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『林修の仕事原論』は、若者向けの仕事論でした。

最近、『インタビュアー林修』が、なかなか面白い。MBS毎日放送のテレビ番組『日曜日の初耳学』でやっている1コーナーで、各界の旬なゲストを呼んで、林修が単独インタビューする内容。テレビらしからぬ、ゆっくりとしたテンポでじっくりと話を聞いてくれるし、独特の切り口も面白い。

「林修は、相当準備してからインタビューに取り組んでいる!」と、正直感心している。

導入部で相手をリラックスさせる工夫をしっかりしているし、番組スタッフが用意した質問だけでは、あのインタビューは構成できない。芸人がMCをする場合にありがちな、前に出てくることも少なく。相手を引きたてているのも好感が持てる。わたしは、数年前にWEBサイト用のインタビュー記事制作のお手伝いをしていたので、インタビューの苦労は、よくわかっているのです。

そんな訳で、林修の仕事っぷりに興味がでてきたので2冊ほど買ってみて、今日読み終わったのが、『 林修の仕事原論―壁を破る37の方法』です。

「どう生きるか」とは、「どう仕事をするか」と等しいとまでは言えないとしても、重なる部分はあまりにも大きい。だとしたら、仕事といかに向き合うかについて、もっともっと考えるべきではないでしょうか?(本文より)

現代文講師ということもあって、とても読みやすく書かれています。新書ですし、あっさりと読み終わりました。

内容的には、これから本気で仕事に取り組むべき若者たちに向けたメッセージ集といったところでしょうか。適度に“毒”もありますし、アラフィフの自分にとっても「仕事観」を振り返るよい機会になったので面白かったです。

気軽に読めるビジネス系自己啓発本が好きな方には、オススメします。



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