無理せずに低刺激もしくは内服薬のみで経過を見た方が体への負担も費用的な面でもいいかもしれません。



◎AMHが低いことで閉経が早まるのですか?

一般的に閉経が近づくとAMHが低くなります。

しかし、前回の記事でもお伝えしたように。AMHの減り方には個人差があり、1年でガクッと減ることもあれば比較的ゆっくりと減ることもあります。ですので、AMHの値から閉経を予測するのは難しいと言えます。

また、卵胞刺激ホルモン(FSH)は年齢とともに値が上昇します。

40mIU/m Lを超えると閉経が近いと予想されます。



◎検査費用はどれくらい

検査は保険適応ではないため6000〜8000円くらいします。

少し高い検査ではありますが、不妊治療を行う上では大切な値になりますので、できれば年単位で検査を行ったほうがいいでしょう。

特に採卵を行う際は、この値によって刺激法を選択するくらい大切な値になりますので、体外受精を検討中の方は検査することをおすすめします。




これくらいでしょうか、、、

本日もご閲覧いただきありがとうございました(*´∇`*)

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