質問の仕方ってめちゃくちゃ大事!
こんにちは。岡村茉弓(おかむらまゆみ)です。
企業に勤めながら、コーチングのコーチとしても活動しています。
私は会社で一緒に働くメンバーのことが大好きです。
(突然の告白w)
上司である私をいつも支えてくれて、彼女・彼らがいなければ、仕事が円滑にまわることはありません。本当に本当に感謝しています。
だからこそ、メンバーにはできるだけイキイキワクワク、楽しく仕事をしてもらいたい。
そのためには、「本人のやりたいこと」と「会社が期待すること」ができるだけ一致しているほうがいい!…と思っています。
やりたくないことをやるより、やりたいことをやったほうが楽しいし、結果もついてきますしね。
だから、月イチのメンバーとの面談ではよく
「何がやりたいのか」
「何に興味があるのか」
という質問をしていました。
メンバーの意向を確認した上で、できる限り適材適所を考えたいと思ったからです。
でも、ある人からはいつも、
「私はやりたいことがないんです」
「与えられた場所で頑張ります」
と言われていました。
やりたいことだらけの私からすると「またまた~!遠慮してるだけじゃないの?もしかして私には本音が言いにくい???」と不思議で、ことあるごとに「やりたいこと」を聞いていました。
「どうしたい?」
「何がやりたい?」
私は良かれと思って聞いていたんです。
でも今になって思うと、これは詰問でしかなかったかもしれません。
知らず知らずのうちに、相手を追い詰めていたかもしれないのです。
「夢を持たなくちゃだめだ」「やりたいことがないことはダメなことなんだ」って。
・自分のやりたいことよりも、周囲の人がやりたいことを優先するタイプが存在する
・同じ質問でも、タイプによって答えやすかったり答えにくかったりする
コーチングを学び実践するようになって、これらを強く実感しています。
例えば、部下との面談やクライアントとのセッション時に、
「ここまで話してみてどうですか?」
という質問をしたとします。
あるタイプの人は、
・いいこと答えなきゃ
・(質問者の)期待に答えなきゃ
・正解を言わなきゃ
と考えてうまく言葉にできなかったり、
また別のタイプの人は、
・ざっくりした質問すぎて本当に頭が真っ白になる(思考停止)
・何がききたいのかわからない
と答えに困ってしまったり。
そうかと思うと、
思考の幅が広がる、イメージが膨らむ、自分を振り返るきっかけになる、という人もいます。
だから、質問の仕方ってめちゃくちゃ大事なんです。
相手によって質問の仕方を変えたほうがいいことはわかっていましたが、ここまで違うとは。
私にとって衝撃的な事実でした。
冒頭で紹介したメンバーには、今は別の質問の仕方をしています。
もっと具体的に想像してもらいやすいように、そして詰問にならないように。
まだ彼女のやりたいことは見つかっていませんが、少しずつ、ぼんやりと輪郭が見えだしています。焦らずゆっくりと、形にしていければいいなと思います。彼女とこれからも楽しくワクワクしながら仕事を続けられればいいな。
今日も長文にお付き合いいただき、ありがとうございました。
今日の質問
「あなたはどんな人たちと、将来つながっていたいですか?」
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