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【久慈市移住者ファイル④】石賀大登「恐竜を歩かせたい」

TBS「東大王」SPに出演し、東大生チームをクイズで見事破った恐竜チームに参加していたこともある石賀大登さん。幼い頃から恐竜が大好きで、久慈市でアジア初の恐竜の化石を発掘した経験もある。東京の専門学校を卒業し、久慈市に移住した経緯を伺った。

プロフィール


石賀大登     いしがだいと
 出身地     東京都足立区
 生年月日    2001年7月14日
 お仕事     久慈琥珀株式会社
         博物館グループ
 実は…     小1から高3まで野球やってました!
         (中学時代はピッチャー)      

きっかけはドラえもんの映画

5歳の時に観た「映画ドラえもん のび太の恐竜2006」を観て恐竜が好きになったという石賀さん。高校生になっても「将来は恐竜に関する仕事がしたい」という思いがあったそう。高校三年生の進路選択の際、恐竜について学べる専攻を来年から設立する専門学校を偶然見つけ、専門学校の一期生として入学した。

久慈市でアジア初の恐竜の化石を発掘

専門学校在学中、早稲田大学との共同調査で久慈市琥珀博物館へは何度も来ていた。久慈琥珀博物館の琥珀発掘体験場(付近)は9000万年前、まさに恐竜がいた時代の地層がある。
石賀さんは共同調査中、獣脚類の化石の一つを発見した。
肉食の恐竜リカルドエステシアの歯の化石である。
この時、リカルドエステシアの化石が見つかったのはアジア初だという。

久慈市ポスターにも描かれている「リカルドエステシア」

そんな縁もあり、専門学校卒業後、久慈琥珀株式会社に就職。現在は「博物館グループ」に属し、久慈琥珀博物館の受付業務などを行っている。

久慈暮らしのいいところ

「まだ博物館の人以外とあまり接していませんが、人があったかいです。あと空気も綺麗だし、水道水も美味しいと感じます。街灯が少ないので夜は星がよく見えます」

久慈の暮らしの残念なところ

「夜暗いです!(星は見えるが)…3月中旬に久慈に来たんですけど、寒い!あったかくしてほしい…」
(恐竜大好きボーイは恐竜同様、暖かい気候が好みなのか・・・)

久慈琥珀博物館の魅力

「琥珀は映画『ジュラシックパーク』にも登場していて、恐竜時代の琥珀といえば久慈の琥珀なのですごいと思います!また、琥珀の採掘体験場は実際の地層から採掘できるという、貴重な体験ができる場所で『ここにしかない!』と思っています」

夢・展望

「大きな恐竜の化石を発掘したいです。今後も調査はしていきます。いつか『恐竜を歩かせたい』と思っていて、3DCGソフトを使って動かしてみたいです」

さかなクンよろしく、まさに”好きに勝るものなし”。
そのエネルギーで久慈市を明るくしていってほしい。

久慈琥珀博物館

久慈琥珀博物館

〒028-0071 岩手県久慈市小久慈町19-156-133
開館時間 9:00~17:00 入館は16:30まで
休館日  年末年始(12月31日~1月1日)・2月末日
利用料金 大人 500円(400円)
     小・中学生 200円(150円)
     ※()は団体料金(20名以上)
電話  (0194)59-3821※代表番号(直通:9:00~17:00)
HP    https://www.kuji.co.jp/


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